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        MIWA MOTOJIMA

        「“シンプル”が一番カラダを美しく見せてくれる」

        東京都出身。2001年、新国立劇場バレエ研究所に第一期生として入所し、2003年、新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。サントリー「DAKARA」CMでの演技力が評価され、ACC賞特別賞(ベスト演技賞)を受賞。2011年、プリンシパルに昇格。2018年、「浅草バレエスタジオ」をスタート。

        6歳で、クラシックバレエの世界の扉を開いた本島美和さん。すでにバレエをやっていた従姉妹が手紙に描いてくれたバレリーナの絵に憧れた。真剣にバレエに取り組むようになったのは、同年代の子供たちが多数出演していた『くるみ割り人形』の舞台を観てから。週1回だったレッスンが1年ごとに週4、週5、そして毎日となっていった。

        高校生の頃にはすでにプロを志し、20歳で日本初の国立バレエ団を有する新国立劇場の研究所のオーディションを受け、見事合格。一期生として入所し、2年間、バレエを多角的に捉えるための座学を含め、研鑽を積む。バレエ団入団後は才能を開花させ、最高位であるプリンシパルにまで登り詰めた。「新国立では最年長。その私がプリンシパルとして、力を抜き、しなやかに生きる姿を若い子たちに見せることに意味があるのではと思っています」

        2016年から、DANSKINとアドバイザリー契約を結び、快適で美しいレオタードの開発など、自分らしくいたいと願う女性をウエア面からサポートする。「こだわっているのは、動きを邪魔しない生地の柔らかさ。デザインは、ごくシンプルに。“シンプル”が一番カラダを美しく見せてくれると思うんです」