Goldwinは、佐々木明選手とアスリートサポート契約を締結しました。
佐々木選手はスキーレーサーとして、ソルトレークシティーオリンピックに初めて出場し、その後、トリノ、バンクーバー、ソチの4大会連続でオリンピックに出場しました。また、世界選手権出場、アルペンスキー・ワールドカップを転戦し、日本人として最多の3度の表彰台に立つ偉業を成し遂げています。
アルペンスキーからの転向後は、フリーライドスキーヤーとして世界の山々を滑り、撮りためた映像を2021年に発表し注目を集めました。一方、スキー関連事業やジュニアスキーヤー向けイベント、日本のアルペンナショナルチームのコーチに就任し、将来のオリンピックアスリート育成を目指した活動も行ってきました。
レースを離れアルペンスキーとは違うスキーやスキー業界の様々なことを経験する中で、再度、自分自身がアルペンレースで2026年開催のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの出場を目指す、新たな挑戦を決意しました。
Goldwinと佐々木選手は、この挑戦を実現するためのパートナーとして手を結びました。Goldwinは、会社として70年余り積み重ねてきたノウハウ、スキーとともに歩んできたブランドの経験を基に、妥協のない先進的な開発によって製品を提供し、佐々木選手をバックアップしていきます。
佐々木明 / ささきあきら
1981年9月26日 40歳
出身地:北海道大野町(現北海道北斗市)
Instagram:@akiraexploring
【主な戦績】
・FIS アルペンスキーワールドカップ(2002~3シーズンから2009~10シーズン)
SL種目入賞回数:2位3回, 4位1回, 5位2回, 6位2回, 7位4回, 8位1回, 9位4回
・アルペンスキー世界選手権大会(2000~1シーズンから2012~13シーズン) 出場回数:7回
・オリンピック アルペン種目 出場回数:4回
【佐々木明選手のコメント】
<新たな挑戦について>
6万人からの声援の頂点に立つために。アルペンスキーからの転向。転向を機に心の中にしまい込んでいた、ある感情に気づきました。2014年ソチオリピックから、僕は「転向」という言葉を使って、アルペンスキーの舞台から降りました。
それから8年間。僕は、「気持ちの良い生活」と「幸せな思考」でスキーやサーフィン、スノーボードに接していました。一方で、まだまだ山で未熟な僕は山の先輩達や山にしっかりと向き合っているみんなのように、自分を追い込めていなかったことに対し、不安が募るようになっていきました。僕が今ギリギリのタイミングでできる最大の挑戦はなんなのだろうかと考えた3年間。薄々は気がついていながらも、勇気がなく心の中にしまい込んでいた答え。それがレースの世界に復帰をすることでした。
山の世界でフリーライディング、スノーボードの仲間達にいろんな世界を見せてもらいその中で成長もしてきました。そんな仲間達やカルチャーの中でやってきたことが、そのスキルが、人生が一つであると言うことと同じように、またアルペンスキーと言う世界で必ず活きるという証明をしたい。みんなのやっていることが素晴らしいことだと証明できるように、自信を持って臨みたいと思っています。
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