Lean from nature. Prepare for disaster.
災害など、過酷な自然の最前線で活動されている
消防の現場から、
命を守るために備えておきたい
ことについて、プロにお伺いしました。
最上消防本部
警防課 防災係長 消防司令補
栗田 恵久 さん
Q.
栗田さんの業務内容を
詳しく教えてください。
A.
このように警防課では地域住民の方々が「安全・安心」に暮らせるよう、直接住民の方に目に触れない部分で支えています。
Q.
最上川での救助訓練を実施するうえで、
ポイントとしていることはなんですか?
A.
災害対応にあたる私達は想定外とならないよう、災害を想定して訓練を行い、少しでも災害現場に初めての事柄にならないよう、これはあの訓練で経験したことがあるという状況にしたいと考えます。訓練の中で少しでも似たような経験をしていれば、全く初めてではなくなるので、心に余裕や活動に余力が生まれます。その余裕や余力を大きくすることが安全な活動に繋がると考えます。
Q.
ヘリーハンセンのウエアを採用し、
現場において役立っていると
感じている点を
教えてください。
A.
Q.
プロからみて、自然災害で
怖いと感じる点を教えてください。
A.
実際、ヘリーハンセンのドライスーツを着装して出動しましたが、夜間の要請で水深は膝下でしたが流速は速く水難のフル装備であっても恐怖心がありました。日中の川の急流と違い、もし足を取られ流された場合に先が予測できない住宅地での急流では建物で流速や水深も変化しやすく、側溝や堰が分からなく急に流れが変わるため、通常の河川より先が読めない状況でした。
これが、一般の方が装備もなく避難するとなれば恐怖心は計り知れません。
Q.
栗田さんは助ける側になりますが、
“助けられる側”が
備えておくべきことはなんですか?
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心構えについて
A.
これは私達消防職員にも言えることですが、「対岸の火事」は遠くの災難は自分になんの苦痛も害もない無関心で終わりますが、「他山の石」は、自分とは直接関係がないことでも、自分のため考え活かすことになります。全国各地で起きている災害に他人事と思わず、自分自身が住んでいる街で同じ災害が起きたら?と、自分の立場に置き換えて考えてみるだけでも実災害が起きた時に一度考えたことがあれば、対応スピードも変わると思います。
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ウエアや道具について
A.
また、実際に外で活用することで必要な物を見直す良い機会となります。
Q.
最後に。
A.
特に水害の場合は、予測と準備と避難するまでに時間があります。明るいうちに気持ちと行動に余裕があり、安全なうちに避難することが大切です。
「逃げ遅れても消防が助けに来てくれるでしょ。」と、言われることがありますが、その状態では、助けられる側(住民)も、助ける側(消防・警察・自衛隊)も危険レベルが上がっています。悔しいことに人と資機材には限りがあり、同時多発した災害では全ての救助要請に対応しきません。
また、他の消防本部に応援要請してもすぐには駆けつけることはできないのが現状です。
当然のことですが、警戒レベルが上がれば危険レベルも上がります。
全てが危険な方向へ足を踏み入れる前に、このページを見ている余裕があるうちに、今一度避難のタイミングについて皆さんで考えてみてはいかがでしょうか。
注ぎ込まれたヘリーハンセンのアイテムは、
スポーツやアウトドアシーンだけでなく、
災害時の備えとしても活躍します。
Function
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ウェア本体を折り畳んで収納可能なスタッフサックが付属しています。未使用時にはコンパクトにできるため携行が可能です。
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生地表面にはっ水加工を施した素材を採用しています。
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透湿性を持ち合わせた防水素材を採用しています。
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特殊な加工により、臭いの元となる繊維上の細菌の増殖を抑える抗菌防臭素材を採用しています。
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リサイクルなど環境に配慮した素材の採用や、環境への負荷を減らす仕組みを取り入れた商品です。
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生地強度を保持する耐久素材を採用しています。
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リフレクトワッペンやリフレクトロゴの配置など、高い視認性を確保するデザインを採用しています。
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ウェア本体を折り畳んで収納可能なスタッフサックが付属しています。未使用時にはコンパクトにできるため携行が可能です。
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緊急時に使用できるホイッスルを付けています。
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優れた保温性により、暖かさをキープします。
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Wスライダー・ジップインジップ仕様のアウターウェアとミドルレイヤーをジップで連結、一体化することができます。
海や水から守る
発見・救助まで時間がかかることがあります。
だからこそ、ライフジャケットをはじめとした
アイテムは、品質、安全性、使いやすさなど、
全てにおいて高い信頼性が求められます。
Ocean Frey Jacketオーシャンフレイジャケット
HH12352 | ¥37,400 (tax in)
Helly Life Jacketヘリーライフジャケット
HH81641 | ¥14,300 (tax in)
アウトドアの機能で守る
災害時の服装で求められるのは
「保温性」や「通気性」、「速乾性」や「防臭性」など、
アウトドアのウエアに備わった機能です。
いつもの家とは違う厳しい環境で、
少しでも快適さをキープしストレスを
軽減させることは、
自然災害の現場において
とても大切な要素と言えます。
Ease Fleece Jacketイースフリースジャケット
HH52395 | ¥13,200 (tax in)
Kjerag Light Jacketイェラグライトジャケット
SOON
HH12469 | ¥33,000 (tax in)
いつでも持ち運べる
準備をする
いつでも持ち出せるようにする防災袋や
防災アイテムは、
容量、持ち運びやすさ、丈夫さ、
手入れのしやすさといったポイントで、
アウトドアのノウハウが詰まったアイテム
を選ぶことが、大切です。
WP Inflatable
Duffle Bag 45WPインフレータブルダッフルバッグ45
HY92470 | ¥49,500 (tax in)
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YKKのアクアシールを使って、
本体の気密性を高めている。 -
空気を吹き込むと本体が膨らみ、
一時的なな浮き具となる。 -
緊急時に頼りになります。
Helly Rain Suitヘリーレインスーツ
HOE12311 | ¥22,000 (tax in)
Raine Light Jacketレイネライトジャケット
HOE12312 | ¥18,700 (tax in)
落水などの被災時での捜索支援サービス。
「ココヘリマリン ヘリーハンセンモデル」
『ココヘリ』会員に貸与される発信機(ビーコン)からの電波を捜索隊が持つ専用受信機でとらえ、遭難者の位置情報をピンポイントで特定し救助組織(警察・消防)へ引き継ぎます。今回、ココヘリの強みである直接通信によるピンポイント捜索に加え、GPS搭載による広範囲の位置情報把握機能が追加された新型発信機が登場。ヘリーハンセンでは、山域のみならず海や河川でのアクティビティにおける水難事故を減らす活動としてココヘリとの協業をスタートします。フルレンジかつシームレスな位置情報特定により、年間約1,300件を超える「水難事故から命を救う」私たちの挑戦が始まります。
船員による落水者捜索・レジャーでのご家族による
初動捜索を始め、下図のドローン飛行艇運用による広域捜索などが期待されています。
1要救助者漂流
2GPS位置情報により広いレンジで位置情報を把握
3救命いかだ搭載ドローン飛行艇[1]が発信機と直接通信。ピンポイント位置特定
4ドローン着水。救命いかだを救助者近くにDROP
5救命いかだ上で一時避難(生存の可能性が大幅に高まる)
6救助船やヘリコプターで救出
[1]世界屈指の海難救助艇メーカー「新明和工業」では専用のドローン飛行艇を開発中。オールジャパンでの取り組みが現在急ピッチで進められています。