発売当初、ファイバーパイルは北欧の林業従事者に愛用されていました。日本でも自然の中で働く方々が着ています。世代を超えて受け継がれるものは、それぞれの時代の［今］を生きる人の意志によってうまれます。節目となる60年、この先により良いかたちで残していくために。福島県石川郡で3代に渡り森と向き合い、100年先の景色を考え林業を営む水野林業を訪ねました。

実際に着用している水野林業の水野廣人さんはファイバーパイルについて「着た瞬間から暖かい。冬場の山は寒く冷え込むものの作業しだすと汗ばむ、そのときに蒸れないのがすごい。だから、ずっと着ていたいんですよね。」と話してくれました。この優れた機能は誕生当時から今までほとんど変わっていません。これが変わらず60年愛される理由の一つです。

日本と同じく森林の多い北欧。
その北欧では“フリルフスリフ”という考え方があります。これは誰もがありのままの自然を感じ、アウトドア生活を楽しむことです。北欧では森が生活の一部となっています。
夏になればベリーを摘みに、秋になればキノコ狩りをしに森へ出かけます。木々に囲まれた空間に身を置けば深くリラックスでき、地球の恵みを感じられます。

豊かな森でゆっくりろ過された澄んだ水は川へ流れ、そして広い海へ。この水の循環が地球そのものです。
ヘリーハンセンのFROM OCEAN TO MOUNTAIN（海から山まで）の考えはファイバーパイルも伝わってきます。今までも、そして、これからも人々のアウトドア生活を豊かに。