icebreakerのメリノウールは、ニュージーランドの寒暖差の激しい過酷な高地で育まれ、温度調節や湿度管理、そして着心地に優れた天然繊維。寒冷期のアクティビティやライフスタイルで高いパフォーマンスを発揮し、それはレイヤリングによってより効果が高まります。今年も北海道の地で、4人のスキーヤー・スノーボーダーたちが、その時、そこにしかない感覚を求め、NATURAL PERFORMANCE LAYERINGで自然と向き合います。
NATURAL PERFORMANCE LAYERING HOKKAIDO WINTER 2022 - 2023 With
SKI TOURING / RUNNING
Philip John Howell
イギリス・リバプール出身。北海道のニセコエリアでスキーインストラクターとガイドとして活動。
SNOWBOARDING PHOTO SESSION
RUNNING / INDOOR
Briege McEntee
スコットランド出身。スノーボードコーチ、そしてジュエリーやスノーボードのデザイナーとしての一面も。
SNOWBOARDING PHOTO SESSION
CONTENTS
Scene
01
SKI TOURING
With
Philip John Howell
& Makenzie Robson
Day 1 上富良野・富良野岳
「私にとって、スキーは自由を与えてくれるものです。スキーは私が想像していなかったくらいに、私の人生を大きく変えました。毎日起きて、山に行き、自分自身を楽しむことができるようになりました。スキーは創造性を表現するものだと思います。山では、悲しいことや世の中で起こっていることを感じなくなるんです。なぜなら、この場所には自分と友人、そして自然と雪しかないからです。雪の状態や雪崩対策など、自分の限界を理解しながら自分を追い込むには、いい場所だと思います。だから、常に学び、向上し、そして、ただ楽しく、人生を真剣に考えすぎないようにしています」
ー Makenzie Robson
ITEMS
Day 2 上富良野・三段山
「1日目の富良野岳は、かなり風が強かったので、高い尾根には行かず、樹林帯に行くことにしました。すると、そこで本当に気持ちのいいパウダーを見つけたんです。素晴らしいターンが何回もできて、楽しかったです。2日目は同じエリアの三段山で、山頂に向かう尾根の裾までハイクしました。山頂付近は予想通り前日の風の影響を受けていて、そこからのラインは急勾配で凍っているところが多く、スピードも速くなり、怖さを感じることもありました。それでも尾根から滑り降りると、徐々にパウダーが深くなり、雪質も最高で、弾けるような浮遊感のある、厳冬期のような素晴らしいコンディションでした」
ー Philip John Howell
「私は寒がりなので、寒い状態から体を温めようとするよりも、かなり暖かい状態から冷えていくようにしたいと思っています。まず薄いベースレイヤーを重ね着して、天候や季節に応じて、長袖や半袖の防寒着を着ます。その上にパーカーやダウンジャケット、そしてシェルを着る。ダウンジャケットとシェルを脱いだり着たりすることで体温調節をしたいので、厚手のアウトドアジャケットは着ません。icebreakerは、まずとても暖かい。そして肌触りがよく、耐久性もあります。スキーツーリングの終盤になると、普段は暑くて汗をたくさんかきます。でもicebreakerはそうなることもなく、適度な温度を保ってくれると思います」
ー Makenzie Robson
ITEMS
Scene
02
SNOWBOARDING
PHOTO SESSION
With
Toni Rodriguez
& Briege McEntee
Day 1 ニセコ・五色温泉
「パウダースノーやバックカントリーを楽しむためだけの時もあるので、いつもというわけではありませんが、普段からカメラは持ち歩いています。大体ボディとレンズを1~2本を持ち歩いて、友人やクライアント、そして素晴らしい風景を撮影しています。スノーボードの撮影では、大きなスプレーが上がるパウダーターンや、まわりの景色がいいものを撮りたいと思うかもしれません。トリックが難易度の高い大技だったらなおさらです。でも、それもよいですが、私はその人がその風景を楽しんでいるその瞬間が好きです。その瞬間に起こっている感情や状況を捉えるのが好きなのです。それが一番好きなことですね」
ー Toni Rodriguez
TOP , HEADWEAR , NECK WARMER , GLOVE
ITEMS
Day 2 ニセコ・チセヌプリ
「実はスノーボードは6年前に始めたばかりなのですが、3歳の頃からスキーをやっていました。なので、小さい頃から山には親しんで育ってきました。スキーはずっと生活の一部でしたが、19歳の時にスノーボードに転向しました。パークも好きですが、日本に長く滞在している今、パウダーへの愛情を感じるようになりました。日本のパウダーはまるで別物です。世界のどことも違う。コンディションも質も量も半端じゃありません。パークとパウダーをミックスさせるのがとてもいいんです。スノーボーダーとして、ひとつのことにこだわる必要はありません。レーサーである必要も、フリースタイラーである必要もないのです。スノーボードが素晴らしいのは、そのすべてを1つに融合させることができるところです。フリースタイルをバックカントリーに持ち込むこともできるし、その逆もできるんです」
ー Briege McEntee
「初日はフリースタイルの飛び系を撮りたかったので、小さなキッカーをつくれるところを探しました。ゴールデンアワーは1時間程度の短いチャンスしかありませんでしたが、黄金色に輝く夕日の中でいい写真を撮影できました。だんだん寒くなってきて、太陽の光が弱まってくると、着地の際にどんどん表面が凍って硬くなっていきました。ちょ っと硬すぎるんじゃないかと心配でしたが、Briegeの滑りは終始よかったです。2日目はチセヌプリのあたりを少しハイクしました。その日はかなり暖かくて、春のシャバ雪で楽しいコンディションでした。重すぎず、抵抗がなく、速くて気持ちよかったです。本当にいい時のサーフィンのような感覚でした。撮影するのも滑るのも、とても楽しく気持ちのいい日でした」
ー Toni Rodriguez
photo by Toni Rodriguez
ITEMS
Scene 03 RUNNING With Briege McEntee
倶知安町
「icebreakerのベースレイヤーにとても感心しました。インストラクターは、ベースレイヤーもソックスもあっという間に使い切ってしまいます。常に消耗してしるんです。でも、icebreakerのアイテムの耐久性は、本当に信頼できると思います。そして着心地もよく、特にバックカントリーに行く時は、ベースレイヤーの影響で動けなくなるような感覚は味わいたくありません。自由に動ける状態でありたいものです。また、汗をかきすぎないように通気性も重視しているので、その点でも快適です」
ー Briege McEntee
ITEMS
Scene 04 RUNNING With Philip John Howell
蘭越町
「icebreakerのアイテムは、万能選手のようなものです。暖かく、通気性も良く、私好みの着こなしができます。派手ではないですが、上品な感じがします。性能、見た目、肌触り、本当に細かいところまで手が行き届いています。スキーを終えて、山にいない時でも、家にいる時も、カフェやバーに行く時も着続けています」
ー Philip John Howell
ITEMS
Scene 05 INDOOR With Briege McEntee
ITEMS
SNOWBOARD WORKSHOP
「スノーボードのデザインは『Island Snowboards』のOWAINとSTUにメッセージを送ったことから始まりました。Island Snowboardsは地元の資源を使い、すべて手作業で、ゼロからボードをつくっています。本当に面白いプロセスです。新しいモデルの『Deep Psyche』は私がデザインしたものです。すごく遊び心があって、パウダーのパークでカービングができる大好きなボードです」
ー Briege McEntee
ITEMS
3月の春パウダーを狙い
2週間前から天気予報をチェックしていた。
前日に山岳エリアでの降雪が期待できた。
富良野岳へ向かう途中、
車窓から新雪に覆われたカラマツ樹林の光景に、
一瞬目を奪われた。
車を停め、高まる興奮を抑え、
蒼く凍える白銀の世界に歓喜した。
『What an amazing powder day!』
Photographer / Cinematographer
嶋貫泰至
Yasuyuki Shimanuki
BLAU production代表。1980年生まれ。北海道出身、ニセコ在住フリーランスフォトグラファー兼シネマトグラファー。幼少期に設計士の叔父の影響で高校・大学では建築を専攻。その後2年間、イギリスの大学院にてPgDipを取得し建築やアートを学ぶ。19歳の時にニュージーランドでワーキングホリデーの旅を通じ英語や海外文化を学び、ニュージーランドの原始的な自然に魅了され独学で写真を始める。現在は、ニセコを拠点に、国内国外問わず、スキー写真・映像撮影を中心に活動している。
Art Direction, Design: Shinpei Onishi
Photo & Movie: Yasuyuki Shimanuki
Web development: VISUAL AND ECHO JAPAN
Edit, Text: Media Surf Communications Inc.