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        #夏こそウール
        03 メリノで夏を楽しむ人々 瀬戸田|広島

        YUTA OKA
        岡雄大

        Staple Inc.

        ( PROFILE )

        株式会社Staple代表取締役。岡山に生まれ、米コネチカットと東京で育つ。大学卒業後は、スターウッドキャピタルグループの東京及びサンフランシスコオフィスで不動産やホテルブランドへの投資業務に従事。その後シンガポールで独立し、ホテルブランドへの投資戦略や経営企画に関するコンサルティングを行うが、2019年からはStapleの本格稼働を開始。広島・瀬戸田と東京・日本橋に拠点を置き、都市一極集中ではない社会を見据えた場やまちの企画・開発・運営に情熱を燃やす。

        icebreakerというブランドはご存知でしたか。

        数年前にicebreakerの靴下をいただいたことがあったのですが、とても良かったので、それ以来Tシャツと靴下を愛用しています。Tシャツはベーシックなデザインなので、ジャケットの時でも、短パンにサンダルの時でも、着ることができるものいいですね。地方での仕事が多いので、行く場所によって気候も違って、暑い時にはサラサラしていて気持ちがいいけど、肌寒くなったら2枚重ね着すると暖かいという機能的な面も気に入っています。

        岡さんは複数の場所でプロジェクトをされているので、移動が多い印象です。

        おそらく年の半分は移動していて、その中で出張先ではジャケットを着ることも多いのですが、それを脱いで緩める時でもそのまま着ることができるものかどうかを服を買う時にはいつも考えていて、一日着るとしわになってしまうようなTシャツだと合わないんです。それと移動中の飛行機や新幹線、旅先の飲食店だったり、場所によってのにおいがあると思うのですが、icebreakerのTシャツはそういうにおいがまとわりつかないし、残りにくいのではというのが使っていての印象です。

        出張先で運動はしますか。

        ランニングをすることが多いです。ほかにはリフレッシュのために山に入ったり、ここ瀬戸田では海沿いを自転車で走ったりして、そういう時にも着ています。特にランニングは瀬戸田でマラソン大会(せとだレモンマラソン)を主催していて、自分も参加していますし、マラソン大会は瀬戸田に限らず出場しています。それに土地々々を自分の足で見て回る時には、歩いて回るより、実は朝のランニングがちょうどいいんです。そこでの発見や街の人とのコミュニケーションが活きてくる。自分の仕事と直結しているので、ランニングは大好きなアクティビティですね。出張の時に荷物を減らすためにも、仕事でもランニングでも両方着ることができる服は重宝します。

        今回の撮影地である瀬戸田では、地域に根を下ろして、ホテル、旅館、銭湯、カフェ/食堂、セレクトショップ、ワークスペースなどを運営されています。岡さんにとって、ここはどんな場所ですか。

        この街は昔から海の交通で成り立っていた地域で、ひととものが入れ替わり立ち替わり入っては出てという場所だったからか、もちろん最初からすぐにというわけではないですが、外から来た自分たちに興味を持ってくれて、受け入れてくれました。
        僕がここに来るペースは月に一回ほどなのですが、その間もスタッフのみんなが地元の人とコミュニケーションを取っていて、僕のことも話してくれていたりするので、僕が来た時には街を歩いていると「最近息子さんがパパって言ったらしいね」とか話しかけられたりします。至るところであいさつが交わされていて、いまは地元の人が「おかえり」と言ってくれる。そうすると故郷のような気持ちになる。それは僕にとってとても大事なことです。

        最後に、今年の夏の予定を教えてください。

        家族三人で北海道を函館から知床まで旅する予定です。息子がいま一歳半で、普段は東京の目黒区に住んでいるのですが、街もいいけど、自然のなかでいろんなものに触れさせてあげたいねと妻と話しています。

        メリノで夏を楽しむ人々
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