DEBUT!!

THE NEW STANDARD

macpac HESPER 50 HARPER 40

Hesper 50

ヘスパー50

Hesper 50

¥36,300 (税込)

MM62200

カラー リード
重量 S2/約1,190g S3/約1,230g
容量 52L(S2/S3)
Overview
Function
Fabric
Impression

頑丈でロングライフなプロダクトに定評のあるmacpacから、
軽量タイプのパックが新登場。快適な背負い心地はそのままに、
ULスタイル に求められる機能と拡張性を備え、
日帰りから長期テント泊まで幅広く対応。
スタイルや目的に合わせて自由な使い方が楽しめる、
シンプルかつ汎用性に優れたパックです。

容量 52リットル
重量 S2/約1,190g S3/約1,230g
1

通気性と背負い心地を高めた
バックパネル

背中との接地面にはメッシュ、背側には波型に成型したEVAフォームを配置。空気の流れが蒸れと疲労を軽減します。

2

軽量かつ快適さを追求した
ショルダーハーネス

軽量でクッション性に優れた独自のハーネスシステムHeliumAirを採用。メッシュ生地が汗を拡散させてドライな状態を保ちます。

3

背負い心地と安定性に優れた
内部フレーム

背中の曲線に合わせてカーブさせたアルミニウム製の支柱は取り外し可能。荷物の片寄りを防ぎ、重量を分散させて快適な背負い心地を保ちます。

4

取り外し可能な
トップリッド

底部に小物収納用ポケットの付いた雨蓋は取り外し可能で、ロールトップ仕様の軽量パックとしても使用できます。

5

大容量サイズ
3つの大型スタッシュポケット

フロントと両サイドに伸縮メッシュ生地を使ったポケットを配置。トレッキングポールやレインウェアなど、頻繁に出し入れしたいギアを便利に収納できます。

6

安定性を向上、着脱可能な
ウエストベルト

荷重を腰で支えるウエストベルトが肩への負担を軽減。裏面は通気性に優れたメッシュ生地で通気性を確保。取り外しも可能です。

7

小物類の収納に便利な
スタッシュポケット

ウエストベルトにはカメラやスマートフォンなど、すぐに取り出したい小物が収納できる伸縮素材のスタッシュポケット。

8

500mlのボトルが収納できる
ポケット

ショルダーハーネスには伸縮素材のスタッシュボケットが付属。取り外し可能で、500mlのソフトフラスクなどが収納できます。

Body 100D Ripstop Nylon
( 81%Recycled、19% Virgin with UTS coating )
Bottom 210D Nylon(100%Recycled bluesign® approved)
Backpanel EVA
Harness System HeliumAir
Size Persons back Length
  • S2 45cm-52cm
  • S3 50cm-60cm
  • W1 37cm-44cm
  • W2 43cm-49cm
森山 伸也

森山 伸也

軽くなってもmacpacらしい背負い心地は変わらない。体の曲線に合わせた軽量フレームを背面に内蔵し、荷重を肩・背中・腰へとバランスよく分散してくれる。だからいつも安定し、重さを感じない。
背中に触れるパネルは通気性に優れ、熱がこもりにくいHeliumAir。背面の長さに合わせて2サイズから選ぶことができるのは、パックブランドならではのこだわりだ。
ロールトップ&ワンバックルの開閉システムもスムーズかつシンプルで気に入った。レインカバーは持たずに、濡れて困るものは内側で防水するスタイルがしっくりくる。軽いくせにバックパックに求められる機能を全て持っている。容量52ℓのボリュームは軽量化を意識したテント泊登山にマッチして、いい線ついてくるなーと感服した次第。

Journal

Hesper 50

森山 伸也

フリーランスライター。新潟県在住。
アウトドア雑誌を中心に執筆活動を行う。著書に『北緯 66.6° ラップランド歩き旅』(本の雑誌社)。

生きるために必要な衣食住をバックパックに詰めて、寝泊まりしながら自然の中を移動する。そんな浮世離れしたインディペンデントな行為に20年以上魂を抜かれ続けている。赤道直下のジャングルからオーロラが踊る北極圏まで、バックパックひとつで世界中を歩いてきた。もちろんmacpacが生まれたニュージーランドも。
世界中どこへでも歩いて行ける。
この事実こそ、ぼくらがバックパッキングにハマる真義であろう。

6月上旬、アイヌの人々がカムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」と呼ぶ大雪山を歩く機会に恵まれた。無雪期は約10年ぶりの再訪だ。
日本津々浦々の山々を歩いてきたが、大雪山はいろいろスペシャルな山域である。大雪山の年間平均気温は−3.8℃で、緯度が高いため森林限界は1,400mと低く、標高1,610mの旭岳ロープウェイの山頂駅から一歩踏み出せば、一瞬で天空の人となる。故にカムイミンタラは「北海道の屋根」とも呼ばれる。さらに、大地の割れ目から噴煙をあげる火山。闊歩するヒグマたち。目まぐるしく変わる天候。このようにあらゆる危険が潜んでいて、気軽に足を踏み入れてはいけないプレッシャーが四方八方からのしかかり、入山者の本能を覚醒させるのだ。

のっけからカムイミンタラの洗礼を浴びた。旭岳ロープウェイを下りると視界わずか10mほどしかないホワイトアウト。大小の溶岩石が転がるガレ場なので、踏み跡がなく道が不明瞭だ。午後には好転するという天気予報を信じて標高2,290m、北海道の最高地点旭岳をめざした。気温が高く、風がないのが救いだった。

ガスの奥にようやく山肌が見えたのは、歩きはじめて3時間後のことだった。雪渓をまとった火山群が、雲に浮かび、空をつんざく。色とりどりの高山植物のうえを氷河期の生き残り、エゾナキウサギが走った。長い冬を耐えた命が一斉に爆発する大雪の初夏は、パワーで漲っていた。誰ひとりとして会うことなく、目的地の白雲岳避難小屋に着いた。小屋開けまえの避難小屋はきっと貸し切りだろうと思いきや、二階はいっぱいで一階のスペース半分しか空いていない大盛況。隣人に挨拶をして、靴を脱ぎ、荷を解き、マットに空気を入れて背負ってきたビールを飲む。長方形の窓には、雪渓がランドスケープを際立たせる山並みが写り、絵画のようだ。

食料と燃料さえあれば、どこまでも歩いていける。トムラウシ山を越えて、十勝岳へ。ここではすべてが自分の判断と経験に委ねられている。この自由を感じる瞬間が、なんともたまらなく好きだ。
避難小屋の二階から凄まじいイビキが轟くと、窓には満天の星が輝いた。ソーラーランタンの明かりで北海道大学山岳部OBの米山悟さんが書いた『冒険登山のすすめ――最低限の装備で自然を楽しむ』(ちくまプリマー新書)を読む。カムイミンタラに登山道が整備される以前のことや、大雪山の冬の厳しさを知る。

翌朝、青空のもと、有毒温泉を見下ろしながら御鉢まわりを満喫し、旭岳から下山していると、ロンドンから遥々やってきたという外国籍の男性に出会った。背中には20年以上使っていると思われる旧ロゴのmacpac。嫉妬するほど貫禄が滲み出ている。
両親から譲り受けたものだろうか?
あの黒いシミはなんだ? 
これまでどこを旅してきたのだろう?
いいモノには物語がある。
「Hesper 50」の物語は始まったばかりだ。

Harper 40

ハーパー40

Harper 40

¥30,800 (税込)

MM62204

カラー グレープ
重量 W1/約1,000g W2/約1,030g
容量 40L(W1/W2)
Overview
Function
Fabric
Impression

女性のからだの曲線に合わせたショルダーハーネスと内蔵フレームが抜群の安定感を実現。
ロールトップ仕様のシンプルなつくりで荷室へのアクセスも容易。
荷物に合わせて調節できるコンプレッション機能が歩行時の安全性をより高め、
デイハイクからロングディスタンスまで、多目的に対応します。

容量 40リットル
重量 W1/約1,000g W2/約1,030g
1

通気性と背負い心地を高めた
バックパネル

背中との接地面にはメッシュ、背側には波型に成型したEVAフォームを配置。空気の流れが蒸れと疲労を軽減します。

2

軽量かつ快適さを追求した
ショルダーハーネス

軽量でクッション性に優れた独自のハーネスシステムHeliumAirを採用。メッシュ生地が汗を拡散させてドライな状態を保ちます。

3

背負い心地と安定性に優れた
内部フレーム

背中の曲線に合わせてカーブさせたアルミニウム製の支柱は取り外し可能。荷物の片寄りを防ぎ、重量を分散させて快適な背負い心地を保ちます。

4

大容量サイズの
スタッシュポケット

フロントと両サイドに伸縮メッシュ生地を使ったポケットを配置。トレッキングポールやレインウェアなど、頻繁に出し入れしたいギアを便利に収納できます。

5

安定性を向上、着脱可能な
ウエストベルト

荷重を腰で支えるウエストベルトが肩への負担を軽減。裏面は通気性に優れたメッシュ生地で通気性を確保。取り外しも可能です。

6

小物類の収納に便利な
スタッシュポケット

ウエストベルトにはカメラやスマートフォンなど、すぐに取り出したい小物が収納できる伸縮素材のスタッシュポケット。

7

500mlのボトルが収納できる
ポケット

ショルダーハーネスには伸縮素材のスタッシュボケットが付属。取り外し可能で、500mlのソフトフラスクなどが収納できます。

Body 100D Ripstop Nylon
( 81%Recycled、19% Virgin with UTS coating )
Bottom 210D Nylon(100%Recycled bluesign® approved)
Backpanel EVA
Harness System HeliumAir
Size Persons back Length
  • S2 45cm-52cm
  • S3 50cm-60cm
  • W1 37cm-44cm
  • W2 43cm-49cm
黒澤 祐美

黒澤 祐美

今回常に思っていたのは、クラシカルな面持ちのmacpacは旅が似合うということ。旅は晴ればかりじゃない。霧の日も、小雨の日も、曇りの日もある。そんないかなる天候も物ともしない安心感がmacpacにはある。懐の深さは機能面でも感じられた。
ニュージーランド南北3000kmを縦断するテ・アラロアトレイルでテストされたというHarper40には、長距離の縦走に耐えうる機能がいくつも備わっている。それをとくに感じたのは、身体に沿うように曲線を描いたワイヤーフレームの存在だ。たっぷり荷物を詰めても重心がぶれにくく、安定感がある。このフレームが自立してくれるので、パッキングや休憩中の荷物の詰め替えがスムーズにできる。
何度か縦走を共にしたULのザックと比べて重いのではと予想していたが、さすがはファストパッキングシリーズ、8時間近く歩いたあとでも肩の痛みや重さは感じなかった。今夏、1週間ほどかけてめぐる四国の旅のパートナーは、迷わずこのHarper40になりそうだ。

Journal

Harper 40

黒澤 祐美

編集ライターとして東京で活動したのち、2021 年長野の八ヶ岳山麓に移住。森の価値を高めるプロジェクトをデザインする「yaso- ヤソ- 」@yaso_project の企画、PR を務める。夏は登り、冬は滑る。

20年前、当時10代後半だった私はニュージーランドのオークランドにいた。初めての海外で極度の緊張から寝不足が続き、大あくびをしながらスクールバスを待っていると、長いブロンドヘアを頭のてっぺんで無造作に束ねた彼女が現れた。その日の空と同じスカイブルーのタンクトップに、レモンイエローのショートパンツ。登山靴と大きなバックパックは、使い込まれた中にも清潔感があった。
「これから山へ行くの?」
気が付くと、まだ拙い英語でそう話しかけていた。

伝わるか伝わらないかはどうでもよかった。ただ彼女が今から向かう場所を、目的を、知りたいと思った。 「いいえ、今日はハミルトンに住む叔母に会いに行くの。でも、ミルフォード・トラックなら歩いたことがあるわ。あなたも知ってる? それはもう素晴らしい場所なの」 ゆっくりと丁寧に、かつ簡単な言葉を並べて彼女はそう答えてくれた。そのあとの会話はもう覚えていない。けれど、会話のなかで何度も繰り返された「ミルフォード・トラック」のワードと、バスを降りて去ってゆく彼女が背負っていたバックパックに刻まれた「macpac」のスペルだけは、持っていたメモ帳にすぐに書き留めた――。

北海道の最高峰である旭岳の中腹で、目の前を歩く森山伸也さんが背負うHesper50を眺めながら、ふとそんなことを思い出していた。この日は雨こそ降っていないものの、あたり一面霧に覆われ、風景どころか10m先の仲間の顔すらよく見えない。でも、それでよかった。登山の経験値が上がるほど日常と山がシームレスにつながり、最近は日々の雑事を頭に残したまま山に入ることも増えていた。だからこそ、自分の足が刻むリズムと、呼吸と、思考に意識を向けざるを得ない霧の中は、こなすべき物事の順序を整理することに集中できてむしろありがたかった。

勢いよく雲が流れ、突然目の前のガスが切れたのは、間宮岳分岐から北海岳へ向かう稜線でのことだった。雪渓が残る山々が連なり、果てしなく続く登山道の先は分厚い雲の中に吸い込まれている。足もとに広がるのは、煉瓦色や橙色に変色した火山岩のグラデーション。本州の山では見ることができない圧倒的な光景に、旅を実感した。しぶとい霧はいじわるにまたすぐ行く手を遮ってしまったが、不思議なことに、この稜線で見た一瞬の景色が、濃い記憶として残っていると気付いたのは旅から帰ってからのことだった。

白雲岳避難小屋に着く頃には霧はいつの間にか消え、青空が広がっていた。小屋に入りバックパックを下ろし、適度に伸びを挟みながら寝床を確保する。フリーズドライのカレーを食べ、ビールで喉を潤し、ようやく床に着いたのは夜8時。外はまだほのかに明るい。そうか、もうすぐ夏至がやってくる。

朝4時に目が覚めると好天は続いていた。午後からの雷雨を避けるために早くから荷物を詰め、もと来た道を若干急ぎ足で戻る。あたりを見渡すと、前日とは同じルートとは思えぬ光景に心が躍った。まだ控えめに存在を主張しているエゾツノガザクラの群生、背の低い木々の間と岩の間をちょろちょろと駆ける野うさぎ、そして山々の連なりを繋ぐ一本のトレイル。きっと10日、1ヶ月、半年先には、今とまったく表情が異なる景色が待っているはずだ。

次に大雪山を訪れるときには、数日間縦走できる装備をバックパックに詰め込んで山野を跋渉しよう。そうやって旅を続けていれば、いつかまた、10代の私にロングトレイルの存在を教えてくれたあの彼女に出会うことができるだろうか。遠い異国の地に思いを馳せながら、ゆっくりと山道を降りていった。

Products

Hesper50

ヘスパー50

Hesper 50

¥36,300 (税込)

MM62200

S2/約1,190g S3/約1,230g
52L(S2/S3)
Harper40

ハーパー40

Harper 40

¥30,800 (税込)

MM62204

W1/約1,000g W2/約1,030g
40L(W1/W2)