TRAMPING NEW ZEALAND

ヒーロー画像

「野外で過ごした時間が人生をより良く変える。
そのために役立つ、丈夫で長持ちする道具をつくる」

アウトドアブランド macpac創業者ブルース・マッキンタイアが創業時に定め、現在もなおブランドのDNAとして引き継がれている指針は、ニュージーランドの豊かな自然から生まれたものです。太古の自然と希少動植物が命をつなぐ南海の島国。そこには、どんな景色が広がっているのでしょう?ニュージーランド国民に愛されるアクティビティ〝トランピング〟を体験した2人のストーリーを通じて、その答えに迫ってみました。

トランピングとは?

英語のTrampには「力強く歩く」「放浪する」などの意味があり、山小屋を渡り歩くようにハイキングすることを、ニュージーランドではトランピングと呼ぶ。

RYOHEI KAMIDE

企画から撮影までを手がけたドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』がNetflixで世界に配信されて一躍時の人となった映像作家の上出遼平さん。音声コンテンツや動画番組のプロデューサー、著作家としてもご活躍です。登山をモチーフにした小説を発表するほどハイキング・カルチャーにも精通されている上出さんに、ニュージーランドでのトランピング体験について語っていただきました。

ふたりで歩いたニュージーランド

今回、僕が妻と二人で歩いたのは、北島の西海岸に位置するエグモント国立公園内に聳えるタラナキ山(別名・エグモント山)の周囲をぐるっと一周するコースです。
ニュージーランドには仕事で何度か来たことはありましたが、山を歩くのは今回が初めて。2022年の年末から2023年の年明けにかけての5泊6日。なぜ、ニュージーランドだったかというと、われわれ夫婦には「年越しは山で過ごす!」という取り決めがありまして。北半球では冬山登山になるので厳しいけれど、季節が逆のニュージーランドは良さそうだな、と。そんな具合に、いろんな条件が合ったのが、このコースだったんです。5日間で降りて来れるスケジュール、スタート地点がゴール地点でもある周回コースであること。また、山麓には亜熱帯的な環境が広がっているけれど、標高を上げれば山岳らしい状況になるなど、いろんな楽しみ方ができそうだということで選びました。タラナキ山は日本の富士山みたいな単独峰で、その周辺をぐるっと一周するルートが「アラウンド・ザ・マウンテン・サーキット」、AMCとも呼ばれていて、そういうところも、なんかいいなと思って。

好きな道を歩めばいい

山には以前からふたりで、よく出かけていました。海外の山は新婚旅行で歩いたアメリカのジョン・ミューア・トレイルぐらいですが、国内では長めの休みをとって山歩きを楽しんでいます。なるべく長く山のなかで過ごしたいから、1回の山行に5日ぐらい費やすのが基本で、自分たちの足でなるべく遠くまで行くというのを旨としています。
僕は西東京出身なので、子供の頃から雲取山は何度も歩いているし、六甲山を縦走したり、高知の石鎚山を目指して辿り着けなかったこともありました。けっこう辿り着かないんですよ、我々、最初に設定したゴールに。あらかじめ地図を見て時間を見積ったりもするけれど、結局、朝キャンプサイトでノンビリしすぎて歩き始めるのが遅くなっちゃったり。そもそも自分たちの能力を買いかぶりがちなので、なかなか思い通りにはいかないんです。それですぐに離脱して、どこかに楽しそうなキャンプ場や良さそうな宿がないかなと予定を変更するんですけど、あとで振り返ってみると結果それが良い旅になったりするというのが、我々の経験則。競技スポーツをしているわけじゃないから、それはそれで良し。そのときに心地よい選択をすればいい、みたいな感じでやってますね。

危機に陥る思考回路

タラナキ山は途中でルートを間違えて、一周できたけど、かなりしんどい旅になりました。歩き始めから2日目の12月31日の夜に遭難して、ビバークしながら新年を迎えました。山を舐めてかかっていたんですね。歩き始めは日本の登山道のように砂利道で歩きやすいんですけど、だんだんと様相を変えていく。エグモント国立公園は実は最も遭難事故が多いということを、下山してから地元に人のから聞きました。このサーキットは何パターンかルートがあって複雑で、道も荒れていたりするので、特に初心者は道に迷いやすいらしいんです。標高を上げるルート、低いところを歩くルートと別れているけど、ご想像の通り山の下の方へ行けば行くほど距離は伸び、なおかつジャングル化していくんですね。ビジターセンターで山の模型を見ながら「低いほうの道には入ってはいけない」とレンジャーから説明を受けていたのに、すっかり忘れちゃっていたんですね。3、4時間ほど歩いて、「あ、これ間違えてる?」と思ったんですけど、それだけ歩いちゃうと引き返したくないじゃないですか。この先のルートがどれだけハードかは未知数だが、このまま進めば意外と行いけるかもしれないという希望的観測が働いて。実はこれ、まさに遭難に陥る典型的な思考回路なんですけど。それで何が起きるかというとオーバーグロウといって、生えまくった草木に覆われて道が探せなくなるんですね。進むべき方向を指し示してくれるオレンジ色のトレイル・マークも苔で覆われていたり、足元に倒れた木にそのマークがついていたりしたのを見て、ようやく「これは、やばい…」となりました。
途中で妻は泣いてましたね。泣いていたし、ちょっと開けたところへ出たときに「もうだめだー!」と叫びながら急に走り出して、バターン! と転んだりして。「あぁ、人は本当に追い込まれると、もう、その方向が正しいか正しくないかは、どうでもよくて、〝ここではないどこか〟へ行きたくなるんだな」ということを観察によって学ぶことができたという。貴重な体験でしたね。

ぼくらが山へ向かう理由

本当にツラかったですね。これほど一刻も早く山を降りたいと思ったことはなかった。それくらいツラい山行でした。
それだけツラい思いをしても再び山へ向かいたくなる理由は、いくつかあるけれど、ひとつは「本当にダメだ!」という経験をして下山したあとのビールやシャワーの桁違いの喜ばしさ。これのためにやってるといっても過言ではないくらい。
それと、山では「自分で生きることができるんだ」という自信を取り戻せるというのがあると思うんですね。山を何日も歩き続けて、生きて帰ってこれたときの歓び。そうした感覚は都市に暮らせば暮らすほど失われていって、すぐに人は傲慢になるんですけど、自分の足と身体と脳みそを駆使して生き抜く力を取り戻せるんだということを、山では肉体を通じて実感できるのが嬉しいんだと思うんですね。
そもそも山登りって明確な何かの目的のためにやるのではなく、ただ登っているだけの、いわば意味のない行為じゃないですか。何かのために山に登るわけではない。それは人生も一緒ですよね。人は何かをするために生まれてきたわけじゃなく、たまたま生まれてきて、たまたま生きている。それなのに、今の僕らが暮らしている世界では意味のないことは排除されがち。意味のないことは悪きこと。「それ意味ないじゃん」と、罵倒や蔑みの言葉になっている。でも、そもそも僕らの存在の意味なんて、誰もわからないわけじゃないですか。なにをするにも意味が必要だということだらけの世界で生きていると、息苦しくなるのは当たり前ですよね。そういう時に本当に意味のないことに全身全霊をかけるということが、心になにか良い影響を与えると思うんですよね。心が開放されるというか。

そういう国です、ニュージーランドは

僕らが歩いたような一部の過酷な山を除けばニュージーランドは過ごしやすいし、自然も豊かだし、本当に素晴らしい国ですね。生態系のバリエーションが豊富で、それらが1箇所のエリアにコンパクトに収まっているから、ルート選びさえを間違わなければ気持ちの良い山歩きができます。人間の生命を脅かす熊などの生き物がいないから、相対的に山のリスクが少ないのも良いところ。
他にも行きたいところはたくさんあります。ハイカーに人気のミルフォード・トラックや、星空が世界一綺麗といわれる湖にも行ってみたいし、夜中にキーウィを探して歩くツアーや、フライフィッシングをしながら山を歩くというのもやってみたい。
街の人たちもニコニコして、みんな感じがいいんですよ。街で人と触れ合ったときに、「ニュージーランド国民は、こんなにも人が良いのか!」と感心したことが度々ありました。山の前後に立ち寄ったmacpacの店員さんも親切だったし、安宿に泊まったときも、ウェルカム・ドリンクで紙パックの牛乳が出てきて、これが最高においしかった。人が良くて、牛乳がうまい。そういう国です、ニュージーランドは。

上出遼平(かみで・りょうへい)

1989年東京都生まれ。テレビディレクター、プロデューサー、作家。ニューヨーク在住。テレビ東京在籍時に制作したドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズがギャラクシー賞を受賞。ポッドキャスト番組がJAPAN POD CAST AWARDSを受賞。著書に『歩山録』(講談社)、『ありえない仕事 正しい〝正義〟の使い方』(徳間書店)など。

KKAURI

KAURI

ニュージーランド北島北部に位置するワイポウア・カウリ森林保護区に自生しているカウリの巨木「タネ・マフタ」。マオリ語で「森の神」を意味する国内最古の樹木で、高さ5 1メートル、円周は約1 4メートル、樹齢は2 5 0 0 年を超えると言われている。

MAP
ELINA OSBORNE

ニュージーランド在住のエリナ・オズボーンさん。メキシコ国境とカナダを結ぶ北米の「パシフィック・クレスト・トレイル」や、ニュージーランドを南北に貫くロングトレイル「テ・アラロア」を全踏破したときの模様を動画にまとめてYouTubeで配信し、世界中のハイカーから注目を集めた映像作家/ストーリーテラーです。
2021年の夏に約4ヶ月を費やして歩いたニュージーランド最長距離を誇るロングトレイルのトランピング体験について語っていただきました。

テ・アラロアは長い道のり

先住民マオリ族の言葉で「長い道のり」を意味する〈テ・アラロア〉は、その名の通り北島の北端と南島の南端を結ぶ総距離3000キロにもおよぶ超ロングトレイルです。
2011年に開通したばかりのまだ歴史の浅いトレイルですが、世界中のハイカーの間で徐々に注目を集め、毎年1000人以上が踏破しているそうです。
整備されたトレイルだけでなく、市街地や農場を横切ったり、ときには道のないところを歩くこともあります。川を渡渉したり、藪を漕いだりとアドベンチャー・トラベル的な側面も多く、健脚を誇るハイカーなら一度は挑んでみたいルートなんです。

旅のはじまり

私がテ・アラロアのスルーハイクに挑戦してみようと考えたのは、2020年後半のこと。世界中がコロナ禍に飲み込まれ、みんながどこへも行けずに鬱々としていた頃でした。
私はというと、そのちょうど一年前に、アメリカ西海岸のパシフィック・クレスト・トレイル(PCT)を137日を費やして踏破したことで自分のなかでハイキング熱がいっそう高まり、はやく次の旅に出たいと考えていた。そんな矢先にコロナによってロックダウンを強いられてしまったわけですが、人と会うことさえも許されない閉塞感のなかで、ふと思いついたんです。国内の人のいない場所=トレイルを歩けばいいじゃない、と。

北島と南島

PCTを歩こうと決めたのは、当時、身の回りに降りかかったさまざまな問題をいったんリセットして自分を見つめ直したいと思ったからです。人間関係の問題や母親との突然の死別。次々と起こった予想外の出来事によって混乱していた自分の心を、歩くことで落ち着かせ、自律性を取り戻したかったのです。そんな思いを抱えて挑んだPCT。そしてその翌年に挑んだテ・アラロアでも素晴らしい体験をすることができ、自分らしさを取り戻せたと思っています。
ニュージーランドは北島と南島とで地形や植生が大きく異なります。
赤道に近く火山活動が盛んな北島には、巨木が育つ緑深い森や透んだ水をたたえる泉や渓谷があり、一方で南島には、険しい山々が連なるサザンアルプスがあり、氷河や湖、フィヨルドなどの珍しい地形を見ることができます。
個人的にはワイルドな自然が広がっていて、アドベンチャー要素が多い南島のほうが好みですが、それぞれに異なる地形やニュージーランドという国特有の多様な文化を同時に体感できるのがテ・アラロアの魅力といえるでしょう。
セクションの距離や特徴に合わせて3日から8日ぶんの食料を携行しながら旅を続けました。宿泊はHUTと呼ばれる無人の山小屋かテント。街中のバックパッカー宿に泊まることもありました。

丈夫なパックと笑顔が大事

私は旅の様子を動画で記録しているため、ベースとなる荷物や食料とは別に重いカメラ機材を運ばなければなりません。その仕事をこなしてくれるバックパックは、重量バランスに優れ、なおかつ重い荷物にも耐えられる強度のある生地でつくられていることが必須条件です。
テ・アラロアの旅で使用したmacpacのHarperのプロトタイプ(試作品)は、背面にクッション性のある成型フォームパネルが配されているから通気性に優れ、重い機材を入れても荷崩れしにくく、安心感がありました。
ロングトレイル・ハイキングに必要なギアは何かと人から尋ねられることがよくあります。テント、寝袋、バックパックの3つに加えて私が思うのは、スマイル(笑顔)です。困難な状況に直面したときでも笑顔でいれば不思議と乗り切れてしまうものだし、旅先で出会った仲間に安心感や勇気を分け与えることもできる。丈夫なパックと笑顔のおかげで3000キロの冒険を成し遂げることができました。

トランピングの謎

ニュージーランドではハイキングのことをトランピングと呼ぶ人が多いですね。でも、なぜそう呼ぶのか、わたしにも、実はよくわからないんです。(笑)
アメリカでは、トレイルを歩くことをハイキング、旅人をハイカーと呼ぶ。それに慣れていたから、正直ちょっと違和感があります。
英語でトランピング(Tramping)というと、両手を前後に元気よく振ってドシンドシンと足音を響かせながら歩くことを意味します。
アメリカとニュージーランドで呼び方が違うのは、それぞれの自然環境の違いが影響しているんじゃないでしょうか。これはあくまでも私の持論ですが、どこまでも平らな道が続くアメリカに対して、ニュージーランドのトレイルは草に覆われていたり木の根が露わになっているところも多い。そんなワイルドな道を歩くには大地を力強く踏みつけながら、広めの歩幅でドシドシと歩くことになるから、やっぱりトランピングというのが相応しいのかもしれませんね。

ニュージーランドは遊歩道天国

ニュージーランドには、テ・アラロア以外にも魅力的なトレイルが無数に用意されています。ニュージーランド政府の自然保護局DOC(Department of Conservation)が管理する10本の自然遊歩道「グレイト・ウォークス」が有名ですが、そのひとつの「トンガリロ・ノーザン・サーキット」(北島)は、ナウルホエ山を中心とした周回コース。火山によってつくられたまるでSF映画の舞台のような荒涼とした景色が圧巻です。
南島の「ルートバーン・トラック」は短いコースですが、ブナの原生林からスタートして峠を越えると壮大な渓谷が見渡せる、見どころの多いコース。
「リース・ダート・トラック」は、南島の北西部を流れるリーズ川とダート川に沿って歩く3泊4日のトレイル。氷河や草原など変化に富んだ景観が次々と現れ、まるで物語の主人公になったような気分が味わえる、大好きなトレイルのひとつです。
これらをパズルのように組み合わせて長いコースを独自に描くこともできます。脚に自信があるハイカーにとって、ニュージーランドは楽園のようなところかもしれませんね。

旅で新しい自分と出会う

約4ヶ月を費やしたテ・アラロアでは実に多くのものを得ることができました。
荘厳かつ神秘的な美しい自然との出会い。自分が生まれ育った国にはこんな文化的側面もあるんだという新たな発見。また、人との出会いも数多くありました。テ・アラロアは世界に知られるルートなので、世界各国から老若男女いろんなハイカーが訪れます。その全員が同じ道を歩くから、自ずと度々テントサイトや休憩場所でいろんな人と顔をあわせることになる。ロングトレイル・ハイキングは自然と向き合う体験だけど、同時に同じカルチャーや自然を愛する人々と喜びを共有できる場でもあるんです。このことは実際に歩いてみて初めて発見できたことでした。
YouTube動画クリエイターという立場を利用して、何人ものハイカーにインタビュー取材をおこないました。この長い旅を、なぜ、何のために続けているのか? という質問に対する答えは、現実の社会での苦しみや悲しさを乗り越えるため、新しい自分と出会うためなど人によってさまざまで、人はなぜ生きるのかという大きな疑問と向き合うような体験でした。
私も旅を終えて、それまでの自分とは違う自分と出会えたような気がしました。
みなさんも、トランピングやハイキングを通じて、さまざまな新たな出会いを楽しんでみてください。

ELINA OSBORNE(エリナ・オズボーン)

ニュージーランド在住の映像ディレクター。ストーリーテラー。macpacアンバサダー。PCT、テ・アラロア、熊野古道などさまざまなトレイルを旅した様子をドキュメンタリー動画作品としてまとめ、YouTubeで配信している。
https://www.elinaosborne.com/

Cascade 65

カスケード 65

Cascade 65
  • MM62352
  • 55,000

テント泊の縦走登山に役立つ機能を備えたバックパック。
独自のフレーム構造により、荷重バランスと追従性を向上させています。

  • 生地 : AzTec ECO Canvas、840D Cordura Nylon
  • サイズ : 2 , 3
  • 重量 : S2 約2,620g/S3:約2,770g
  • カラー : スレート
  • 寸法 : S2:H75×W38×D30cm / S3:H80×W38×D30cm
  • 容量 : S2:65L/S3:70L
  • ハーネスシステム:LIBERATOR
  • 機能 : ディバイダーの使用で2気室、1気室対応可能/フロントに大型ジッパーポケット/ハイドレーションバッグ対応/トップリッドに収納ポケット/段階で調整可能なチェストストラップ/ストレッチボトルポケット/ポールループ付き

Te Araroa 60

テ アラロア 60

Te Araroa 60
  • MM62353
  • 48,400

長期縦走やロングトレイルに適した大型バックパック。
独自設計の内蔵型ハーネスが荷物の偏りと歩行時のブレを抑えます。

  • 生地 : AzTec ECO LW Canvas、300D polyester
  • サイズ : 2 , 3
  • 重量 : S2/約1,540g S3/約1,570g
  • カラー : インディアインク
  • 寸法 : S2:H60×W31×D18.5 cm / S3:H60×W31×D18.5 cm
  • 容量 : S2/64L S3/64L
  • ハーネスシステム:HeliumAir

macpac quality
Backpacks and Bags

遊ぶ、働く、旅をする。
目的や用途に応じて、いろいろ選べる
信頼と品質のアウトドア・ブランド
macpacのバッグ&パック

from NEW ZEALAND

ニュージーランド最高峰マウント・アオラキ。
標高3724メートル。
マウント・クックの別名でも知られる秀峰で、登頂難易度の高さから多くの登山家の憧れの山となっている。macpacのブランド・ロゴは、3つのピークから成るこの山をモチーフとしている。

macpacがトランピングに選ばれる理由

ニュージーランドのトレイルを歩いているとmacpacのパックを背負ったトランパーたちとよくすれ違います。ニュージーランドのトレイルは平原や稜線上に整備された道だけでなく、原生林、岩場、湿地などの道なき道を進むこともあるため、頑丈な生地でつくられていなければなりません。耐水性を備えた厚手のキャンバス生地AzTec®でつくられたmacpacのパックがニュージーランドの多くの国民に選ばれるのは、そうした理由からなのです。

pagetop