JUST ONE STEP OFF
日常を一歩離れたリトリート
PRODUCT
日常を一歩離れたリトリート
慌ただしい日常を離れ、向かう先は八ヶ岳。澄んだ空気と緑に囲まれたキャビンで、5日間のリトリートに。穏やかな自然のリズムとお気に入りのウエアに包まれたら、いつもの習慣も特別な瞬間に変わる。
[ RETREAT TRAVEL DAY 1 ]
身近に自然を飾ってみる
身近に自然を飾ってみる
八ヶ岳では、もう秋が顔を出していた。高地のひんやりした空気の中では、シャツの起毛感が肌に心地いい。キャビンに着いたら一輪挿しとハサミを発見。窓から見える緑を感じるために、ちょっと散歩に出てみよう。ゆったり着られるコットンフランネル生地のビッグシルエットシャツは消臭素材で、長めの移動にも心強い。合わせたスラックスは、スーツのような仕立てなのにストレスフリーなジャージ素材という優れもの。都会にも自然にもシームレスにフィット
近くで見つけたこの花、生命力がとても強くて踏まれても刈り取られてもまた花が咲くらしい。そのハングリー精神、見習いたい。
[ RETREAT TRAVEL DAY 2 ]
本と出合う
本と出合う
棚に並ぶ本が目に留まった。普段は読まないジャンルなのに、ページをめくりだしたらつい熱中。いつもと違う環境だからか、ちょっといいアイデアまで浮かんでしまった。時間を忘れて没頭できたのは、やわらかくて軽いニットカーディガンとストレッチが効いたテーパードパンツのおかげかも。ずっと座っていても型崩れやシワが出にくいところも信頼できる。この調子でもう1冊読んでみよう。
そういえばこのシャツ、着る人の体温を生かして温もりを生み出す「光電子」という機能素材が入っているらしい。日が陰って薄ら寒い夕方のベランダでも、不思議とリラックスできる。あれ、なんだか眠くなってきた。
[ RETREAT TRAVEL DAY 3 ]
「ちょっと一息」を丁寧に
「ちょっと一息」を丁寧に
グラインダー片手にキャビンをうろうろしていたら、窓際に珍しい鳥が。少しずつ強くなるコーヒーの香りを感じながら豆を挽く時間は、とてもゆったりしている。品のあるきれいな襟が特徴的なハイゲージニットポロは、シワになりにくいうえに柔らかくて快適。こんなリラックスムードにはちょうどいい。防臭素材だから、少し温かくなる午後の散歩も安心だ。ツイル生地のパンツは、フィット感の調節がしやすいスピンドル仕様のウエストとテーパードシルエットで、脚さばきもいい。いつの間にかグラインダーのハンドルが軽くなっていた。森に響く鳥の声が気持ちいい。
[ RETREAT TRAVEL DAY 4 ]
パソコンに向かう
パソコンに向かう
今日は朝から仕事モード。澄んだ空気と深い緑のおかげでなんだかいつもより集中できる。ジャケットのような着こなしもできるカーディガンと、センタープリーツのスラックスは、オンにもオフにも対応してくれる懐の深いセットアップ。手軽に洗濯できるイージーケア仕様で、日常と非日常をゆるく切り替えたいリトリート旅にも理想的だ。ウール、ポリエステル、ナイロンを合わせた生地は吸湿性も消臭性も高くて、さらっとした着心地。夏から初秋まで快適に着られる頼もしい組み合わせだ。
[ RETREAT TRAVEL DAY 5 ]
薪を抱えて焚き火の準備
薪を抱えて焚き火の準備
昼夜の寒暖差が厳しい高地では、携帯性も優れたダウンカーディガンが活躍。脇下のスリットが、腕の可動域と通気性に一役買っている。「光電子」を使った中綿のリサイクルダウンは軽量なのに温かく、表にはっ水加工が施されているから多少の雨も気にならない。 ウールのジョガーパンツの裏地は、軽量だけれど保温性のあるオクタフリース製。でも膝下はすべりがいいナイロン仕様という、気の利いたつくりだ。
最終日の夕暮れ時、少し都会が恋しくなってきた。次は誰かと一緒に火を囲みたい。
Art Direction : Ryo Tomizuka (OAK)
Photography : Junpei Kato
Writing : Asuka Kawanabe
Photography : Junpei Kato
Writing : Asuka Kawanabe