2022年1月6日、大雪の日の記録としての雪だるま

Anonymous Temporary Snow Sculpture vol.2 / 一晩だけの無名の彫刻作品 その2

  • FEATURE
  • 2022.2.16 WED

いつの間にかつくられ、いつの間にか消えていく雪の彫刻「雪だるま」たち

2022年1月6日、4年ぶりに関東地方では大雪と呼べる雪が降りました。久々に目にした真っ白な世界。外を歩けば子どもたちは歓喜の声を上げ、雪を踏んだり、つかんだり、丸めて固めて投げたりと様々に堪能していました。そして、子どもたちが寝静まり空気も冷え切った夜の世界には、たくさんの雪だるまや雪の造形物がひっそりと残されています。誰もが見れるアウトドアギャラリーに展示された、誰が作ったかもわからない1日だけの雪の彫刻たち。翌日には溶けて崩れていくその前に、大雪の記録して撮られたあの日の記録を読者の皆様から送っていただきました。

前回の記事はスタンダードな雪だるまたちでしたが、今回は少し変わり種たちです。
(お名前は掲載許可をいただいた方のみ掲載しております)

動物や動物のような何者か

雪で作るものにはやはりある程度の傾向がありますが、造形感覚とやる気と元気と寒さ/冷たさへ耐性などによって仕上がりは違ってくるのかもしれませんが、どれも個性があってすてきです。

3人以上いる

たくさん作って並べる時、人は細くて長い場所に並べがち、ということもわかりました。

ちいさな彫刻家たち

自然にできた彫刻的風景

こういうのもありますね(あるかな)

ご協力いただいた皆様、改めてありがとうございました。編集の都合上送っていただいたすべてを掲載できませんでしたが、お一人1枚は必ず使わせていただきました。この記事を公開する直前も大雪警報がありましたが、結果雪は降りませんでした。関東地方でまたこんなにたくさんの「天からの手紙( by 中谷宇吉郎)」が降ってくるのはいつになるのか。また街にたくさんの1日だけの彫刻が現れるのが楽しみです。