結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間である。
頬を撫でる極北の風の感触、夏のツンドラの甘い匂い、白夜の淡い光、見過ごしそうな小さなワスレナグサのたたずまい……ふと立ち止まり、少し気持ちを込めて、五感の記憶の中にそんな風景を残してゆきたい。何も生み出すことのない、ただ流れてゆく時を、大切にしたい。あわただしい、人間の日々の営みと並行して、もうひとつの時間が流れていることを、いつも心のどこかで感じていたい。
『旅をする木』星野道夫
アラスカに暮らしながら野生動物を撮り続けた写真家・星野道夫(1952-96)。株式会社ゴールドウインは、THE NORTH FACEのテントや寝袋、防寒着などの提供を行い、生前の星野道夫のアラスカでの活動を支援していました。アラスカの厳しい環境に身を置きながら、そこで過ごす時間と経験を何より大切にし、写真だけでなく豊かな感性で書かれた臨場感溢れるエッセイや紀行も、多くの人々に刺激を与え続けています。
今回PLAY EARTH KIDSでは、今なおアラスカの地への憧憬を誘い続ける星野道夫の写真や言葉を通して、子どもたちを冒険や自然へと誘うようなコラボレーション・アイテムの「ロングスリーブTシャツ」と「ブランケット」を製作しました。
Tシャツは星野の写真のある側とメッセージのある側で、前後リバーシブルで着ることができる仕様。
全面プリントを施したブランケットは、遠赤外線効果で自然な暖かさをもたらす光電子素材が使われています。
星野が伝えてくれた美しい地球を未来の子どもたちに残すべく、購入いただいたコラボレーション・アイテムの売上の一部は、星野とも繋がりの深い「Northern Alaska Environmental Center」に寄付します。
PLAY EARTH KIDSのある恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で2022年11月19日(土)から、2023年1月22日(日)、まで星野道夫の展覧会「星野道夫 悠久の時を旅する」が開催されています。
12月27日には、同会場にて星野道夫を敬愛する音楽家haruka nakamuraのライブが行われ、合わせて写真や著作の管理をおこなう星野道夫事務所の代表、星野直子とharuka nakamura、株式会社ゴールドウインの田中博教による鼎談も行われ、星野道夫の活動をそれぞれの視点から振り返りました。
美術館で迫力あるプリントをその目でお確かめいただき、PLAY EARTH KIDSではコラボレーションアイテムをぜひご覧ください。
コラボレーション・アイテムはPLAY EARTH KIDS恵比寿ガーデンプレイス店またはオンラインストアにて販売中です。
【商品情報】
L/S Hoshino Michio Photo Tee
¥6,050(税込)
Size 110、120、130、140、150
Color ナヌーク、グリズリーズ、オーロラ
Fabric Cotton(綿100%)
Hoshino Michio Photo Blanket
14,300円(税込)
Size F(フリーサイズ) W131cm H86cm
Type グリズリーズ,ナヌーク
Fabric ポリエステル100%
【店舗情報】
PLAY EARTH KIDS恵比寿ガーデンプレイス店
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿4丁目20ー7
恵比寿ガーデンプレイス1F
営業時間 10:00~20:00
定休日 不定休
TEL 03ー6432ー5381
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