ATHLETE EVERYONE CLIMBERS SKIERS & SNOWBOARDERS RUNNERS MOUNTAIN GUIDES PHOTOGRAPHER ADVENTURE RACER スカイランナー/トレイルランナー/スキーモレーサー 上田 絢加 Ayaka Ueda 1993年生まれ 山を走る楽しさを知って以来、上田絢加はスカイラインニング・アスリートとして、あるいはSki Mountaineering(スキーモ)選手として、夏も冬も大きな標高差に戦いを挑んでいる。幼少の頃から水泳やトランポリン、スキーに親しみ、中学・高校では陸上競技、大学時代はフルマラソンやウルトラマラソンを楽しんできた。社会人になって一時期スポーツから離れたことで、やはり自分には走る毎日が必要だと気づいた上田。そんなときに出会ったのがトレイルランニングで、自然のなかで体を動かすことに魅入られてしまったという。ほどなくスカイランニングレースに出場し、国内外で好成績を挙げるようになる。どちらかといえば、スカイランニングのわかりやすくピークを目指すマインドが好きだという上田は、同時にウインターシーズンは「スキーモ」でワールドカップを転戦している。日本ではまだ馴染みの薄い山岳スキーレースだが、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪に採用が決定している。スカイランニングとスキーモに共通するのは、ぐいぐいと標高差を稼ぎ、テクニカルなダウンヒルを一気に下ること。その縦方向への集中力が自分には合っているという。現在の上田は約7年間勤務した企業を退職し、群馬を拠点にアスリート活動を続けつつ、自らの経験を国内外の学生に伝える講演も行なっている。また競技以外でも、たとえば残雪の尾瀬(鳩待峠→アヤメ平→尾瀬沼→燧ヶ岳→尾瀬ヶ原→至仏山→鳩待峠)をわずか11時間でスキー走破するなど、美しい季節の変化を楽しみながら、日々笑顔で山を駆け抜けている。 SKI MOUNTAINEERING(SKIMO) 2022年 山岳スキー競技日本選手権大会——インディビジュアル 準優勝 2023年 Pierra Menta 日本人女性初完走 ISMF Worldcup Val Thorens——Mixed Relay 11位 SKYRUNNING/TRAIL RUNNING 2019年 Lantau50(香港) 優勝 2020年 スカイランニング日本選手権——スカイ 優勝 2022年 スカイランニング世界選手権——コンバインド 5位 2023年 Beinhort des Vertical(オーストリア) 優勝 EXPLORE ATHLETE 鏑木 毅 Tsuyoshi Kaburaki 横山 峰弘 Minehiro Yokoyama 鬼塚 智徳 Tomonori Onitsuka 松永 紘明 Hiroaki Matsunaga OTHER RUNNERS
1993年生まれ
山を走る楽しさを知って以来、上田絢加はスカイラインニング・アスリートとして、あるいはSki Mountaineering(スキーモ)選手として、夏も冬も大きな標高差に戦いを挑んでいる。幼少の頃から水泳やトランポリン、スキーに親しみ、中学・高校では陸上競技、大学時代はフルマラソンやウルトラマラソンを楽しんできた。社会人になって一時期スポーツから離れたことで、やはり自分には走る毎日が必要だと気づいた上田。そんなときに出会ったのがトレイルランニングで、自然のなかで体を動かすことに魅入られてしまったという。ほどなくスカイランニングレースに出場し、国内外で好成績を挙げるようになる。どちらかといえば、スカイランニングのわかりやすくピークを目指すマインドが好きだという上田は、同時にウインターシーズンは「スキーモ」でワールドカップを転戦している。日本ではまだ馴染みの薄い山岳スキーレースだが、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪に採用が決定している。スカイランニングとスキーモに共通するのは、ぐいぐいと標高差を稼ぎ、テクニカルなダウンヒルを一気に下ること。その縦方向への集中力が自分には合っているという。現在の上田は約7年間勤務した企業を退職し、群馬を拠点にアスリート活動を続けつつ、自らの経験を国内外の学生に伝える講演も行なっている。また競技以外でも、たとえば残雪の尾瀬(鳩待峠→アヤメ平→尾瀬沼→燧ヶ岳→尾瀬ヶ原→至仏山→鳩待峠)をわずか11時間でスキー走破するなど、美しい季節の変化を楽しみながら、日々笑顔で山を駆け抜けている。
ISMF Worldcup Val Thorens——Mixed Relay 11位