“YOU DON'T CHANGE
THE WORLD INCREMENTALLY.
YOU CHANGE THE WORLD
BY DOING SOMETHING
REVOLUTIONARY”
“YOU
DON'T CHANGE
THE WORLD
INCREMENTALLY.
YOU CHANGE
THE WORLD
BY DOING
SOMETHING
REVOLUTIONARY”
少しずつ世界を変える事などできない、
革命的に何かをしなければ
世界は変わらないのだ
創造の転換
ザ・ノース・フェイスは 50年以上の長きに渡って
人間の限界に挑み 未知なる冒険の領域を 押し広げてきた。
私たちの新たな章。
それはアウトドア業界が未だ経験したことのない
革新の時代の幕開けである。
創造の転換
ザ・ノース・フェイスは
50年以上の長きに渡って
人間の限界に挑み
未知なる冒険の領域を
押し広げてきた。
私たちの新たな章。
それはアウトドア業界が
未だ経験したことのない
革新の時代の幕開けである。
1966
OPENING
NIGHT
ザ・ノース・フェイスがサンフランシスコに1号店をオープンしたのはヒッピームーブメントが全米を席巻した1966年のことだった。グレイトフル・デッドとジョーン・バエズがライブ・パフォーマンスを披露しヘルズ・エンジェルスのバイカーたちが入り口を警備した店内には地元のスキーヤーとクライマーが大勢集まり、身動きもできないほどだった。このように、ザ・ノース・フェイスのスタイルはいつだって一線を画していた。
他のブランドとは全く異なるやり方で「冒険」という世界のムーブメントをリードし、アウトドアというジャンルのボーダーラインを押し上げてきたのだ。 「創造の転換」……この日、私たちが目撃したのは、歴史に残る一瞬だった。全く新しいクリエイションの1ページが、ここに誕生したのだ。
はじまりは、極限状態の中で生まれた、とあるアルピニストのひらめきだった。ザ・ノース・フェイスのエクスペディション・ウエアに身を包んだアルピニスト、アンドレス・マーリンは、遠征先で目まぐるしく変わる悪天に見舞われていた。叩きつけるような雨、強風、照りつける太陽。何度もシェルのジッパーを開け閉めしていたアンドレスはこうつぶやいた。「生き物のようなウエアがあればいいのに」と。たった1着で冷たい雨や凍てつくような寒さから身体を守り、余分な湿度を逃して常に身体をドライに保ってくれる、まるで有機体のように形や機能を変えるウェアはできないものか。アンドレスの「もし」を実現するため、ザ・ノース・フェイスのデザインチームの挑戦が始まった。これまでの既成概念を覆すような全く新しいプロダクトを生み出すため、世界屈指のアスリートとともにトライ&エラーを重ね、さらなる高みに挑む。私たちの探求の旅はこうして幕を開けたのである。
しかし、前例のない問題を解決するには、一体どこから着手すればいいのか? 手始めにアウトドアギアに用いられている生地を見直し、そして全く新しい防水透湿素材という最新のテクノロジーを開発した。私たちは「ナノスピニング」と呼ばれる製造方法を採用することで、高い防水性を維持したまま、優れた透湿性をも備えるナノサイズの繊維の開発に成功した。さらに、高いレベルの透湿性、防水性、耐久性を損なうことなく、この繊維を生地へとラミネートする独自のプロセスを発見した。こうして、これまでにない新しい手法と、アスリートの要求に応える革新的な素材が実現したのである。
「ナノスピニング」は従来、電子工学や医療の分野で使われてきた手法である。初めてこの製造方法に出合った時、私たちは革新的な未来を予感した。事実、ナノスピニングを活用することで、防水透湿性を備えたメンブレンという全く新しいテクニックを生み出すことができたのである。
“WHAT IF THERE WAS GEAR
THAT WAS ALIVE?
“WHAT IF THERE
WAS GEAR
THAT WAS ALIVE?
生き物のようなウエアが
あればいいのに
1975
THE
GEODESIC
DOME
私たちの歩み、それは製品のイノベーションそのものといえるだろう。20世紀を代表する思想家にして建築家、発明家のバックミンスター・フラーといえばジオデシック・ドーム構造が有名だが、フラーとザ・ノース・フェイスは、ジオデシック・ドーム構造を用いたドーム型のテント“オーバル・インテンション”を生み出した。空気力学に基づいて設計された“オーバル・インテンション”は、高所環境での過酷な使用にも耐え得る高い耐久性と軽量性を備え、さらには居住性にも優れるという革新的なプロダクトだった。 “オーバル・インテンション”が 「高所登山の居住環境を変えた」といわれる所以である。発表から44年、現在もこの構造は「建築のスタンダード」として受け継がれている。
WE KNEW WE WERE ONTO
SOMETHING REVOLUTIONARY.
WE KNEW
WE WERE ONTO
SOMETHING
REVOLUTIONARY.
その時、私たちは革新的な未来を
予感したのである
ザ・ノース・フェイスのアスリートとTNF研究開発部門、120年以上に渡って安全性の規格基準を設定する世界的な独立組織「Underwriter Lab」がタッグを組み、新素材の耐久性と安全性のテストが繰り返し行われた。この素材はどれだけの使用に耐えるのか、どれだけの可能性を秘めているのか。度重なるテストの結果、ついに私たちは防水透湿素材の新しいスタンダードを打ち立てることに成功したのである。
2000
SUMMIT
SERIES
「Athlete Tested. Expedition Proven.™」 はザ・ノース・フェイスが発信するメッセージの根幹である。The Summit Series ™はテクノロジーデザイン・イノベーションの両面においてザ・ノース・フェイスのアウトドアプロダクトの最も先鋭的なシリーズとして機能しており世界屈指のアルパイン・エクイップメント&アパレルをリリースしている。2013年にはビッグマウンテンスキーヤーとスノーボーダーに向けこれと同様のクオリティを有するシリーズ、Steep Series ™ を発表した。アスリート、デザイナー、そしてエンジニアが何年もかけて共同開発を行いあらゆる山域に挑むことができる、最強にして最軽量先進的なギアを生み出している。
2018年9月30日、午前2時22分。マウンテンスキーヤーのヒラリー・ネルソンとジム・モリソンは、世界第4位の高峰、ローツェの山頂(8,516m)からクーロワールまで、標高差2,100mに及ぶスキー滑降に成功。史上初の快挙を遂げた。これはまさに、ザ・ノース・フェイスの新製品をテストしている最中のことだった。
THE
DREAM LINE
ドリームライン
100+ DAYS
マウンテンスキー・ガイドのネイト・ローランドは
この製品をテストするため、
豪雪、みぞれ、雨、そして早春の
温暖な気候という様々な気象条件のもと、
100日以上をアウトドアフィールドで
過ごしていた。
THE TRANGO TOWERS
この製品を着用したアルピニストの
アンドレス・マーリンは、
カラコルム山脈にそびえる
3つの6,000m峰を10日間で制覇。
グレート・トランゴ・タワーを12時間以内で
登攀するという新記録を樹立した。
2014
RESPONSIBLE
DOWN
STANDARD
アウトドア業界を牽引するブランドとして私たちは環境を守る責任も担っている。例えば動物愛護の観点からのグースダウンのトレーサビリティ(追跡可能性)の向上の取り組みがある。私たちは、アパレルや繊維産業における持続可能性を目指す非営利団体 「Textile Exchange」と主に農業の分野で持続可能な原料の調達を検査・認証する第三者機関「Control Union Cerifications」とパートナーシップを締結。「レスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)」基準の策定に取り組んだ。現在、RDS認証は世界で3,000を超える農場に適用されており4億羽以上の鳥たちがこの認証下で飼育されている。また、現在までに50を超えるブランドがRDS認証を受けたダウンを製品に採用している。
“IF THERE IS NO WILDERNESS,
WE AREN'T GOING
TO HAVE A BUSINESS.”
“IF THERE IS
NO WILDERNESS,
WE AREN'T GOING
TO HAVE
A BUSINESS.”
自然が破壊されれば、
私たちのビジネスも立ち行かなくなる
私たちはリサイクル素材やフッ素不使用のDWR(耐久性撥水)加工を採用するとともに生産工場と手を取り合い、持続可能性や製造責任、環境保護のための技術革新を追求している。私たちはアウトドア産業の未来を担うともいうべき持続可能な新素材を開発しているのだ。アスリートの経験やひらめきから生まれるアイデア、それは私たちが手がける最も価値のあるイノベーションであり、私たちの未来そのものなのである。
THE WORLD'S
MOST ADVANCED
BREATHABLE-
WATERPROOF
OUTERWEAR
TECHNOLOGY
THE WORLD'S
MOST
ADVANCED
BREATHABLE-
WATERPROOF
OUTERWEAR
TECHNOLOGY
最も先鋭的、かつ世界最高レベルの防水透湿性を誇る
アウターウエア・テクノロジー
「これまでもこれからも、
最も快適で透湿性に優れたアウターウエア」
JAKE BLAUVELT/SNOWBOARDER
「ひと昔前のシェルはまるで硬い鎧のようだった。本当にシビアな局面で、身を守るために袖を通すものだったから。それに比べるとこのFUTURELIGHT™はとても軽くて柔らか、着用したままで行動できる。生地が肌に触れても一切のストレスを感じないんだ。従来のハードシェルでは考えられないことだ」
NATE ROWLAND/SKI MOUNTAINEERING GUIDE
「着ていることを忘れてしまうほど快適。行動中のどんな動きも妨げず追従してくれる。だから全く抵抗を感じないの」
ANGEL COLLINSON/BIG MOUNTAIN SKIER
「アルパインクライミングに求める耐久性、透湿性、耐風性、そして軽量性。相反する性能を高いレベルで兼ね備えるFUTURELIGHT™。もう手放せない」
HIROYOSHI MANOME/Alpine climber
「バックカントリーでは標高差1,400mの雪面を8時間かけてハイクアップすることがある。そんな時でもムレを感じず、強風が吹いても体温が奪われない。FUTURELIGHT™を着ているとストレスを感じないんだ」
KENJI KONO/BIG MOUNTAIN SKIER