「One Product One Tree Campaign」は対象商品1点のご購入につき、1本の植樹を行うプロジェクト。
環境保全に配慮したグリーンマテリアル(リサイクルナイロンなど)を用いた商品を通じて、今までに8,000本を超える植樹を行ってきました。今季も3月8日(金)よりキャンペーンを実施いたします。
本キャンペーンは終了しております
*グリーンマテリアル:リサイクルナイロンなど
*今後の植樹報告や関連イベントに関しても、
こちらのキャンペーンページにて告知していく予定です。
本キャンペーンは終了しております
【GOLDWIN WEB STOREでご購入時の注意事項】
・2024年3月8日(金)12:00~2024年4月12日(金) 23:59のご購入分が対象となります。
・対象商品を1点ご購入につき、オリジナルステッカーを1枚プレゼントいたします。
・ステッカーには数に限りがございます。なくなり次第、終了となりますので、予めご了承くださいませ。
・対象者の発表は、ステッカーの発送をもって代えさせていただきます。ステッカーの発送対象か否かはお答えしかねますのでご了承ください。
2024年10月12日。三井物産株式会社、三井物産フォレスト株式会社のご協力のもと、抽選にご応募いただいた皆さま、THE NORTH FACEスタッフも含めた25名ほどで、千葉県亀山山林への植樹を実施しました。
Photograph: Asuka Ito
対象品番1点のご購入が1本の植樹につながる”One Product One Tree”。より多くの皆さまに環境活動への興味と参加のきっかけを持っていただこうと2021年から実施を重ね、今までに12,000本以上の植樹を行うことができました。
2023年に引き続き、今年も三井物産株式会社の社有林のひとつであり、三井物産フォレスト株式会社が管理している亀山山林へ。2019年に台風被害を受けた傾斜地にスギの苗を植樹を行いました。山林の入り口から植樹エリアへ向かう道中に自然観察や木に関わるレクチャーを交えたり、植樹の後には間伐材を使用したマグネット制作ワークショップを行うなど、木についてさまざまな角度から親しむ1日となりました。
[ワークショップ講師]
1977年東京都生まれ。東京学芸大学を卒業後、特注家具製作会社に勤務。2008年より東京都青梅市を拠点に木工作家として活動を始める。木材の他に塩ビ管、樹脂、コンクリートなど様々な素材を扱う。
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自然環境への負荷を軽減するために
植樹活動をはじめとする、
さまざまな取り組みを進めています。
「ONE PRODUCT ONE TREE」とは、対象の製品が1点販売されるごとに1本の植樹を行うTHE NORTH FACEが取り組む環境プロジェクトです。昨年は学生ユーザーの多いデイパックが対象でしたが、今回は新生活を迎える社会人や子供向けの製品にも対象品番を広げて、再びキャンペーンを実施しました。
結果、期間中にみなさんの手に渡ったバックパックの総数は、昨年を大幅に上回る6,963個。その気持ちは小さな苗へと姿を変え、北海道沼田にある「三井物産の森」に4,000本(*1)、そして神奈川県丹沢の「菩提峠」にも植樹されました。
10月末には、秋らしく爽やかに晴れ上がった空の下、丹沢・菩提峠で植樹祭が行われました。THE NORTH FACEチームは、今回で植樹への参加は3回目。ヤマザクラ、モミ、カエデ、コナラなど、15種類ほどの苗を偏らないよう、密集しないよう気をつけながら植えていきます。この小さな苗が立派な森に育つまでには、100年以上もの長い年月がかかるそうです。
「前回、植樹をした春と比べると、山の様子が大きく変わっていることに驚かされました。下草が伸びて、春に植えた苗が埋もれてしまっていたり。1から森を作る難しさを感じています。今後はより多くの方々が参加できる『植樹+α』の仕組みも考えていきたい。楽しみながら未来のことを考えられる良い機会なので、子供たちが体験できる形にしようと考えています。植樹した事実だけで終わらせない、継続的な取り組みを発信していきたいです」と、企画・製品担当の丸毛圭二さん。
植樹祭を主催した丹沢自然保護協会の中村道也さんも、こう口を揃えます。
「近年は、みなさんの自然環境に対する意識が高まってきていると感じていますが、自然保護活動は1、2年ではわかりやすい成果は見えづらいものです。植樹活動はあくまで私たちの活動の一部。今回のキャンペーンをきっかけに、より多くの方々が自然環境に興味を持ち、さまざまな自然保護活動に継続的に協力していただけるとありがたいです」
当キャンペーン終了後も、THE NORTH FACEでは「GREEN IS GOOD」というコンセプトのもと、環境への負荷を軽減するためにさまざまな取り組みを進めています。その中には、みなさんが参加できるプログラムも用意されています。
私たちの中に芽生えた小さな芽に、少しずつ水を与え、時間をかけて大きく育てていきましょう。
キャンペーンを受けて、
サクラやカエデの木、約100本を
神奈川県丹沢菩提峠に植えました。
THE NORTH FACEは今年3月、対象商品が販売されるごとに1本の木を植える「ONE PRODUCT ONE TREE meets BACK TO SCHOOL Campaign」を行いました。
キャンペーンを通して販売されたバックパックは約4,100個。購入いただいたみなさんの選択をよりよい未来につなげるために、THE NORTH FACEはこの秋、約4,100本の木を国内に植樹します。約4,100本のうち、約4,000本は三井物産フォレスト株式会社と協働するかたちで北海道沼田にある「三井物産の森」に。残りの約100本は、THE NORTH FACEのスタッフと契約アスリートたちが、自らの手で神奈川県の丹沢菩薩峠に植えることに。
10月下旬のある秋晴れの日に、約20名のスタッフとアスリートが丹沢の森に到着。イベントを主催した丹沢自然保護協会のみなさんの指導のもと、ヤマザクラ、マメザクラ、クリ、カエデ、モミジ、ニシキウツギといった木々の苗を山の斜面に植えていきます。
主催の方の話によれば、植えた苗が森になるには100〜200年かかるといいます。自分たちで植えた苗が、きちんと育っていきますように。THE NORTH FACEは、これからも丹沢の森を見守っていきたいと思います。
苗が木になるには、自分の生きている時間よりも長い時間がかかるもの。自分で苗を植え、長い目でその変化を見守ることは、より思い入れをもって行える環境活動だと思います。スキーヤーが雪が少なくなっていることについて声を上げているように、普段から山で過ごすことの多いトレイルランナーだからこそ伝えられることがあると思うので、これからも植樹活動に参加し、発信をしていきたいですね。
──宮﨑喜美乃さん(トレイルランナー)
今回イベントに参加をして、誰でもできるのが植樹のいいところだと思いました。次回は子どもを連れてきて、一緒に木を植えたいです。それと同時に、誰でも植樹に参加できることはまだまだ知られてない。THE NORTH FACEがアスリートとともにこうした活動に取り組むことで、一人ひとりが発信するよりも、より大きな声で環境問題についてのメッセージを伝えていけるんじゃないかと思っています。
──門司陽佑さん(企画・製品担当)
植樹という一つのアクション。
環境保全活動の体験を共有することで
ひとりが踏み出す新たな⼀歩に寄り添う。
「One Product One Tree Campaign」は地球環境に配慮したグリーンマテリアル(リサイクルナイロンなど)を用いた商品の販売を行い、対象商品1点の購入につき、1本の植樹を行うプロジェクト。今までに北海道沼田にある「三井物産の森」のほか、神奈川県丹沢の「菩提峠」で植樹を行なってきました。2021年、2022年は「お客さまに代わってブランドが植樹する」キャンペーンでしたが、3年目を迎えた2023年、THE NORTH FACEが取り組んできた環境保全活動をお客さまにも体験していただきたいという思いからキャンペーンに賛同いただいた方に向けて抽選を実施。様々な世代の15名のお客さまに参加いただき、三井物産フォレスト株式会社の協力のもと、総勢30名ほどのチームで、1日かけて植樹を行いました。
「THE NORTH FACEは、⼈々が⾃然を楽しみ、保護していけるように創業当時から地球や⾃然との関わり⽅を模索してきました。そこには『あらゆる機会を通じて人々に地球環境保護の大切さを伝えていかなければならない』というブランドの信念が根付いています。三井物産様や三井物産フォレスト様のご協力のもと、今回のイベントはお客さまと共に体験を通じて自然環境について考えていく一歩になりました。植樹活動は苗木を植えることがゴールではなく、そこからスタートして長期的に継続し見守る必要があります。私たちは今後も植樹活動や関連イベントを継続し、植樹したフィールドでのハイキングや自然観察など『植樹+α』の仕組みを整えて、自然と親しみ、楽しみながら未来の地球を考えられる機会を創出していければと思います」と企画担当の渡部太郎さん。
小さな苗木が、森になるまで。
120年の月日を想像しながら
世代を超えて、
伝えていきたいことがある。
台風によりスギ・ヒノキが暴風被害を受けたという亀山山林で、より自然災害に強い山になるようにと選ばれたのはコナラの樹。50年から60年で真っ直ぐに成長し、材木として活用しやすいため植樹されることが多いスギやヒノキなどの針葉樹に比べ、成長に120年の月日がかかるという広葉樹。落葉することから雨水を貯水し昆虫や動物のすみかになる腐葉土が育まれ、低木であることから暴風被害も受けにくいのだそうです。山の斜面に穴を堀り、苗木を植える作業は2人から3人ほどが1組になって行いました。柔らかく背の低い苗木は鹿などの動物にとっては格好の餌になるため、その被害から守るため土に還る素材でできているカバーを装着。植樹にははじめて参加したという平田さんは親子2人での共同作業に取り組みました。
「私自身は自然が身近にある環境で育ち、小さい頃から自然と触れ合うなかで学ぶことがたくさんありました。家族でよくキャンプにも出かけるのですが、同じ経験を子どもにもしてもらいたいなと。今は植樹というものがどんなものなのかよくわからなくても、大きくなってからこんなことをしたなと思い出してもらえたらいいなと思い2人で参加しました。今日植えた木が、どれくらいの年月をかけて大きな木になるんだろうと一緒に考えながら、単に植えるだけではなく、苗木を守る保護資材をセットする作業を通じて、木が大きく育つということも簡単なことではないのだなと気づきがありました」
100年、200年先を見据えた循環型林業。
人が手入れをし、見守ることで
多様な生命を育む持続可能な森へ。
日本の国土の7割を占めているという森林。そのうち4割が人工林、6割が天然林にあたります。人工林では人が木を植え、間伐などの手入れを行いながら、木の成長に合わせ、材木として使うために伐採するというサイクルを50-60年周期で行なっています。三井物産株式会社は、全国75ヶ所、約4万5000ヘクタールの森を保有し、人工林においては「循環型林業」を通じて100年、200年先を見据えた森づくりを行なってきました。当日も植樹活動に参加していた三井物産フォレスト株式会社の代表取締役社長・神野泰典さんは、自然環境を保全していくためには人が手入れを行って森林の新陳代謝を促すことも重要だといいます。
「戦後に国を挙げて行った植林が現在の日本の循環型林業のもとですが、1950年に植えた木の伐期は2000年とつい最近なんです。ところが戦後復興と日本の経済成長に供給が追いつかず、輸入木に頼った結果、2002年には材木の自給率が20%以下になってしまった。経済効率が見合わないと、みんな木を伐らなくなります。しかし人工林は人が手を入れないと森が荒廃してしまう。そして森林は雨や雪の受け皿として地中に降水を浸透し、やがて地下水は湧水となって多様な生命を育む水源かん養の機能を果たしています。気候変動により台風が大型化し、豪雨による土砂崩れが起きやすくなっている近年、手入れされた健全な森でないと崩れてしまう。生物多様性を保全するため、そして防災のためにも、持続可能な森にするための活動を続けていくことが大事なことだと思います」