先頃、政府の緊急事態宣⾔が解かれ、国内には徐々に明るい兆しが⾒え始めています。しかし、依然としてクライミングジムは休業や感染予防の対応を余儀なくされています。
クライミングジムは大半が⼩規模事業者であるがゆえに資⾦的な余裕が無く、休業期間中でも家賃やスタッフへの給与の⽀払いは発⽣することから感染が⻑引くほど運営は困窮することになります。
たとえ営業が再開できたとしても利⽤⼈数の制限や消毒などの対応に追われるため、困難な状況が続くことは想像に難くありません。
そうしたさまざまな苦難を乗り越えて再び平常な状態を取り戻してもらうために、いま私たちができることは何だろう?
そんな思いから、当プロジェクトはスタートしました。
クライミングと呼ばれる新種のアクティビティが北⽶⻄海岸の⼀部の若者たちのあいだで注⽬を集め始めたのは今から60年ほど前のことです。1966年にサンフランシスコのノースビーチにオープンしたTHE NORTH FACEの第⼀号店の開店当初の主⼒商品はクライミングとスキーの道具でした。1968年に発表されたブランドのロゴマークはヨセミテのハーフドームをモチーフとしてデザインされたものです。今日では、エル・キャピタンノーズの最速登攀などの世界記録を持つアレックス・オノルドをはじめとする多くの優れたクライマーをTHE NORTH FACEはサポートしています。THE NORTH FACEの歴史はクライミングの歴史と共にあると⾔っても過⾔ではありません。クライミングは⼦供からお年寄りまでが取り組めるアクティビティとして世界で親しまれ、国際スポーツ競技⼤会の正式種⽬に認められるようになったことは皆さんもご承知の通りです。
クライミングは眼前に聳える岩壁を⾃⼒で登る。
ただそれだけのシンプルなアクティビティです。
ボルダリングには落下による事故を防ぐために両⼿を上げて補助をする係が必要で、ロープをつかったクライミングもビレイヤーと呼ばれる補佐役なしではできません。クライミングは、メンバーどうしの信頼関係が何よりも重要とされるのです。
巨大な壁に挑むアルパインクライマーはパートナーと密に意⾒を交わしながら登攀計画を立て、何度もトライとエラーを繰り返し、全員で⼒を合わせ励まし合いながら頂を⽬指します。
⼀本のロープ、⼀瞬の判断が⽣死を分けるシビアな登攀は、それを行なう人間同士の信頼関係なくしては成立しません。
こうしたクライミングにまつわる人と人との結びつきが、私たちがクライミングカルチャーと呼び、何よりも⼤切にしているものに他なりません。
この貴重なカルチャーを絶やさないためにも、わたしたちは互いに協⼒し合う必要がある。
もしも苦境に晒されている仲間がいるのなら、全ての⼒を費やして⽀援をおこなう。
それがクライミングカルチャーに⽀えられてきた私たちの使命であると考えているのです。
CLIMB TOGETHER!
これは、クライミングを通じてつながることの
大切さを知るみなさんへの、私たちからの呼びかけです。
CLIMB TOGETHER!共に登ろう!
私たちが属する貴重な⽂化を守るために。
CLIMB TOGETHER!共に登ろう!
未曾有の困難を共に⼿を携えながら乗り越えるために。
CLIMB TOGETHER!共に登ろう!
見たことのない景色と出会えるその日のために。
CLIMB TOGETHER 対象限定Tシャツ
みなさんが購⼊してくれたTシャツの代⾦はクライミングカルチャーを育んできたクライミングジムの運営者のもとへと届けられます。
いつかまた、みんなで壁の前に集い笑いあえる⽇のために。
- THE NORTH FACE チャリティキャンペーン「#TNF_CLIMBTOGETHER」
- *THE NORTH FACEはクライミングカルチャーとクライマーの育成を目的に2013年よりTHE NORTH FACE CUPを応援しています。
CLIMB TOGETHER ⽀援対象ジム
ブランドアプリは6月下旬まで停止予定となります。