About  INSTINCT EXPLORER

例えば、クライミング。 彼らは誰よりも早く、誰よりも高く、 垂直に立つ壁を本能で登る。
例えば、冒険家。 彼らは、過酷な環境下であるにも関わらず、 まだ見ぬものを自分で見たい、
体験したいという理屈を超えた本能で身体を動かしている。

「INSTINCT EXPLORER」、 つまり本能で冒険する。 理屈ではない。
勝手に身体が動いてしまう。 そこに人らしさ、真の個性が宿る。

どこであろうが、いつだろうが、誰であろうが、 平等にある“本能”。
一度、後先考えず、利益・不利益考えず、 本能に従って見るのはどうだろう?

INSTINCT EXPLORERは、そんな冒険家を応援する。

INSTINCT EXPLORE HOODIE インスティンクトエクスプローラーフーディ

¥16,500 Tax In
Color :
  • Black
  • /
  • Navy
  • /
  • New Taupe
Size :
  • S
  • /
  • M
  • /
  • L
  • /
  • XL

Model Aya Sato

Height 158cm / wear Navy size S

SEND(送る)、JAM(詰め込む)、ROUTE(道筋を決める)というクライミング用語を背面に表現したウエア。原料は、日本環境設計によるリサイクルポリエステル(EXPLORE SOURCE)を使用。無縫製の立体的なシルエットによってパーカーならではの肩への負担も軽減され軽い着心地を実現。さらに廃棄ロスも少ない地球に優しいプロダクトとなっている。全3色展開。

INSTINCT EXPLORER

Episode 3

CHIT CHAT


プロスノーボーダー佐藤亜耶と無意識に訪れる満足感

1995年4月9日生まれのプロスノーボーダー。幼少期より父の指導を受け、3歳からスノーボードをはじめる。姉である佐藤夏生選手と小さい頃からスノーボードに没頭し、中学1 年生でプロに昇格。ハーフパイプで活躍し数々のコンペティションで優勝。また2013年からはスロープスタイルにも挑戦。独自のスタイルを確立し、日本代表チーム入りを果たす。現在はフリーライドやバックカウントリーなど様々な滑りを楽しんでいる。

ライバルはいますか?

スノーボーダーの方に聞いてもほとんど同じ回答をされると思いますが、スノーボードにおいてあんまり誰かをライバル視するとか「この人には絶対負けたくない」っていうのはあまりない特殊なスポーツだと私は思います。

競争とはまた何か違うんですね。

コンペティションというよりもセッションに近いかもしれません。私も実際他のライダーがいい滑りをすると自分の時よりも盛り上がって応援してしまったりするんです。

なるほど。佐藤さんが得意とされているフリーライディングにもそのようなことが言えるかもしれませんね。

そうですね。速さとかトリックなどではなく。ゲレンデ全体をどれだけ自由に滑ることができるか……。その上でライン選びも重要になってきます。スピードも自分の板をコントロールしたスピードで滑ること。いくら早く滑れてもボードをコントロールできてなかったらダメなんです。

評価基準が難しそうですね。

そうなんです。だから自分がどれだけ気持ちよく滑られるかがものすごく重要なんですね。

意識せずとも勝手に体が動いてることってありますか?

スノーボードをしている時はもちろんのこと、いつも自分がする選択に関しては考え込んで決断するというよりは、直感で動いている方が多いかもしれません。

スノーボードである理由は何かあったんですか?

両親や姉の影響が大きく、スノーボードは3歳からはじめました。なので正直言うと、スノーボードを続けている理由が明確にありません。でも同時に辞める理由もありません。と言うのも、今までいろんな選択肢を考えたことあるんですが、結局やっぱりスノーボードが1番向いているのかなと思うんですね。

向いてるっていうのは、楽しい。

楽しいし、自分が一番いきいきしているなあと思います。

それは“やりがい”とはまた違うんですか?

やりがいというより、自分が1番好きなことが詰まっている方が近いです。私普段から別に雪山じゃなくても山に行ったり、景色を見たり自然の中にいるのが好きなんですけど、それに加えその景色の中を滑れるっていうのが、得していると言うか、一気にできちゃうみたいなところに満足できるからかもしれません。