STORY
初めての登山靴を試しに
一人、北八ヶ岳ハイクへ
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仕事帰りや休日はカメラ片手に街を歩くのが日課だった僕が、まさか山登りにハマるなんて。一番驚いているのは僕自身だ。きっかけは、近場の山に誘ってもらったこと。最初は乗り気じゃなかったけれど、山に流れる緩やかな時間と開放感が心地良く、なにより撮影の仕事をしている僕にとって山は被写体の宝庫だった。「ウエアはおさがりでも、靴だけは自分の足に合ったものを選んだ方がいいよ」。帰りにもらったアドバイスに素直に従って、普段使いができそうな登山靴も手に入れた。その履き心地を早速試してみたくて、今日はコソ練を兼ねて一人で北八ヶ岳ハイクにやってきたんだ。