THE NORTH FACE

岩にも負けない強さを
わずか95g*に。
* L Size

SUMMIT

NP22021

Big Wall SP Wind Jacket

PRICE. 31,900yen

SIZE. WS / WM / S / M / L / XL

COLOR. TI / FR

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高強度繊維”スペクトラ”を採用した
ウインドジャケット

水に浮く軽さを持ちながら、鉄よりも強いとされる繊維「スペクトラ」を採用することで、鋭い岩などに擦れても簡単には破れることのないウインドジャケットが誕生しました。薄手シェルの最大の弱点を克服しながらも、製品重量はわずか95g(*Lサイズ)。着心地の軽さや動きやすさ、強風時の保温性などは犠牲になっておりません。ウエアの扱いに気を遣ってはいられない一方で軽さも妥協できないクライマーや、ハードな登山を志向する方に打って付けのジャケットです。

  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    Big Wall SP Wind Jacket

    TI  |  ティングレー

  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    Big Wall SP Wind Jacket

    FR  |  ファイアリーレッド

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Spectra Ripstop Cloth with DWR

通気性としなやかさに優れたナイロン生地に、スペクトラ繊維(強化ポリエチレン)を格子状に織り込んだ素材。表面にはDWR(耐久撥水)加工を施し、小雨程度なら弾く耐水性も持ち合わせています。

アスリート
 インプレッション

Shoji Matsumoto

松本 省二Shoji Matsumoto

山岳ガイド / バックカントリーガイド。冬はバックカントリー、夏は登山と岩稜登攀中心に、通年フィールドで活躍している。

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Hiroyoshi Manome

馬目 弘仁Hiroyoshi Manome

30年近く第一線で登り続けている、日本のアルパインクライミング界のメンター的存在。2012年ピオレドール受賞。

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Yusuke Sato

佐藤 裕介Yusuke Sato

山岳ガイド。クライマーとしてもワールドクラスの実力を持ち、ヒマラヤやアラスカなどで数々の難ルートを登攀している。

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シンプルに徹しながらも、
細部に工夫を凝らした機能性

ウインドジャケットで最重要になるのは軽さと動きやすさ。素材強度を高めながらも、この2点は妥協せず、徹底したシンプルデザインで通常のウインドシェルと同等の軽さと着心地のよさを実現しています。一方で、機能的な胸ポケットや、寝心地にまでこだわったフードのコードロック、パンツと連結できる独自アイデアのループなど、見えにくい部分の使い勝手も考え抜きました。現場の知恵がアンダー100gのなかに注ぎ込まれています。

  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    格子状にスペクトラ繊維を織り込んだナイロン生地。小さな穴が開いたとしても、破れが広がるのを防ぎます。わずかな凹凸感がある生地は素肌にふれてもサラリとした感覚。

    VENTRIX HIBRID HOODIE
    VENTRIX HIBRID HOODIE

    格子状にスペクトラ繊維を織り込んだナイロン生地。小さな穴が開いたとしても、破れが広がるのを防ぎます。わずかな凹凸感がある生地は素肌にふれてもサラリとした感覚。

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  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    コシのあるドローコードを採用しているため、適度な庇を形作ってくれるフード。後頭部のアジャスターには柔らかい素材を採用し、フードをかぶったまま寝ても痛みが出ない仕様。

    VENTRIX HIBRID HOODIE
    VENTRIX HIBRID HOODIE

    コシのあるドローコードを採用しているため、適度な庇を形作ってくれるフード。後頭部のアジャスターには柔らかい素材を採用し、フードをかぶったまま寝ても痛みが出ない仕様。

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  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    裾の背中側には、SUMMITシリーズのビッグウォールパンツと連結できるループが付いています。不安定な場所で脱いだときに、落としたり風に飛ばされたりしにくい工夫です。

    VENTRIX HIBRID HOODIE
    VENTRIX HIBRID HOODIE

    裾の背中側には、SUMMITシリーズのビッグウォールパンツと連結できるループが付いています。不安定な場所で脱いだときに、落としたり風に飛ばされたりしにくい工夫です。

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  • VENTRIX HIBRID HOODIE

    胸ポケットにジャケットを収納できるボケッタブル仕様。収納時は手のひらにのるほどの小ささになります。ハーネスなどに下げられるように、カラビナループが付いています。

    VENTRIX HIBRID HOODIE
    VENTRIX HIBRID HOODIE

    胸ポケットにジャケットを収納できるボケッタブル仕様。収納時は手のひらにのるほどの小ささになります。ハーネスなどに下げられるように、カラビナループが付いています。

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マテリアル

テクノロジー

素材

<身頃>

SPECTRA RIPSTOP CLOTH with DWR
(ナイロン89%、ポリエチレン11%)

<ポケット部分>

Apex Softshell Super Light
(ナイロン84%、ポリウレタン16%)

テクノロジー

THE NORTH FACE

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松本 省二Shoji Matsumoto

マルチピッチのロッククライミングや岩稜のバリエーションルートなど、ロープで確保をする登攀で使っています。こういうアクティビティでは軽くて暖かいウインドシェルが重宝するのですが、弱点は、薄いので岩などに擦れると破れやすいこと。その点、このジャケットは、スペクトラを使うことで高強度にしてあるので、登攀中も安心して着ることができます。この強度で100グラム以下というのも驚き。軽さというのは登攀時にはとても重要な要素なので、その点からも非常に心強いジャケットです。ウインドシェルとして見れば高額ですが、この強度と軽さを両立した製品としては唯一無二。サミットシリーズらしい、シチュエーションに特化した製品で、その特性と使い方を理解した方にこそ使ってほしい一着です。

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馬目 弘仁Hiroyoshi Manome

ダイニーマ製の「エマージェンシージャケット」を愛用していたのですが、それに比べるとカサカサ感が抑えられて、かなりしなやかになっています。耐久性はエマージェンシージャケットのほうが高い感じですが、着心地と動きやすさはこちらが上。エマージェンシージャケットがハードシェルなら、このビッグウォールジャケットはポケッタブルな感覚で使えるウインドシェルというイメージです。とはいえ、スペクトラを使っているので、通常のウインドシェルに比べると強度的な安心感はすごく高いし、生地には撥水性も効いているので小雨程度なら問題なく弾いてくれます。胸ポケットが収納袋になっていて、簡単に小さく収納できるところも便利です。使ってみての満足度はかなり高く、クライミングからハードめの登山まで、いろいろな場面で長く使える一着だと思います。

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佐藤 裕介Yusuke Sato

クライミング向けに強度高く作られたウインドシェルなのですが、普通のウインドシェルとして着ても、まったく違和感のない軽さと着心地であることがありがたいです。余計なものが付いていなくてとにかくシンプルなところも、個人的に気に入っているポイント。マルチピッチのクライミングなどでは、複雑な道具やウエアはストレスになりますからね。このシンプルさはクライマーには受け入れられやすいと思います。一方で、細かい部分はすごく注意深く作られている印象です。とくに気に入っているのは胸ポケットのループ。ジャケットを収納した状態でぶら下げていても不用意に開かないようになっています。こんな細かいところまで気を遣っている製品は少ないのですが、意外と現場での使い勝手に影響するところなのでありがたいです。