STARP & FLYSHEET Geodome®4

Geodome®4 Series
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INTRODUCTION

三角形と五角形の形状を基に、
幌・ポール・ペグまで五角形に設計された、
前例のない全く新しいタープ。
頭上からみた星型形状はその名前の
由来となっている。
2018年に発売されたドーム型テントの最新型Geodome®4の
デザインフィロソフィーと、
発明家リチャード・バックミンスター・
フラーの
提唱した構造理論や
「より少ないものでより多くを成す」ことを
目指す
ダイマクション哲学を受け継ぐ
STARPが、
アウトドアの新たな可能性を切り拓く。

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星型のタープが切り拓く
アウトドアの新たな可能性

 日々様々な分野で行われる物事のカテゴライズ化。その定義は様々だが、タープの場合、一般的には長方形のレクタタープ、正方形のスクエアタープ、六角形のヘキサタープ、菱形のウィングタープなどが挙げられる。新たに誕生したTHE NORTH FACEのSTARPはそれらどのカテゴリーにも当てはまらないデザインと機能で、タープの新しい可能性を切り拓く。
 そのフォルムは、美しい直線とカーブのラインが織り成すオブジェのようであり、頭上から見た五角形の星型形状はSTARPの名前の由来でもある。STARPの特徴的なフォルムは、ただ視覚的なインパクトを残すだけでなく、雨風を凌ぎ寒暖を調節するタープ本来の機能を担保するために合理的に設計されている。通常のタープはポール2本仕様のところ、STARPは3本付属。使用するポールの本数を状況によって使い分けることで、天候の変化や地面のコンディションに合わせたより柔軟なアレンジを可能にした。
 製品化に至るまで、製品企画チームは各地を旅し異なる土地や天候の中で幾度も製品をテストし、試作を繰り返した。テストにあたっては、プロトタイプを様々な環境で設営し、その都度得た気付きや発見を基に改良を加えていった。耐久性や軽量性の追求、雨水を効率的に逃がす仕様の模索、効率的且つ合理的な生地縫製の検証などを行う一方で、デザインは細部に渡り五角形と三角形に統一するよう努めた。そのこだわりはタープ生地の形状だけでなく、生地の織り柄、そしてポールやペグなどの付属品にも採用されている。

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STARP

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STARPへと受け継がれた
Geodome® 4の
デザインフィロソフィー

 ポールやペグも、国内外のファクトリーとの密なコミュニケーションにより完成した。機能性を損なうことなく、STARPのアイデンティティである五角形のデザインを細部へ落とし込むことは困難を極めたが、試行錯誤の末に理想へ辿り着いた。
 前述のデザインフィロソフィーは、2018年に発売されたドーム型テントの最新型であるGeodome® 4、ひいては1975年に誕生したTHE NORTH FACE初のドーム型テントであるOVAL INTENTIONの監修を手掛けた “20世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ”の異名をとる偉大な発明家、リチャード・バックミンスター・フラーの考えに由来する。
 たった6本のポールだけで強度を担保しながら、一般住居の天井高にあたる210cmの居住空間を生み出すことに成功したGeodome® 4。それにより軽量性は向上し、組み立ても容易となった。フラーが提唱した、「より少ないものでより多くを成す」ことを意味する「ダイマクション」というコンセプト、またGeodome® 4にも採用された二十枚の正三角形と十二枚の正五角形から成る立体物を指す「イコシドデカへドロン」というキーワードはSTARPのデザインにも色濃く反映されている。そのユニークな外観は共に宇宙船を彷彿とさせ、これまでに見たことのない空間を演出する。
 それぞれ全く異なる形状でありながらも、共通のデザインフィロソフィーを持つSTARPとGeodome® 4。2つの組み合わせにより生まれる相乗効果は絶大である。Geodome® 4の前室としての使用は勿論、リビングルームやキッチンとして多目的かつ快適に使用可能。「快適な住環境が幸福を生み出す」と唱えたフラーの考えが具現化されたその空間で過ごす時間は、人々の想像力を刺激し、新たな発想やアイデアを齎してくれる。
 捉える角度や、使用するポールの本数、ガイラインの張り方などによって、様々な表情をみせるSTARP。その多様性はかつてフラーが人類に提唱した「考え方を変えるのだ。思考の限界を打ち破るのだ」というメッセージが具現化されたもの、あるいは“物事の捉え方次第で、より良い生活を手に入れることができる”と語りかけているように感じられる。
 STARPとGeodome® 4。それらが美しい自然界に立つ佇まいは周辺の景色と調和しつつも圧倒的なパワーを放ち、これまで見たことのない空間を演出する。既視感を微塵も感じさせない体験がそこにある。

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頭上からは五角形、地上では三角形のように見えるSTARP。その唯一無二のフォルムは宇宙船を彷彿とさせる。デザインだけではなく、ディテールにも妥協を許さないオリジナリティが宿る。

DETAIL
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美しい直線とカーブが印象的。雨と陽射しを防ぐ加工が施された生地は、強風に耐える高い技術により縫製される。単体での使用はもちろん、Geodome® 4との連結により、広く快適な前室空間を生み出す。

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雨水の逃げ道が必要な雨天時の設営。一般的なタープではロープを強めに張り、中央部を下げて固定しなければならない。STARPでは合理的に雨水を流す設計の採用で、雨水が自然と一点に集まり、生地を伝って地面に流れ出る。

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タープにテンションを掛けて地面に固定するガイライン。生地裏面の各所にその収納ポケットを配置。ガイラインの紛失を防ぐだけでなく、クイックに取り出すこともできる。

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フラーが提唱した「ジオデシック構造」に由来する三角形のデザインコードを、規則正しい連続模様のドビーチェックにも採用。生地の織り柄も三角形とすることで、デザインの統一が成されている。

OPTION
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オリジナルの五角形型にデザインされたSTARP専用のタープポール。組み立ては差し込むだけで連結しやすく、強度に優れたプッシュボタン式。傷が目立ちにくいアルマイト加工が施されている。

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タープポールのトップを長めに設計。強風によるロープ抜けを防ぐために先端部には細かな5本のラインが刻まれている。

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タープポール同様にアルマイト加工が施されたペグ。ハンマーを打ち込むヘッド部分にも五角形型のデザインを採用。様々な地質やコンディションへの対応を可能にする。

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ガイラインはシルバーの自在金具も三角形型に。2つ穴の自在金具に比べ、ロープにかかる摩擦が増える分緩みにくく、タープを支える強力なストッパーの役割を果たす。

SPEC

NV22000
本体価格 120,000+税
[平均重量] 7.15kg
[サイズ]480×503cm
[ポール本数] 3本
[収納サイズ]71×17.5cm
[素材]70Dジオリップストップナイロン
1,500mmPUコーティング

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FLYSHEET Geodome® 4

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STARPと共に、新色ティングレーを纏ったGeodome® 4のフライシート※も登場する。防水性と防風性を高めたSTARPと共生地を使用することで、連結時の相性も高まる。「世界の向上は、人間が住む環境を変えることによってのみ実現する」と語ったフラー。偉大な発明家の信念を受け継ぎ、進化するThe North FaceのGeodome® 4シリーズ。その歴史に、新たな軌跡が刻まれる。

※ティングレーのフライシートは単体での発売。既存のGeodome® 4にはサフランイエローのフライシートが付属します。

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ドーム型形状をその最大の特徴とするGeodome® 4は、フライシートを纏うことで新たな表情をみせる。
唯一無二のデザインはそのままに、フライシートとしての機能性をアップデート。より快適な居住性を実現する。

DETAIL
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正五角形と正三角形で構成されたデザインパターンは、フラーが提唱した「イコシドデカへドロン」に着想を得たもの。従来のフライシートから防水性、撥水性、防風性などを高めただけでなく、軽量化にも成功。

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フライシート上部に設けられた開閉式の小窓。開けて固定することにより、風抜けが良くなり、通気性も向上する。

SPEC

NV22007
本体価格 70,000+税
[平均重量] 2.94kg
[出入り口数] 1
[収納サイズ] 60×21cm
[素材]70Dジオリップストップナイロン
1,500mmPUコーティング

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Geodome® 4

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リチャード・バックミンスター・フラーのジオデシック構造とテンセグリティ理論を継承するドーム型テントの最新型。「最少のもので最大の効果を得る」というダイマクションコンセプトが息衝く。