DEALERS’ VOICE
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SAKAIYA SPORTS
NORITAKA TAKAHASHI3モデルともこれだけ剛性が高いのにも関わらず、走ってみると実際の重量以上に軽さを感じさせます。アウトソールも印象的で、決して深いラグではないのによく粘り、さしずめクライミングシューズのような感覚。履き手の足運びの特性を活かしてくれるのではないでしょうか。かといってグリップがいたずらに効きすぎることもなく、操作性が抜群にいい。前への推進力も事前の想像以上で、自分が速くなったのかと錯覚できるでしょう。
SAKAIYA SPORTS
NORITAKA TAKAHASHI -
Run boys! Run girls!
RYO HIRANOザ・ノース・フェイスの直営店で働いていた経験からの正直な感想として、靴作りのクオリティが比較にならないほど向上していますよね。マラソンシューズでトレンドになっているプレートを、トレイル向けに3Dに成形して、搭載してきた。常に新しいことを目指すその姿勢がこのブランドのらしさだと思います。レースに情熱を傾けている人にはきっと応えてくれるはずなので、まずは試し履きを。足を入れてみたら凄さが分かりますから。
Run boys! Run girls!
RYO HIRANO -
moderate
MASAKI MATSUSHITAケガをしにくい安心なシューズであることは履けばすぐ分かりますが、Flight VECTIV™は安心感がありながらも登りで攻められるシューズ。こんなフィーリングのシューズは初体験です。普段なら歩いちゃおうかなという登りでも、反発の力でグイグイ走れます。下りでも3Dプレートのおかげかスピードを上げてもブレが少なく、推進力を進みたい方向にフォーカスしてくれる。ガンガン登ってガンガン下れるので、ホームフィールドの鈴鹿山脈の様な起伏の激しい山で活躍してくれそうです。
moderate
MASAKI MATSUSHITA -
ELK
SHINTARO NAKAGOMIとにかくソールユニットが特徴的で、トレイルランニングシューズであそこまで素材を重ねたモデルはほとんど存在しないのでは。その意味でもザ・ノース・フェイスというブランドのコアな部分、トップオブトップを感じさせます。Flight VECTIV™に関しては距離を問わず、走りやすいコースでスピードを出したい人や、あるいはレース指向の強い人に薦めたい。今までいろんなシューズを履いてきた人にとっては新たな選択肢となりそうです。
ELK
SHINTARO NAKAGOMI -
RUN-WALK Style
SACHIKO MIURA登りに関してはさすがカーボンプレートで、転がるようにラクに走れるので平地のように感じられるほどでした。意外だったのは下り。浅めのラグなのにグリップがよく効くので、安心感があります。ラグが深いとそれが土に打ち込まれてむしろブレーキとして作用しかねないのですが、その心配もない。Flight VECTIV™は100マイル向けとのことですが、個人的にはミドルレンジまでのレースにこそ薦めたいです。価格に見合った価値があります。
RUN-WALK Style
SACHIKO MIURA -
NAMCHE BAZAR
IKUO WADAFlight VECTIV™で地元の奥久慈の山域を走ってみて感じたのは、急斜面でも、フラットな走れるセクションでも、快適に対応するということ。UTMFのコースに向いていますね。走れるシューズというと屈曲性の高い軽量モデルが大半のところ、これは剛性も高く、ヨーロッパ的な味付けがされています。軽いのにハードなセクションでも安定する、そういう靴って珍しい。いろんなシューズを履いてきた人ほど良さが分かりやすいのではないでしょうか。
NAMCHE BAZAR
IKUO WADA -
ART SPORTS
KENJI SUZUKIプレートの硬さはあまり感じません。ロッカー形状とのコンビネーションがいいのでしょう。マラソン向けのカーボンプレート入りモデルのように履き手の実力が要求されることもなく、いろんなフォームの人に合うと考えます。衝撃吸収性も犠牲にしておらず、トレイル、ロードの両方に対応します。日本からの要望でラストの足幅を広げているとのことなので、今まで同社のシューズが足に合わなかった人も試してみてください。
ART SPORTS
KENJI SUZUKI -
ART SPORTS
HARUHI TAKASHIMAレディースモデルが単なるサイズ違いではない、専用設計になっているんですよ。とくにヒール部がコンパクトに作られていて、女性の場合はかかとに浮きを感じてしまうシューズが多いのですが、そのフィッティングが絶妙。Flight VECTIV™の履き口にはクッションパッドがあてがわれ、さらにフィット感が増しています。かかと着地で走るゆっくりランナーの私でも、ロッカー形状の恩恵で気持ちよく前に転がるんです。レースで使ってみたいです。
ART SPORTS
HARUHI TAKASHIMA -
SHUGAKUSO
KEISUKE GOTOトップモデルのFlight VECTIV™に関しては高い走力が求めらるモデルですが、走力が高くない方でもこの靴を履いて走り込んでみたいと思わせるシューズです。サードモデルのVECTIV™ Endurisは軽登山靴としての使い方も提案するつもりで、長距離のランやハイク、子どもを背負っての山歩きで、そこまでがっしりとした靴は必要ないけどちょっとしたサポート性がほしいというシチュエーションに合いそう。色も今どきですしね。
SHUGAKUSO
KEISUKE GOTO -
TRAILFEST RUNNING COMPANY
MINORI TAGUCHI走っていてスピードに乗れる、気持ちのいいライド感が印象的。トレイルだけでなく林道や舗装路も得意で、実はウルトラマラソンにも向いているのでは。Flight VECTIV™は100マイルレースで24時間切りを狙う上級者向き。鍛えに鍛えた屈強なランナーに最後の一押しとしての推進力を授け、レース後半までダレずに走り切らせてくれる“合法シューズドラッグ”です。ただし、下りのテクニックに自信がない人には向かないかもしれないのでご注意を。
TRAILFEST RUNNING
COMPANY
MINORI TAGUCHI -
BASECAMP
HIROSHI FUKUDAFlight VECTIV™はかなりマニアックなギアで、カーボンプレートの安定感と、トレイル上での反発力は今まで他のシューズでは体感したことのない際立ったレベルです。下りでは脚が止まらずに回転し続けるイメージ。といっても、操作性が悪くってバタつくようなことはありません。ミッドレンジのVECTIV™ Infiniteもアッパーの耐久性がすこぶる高そうで、路面の突き上げにも強く、過酷な足場の、本格的な山岳フィールドを攻められそうです。
BASECAMP
HIROSHI FUKUDA -
SKYTRAIL
SOICHIRO SHIIYAMAトレーニングのため登りは極力走るようにしているのですが、その際に意識しているフォアフット着地の、前傾させたフォームを取りやすかったのが印象的。Flight VECTIV™はアッパーも秀逸で、シュータンが一体のためもし足型に合うならフィット感は段違い。
汗抜けがいいのも長時間のランでは嬉しい。VECTIV™ Endurisも同じような走行性を備えていて、同等レベルの安定感のあるシューズと比べて軽い。この軽さは武器になります。SKYTRAIL
SOICHIRO SHIIYAMA -
ATC Store
MASAYA ASHIKAWA正直に言うとFlight VECTIV™は普段履いているシューズと違いすぎて、カーボンプレートの効果を感じ取れているかというとまだ微妙なところ。それでもプロダクトとしての本気度の高さ、最新のテクノロジーには“専門店としてこのシューズを扱わないのはマズいかも”と思わせるものがあります。レースだけに限らないオールラウンダーとして。あるいは100マイルでの秘密兵器として。意外と万人にお薦めできるモデルではないでしょうか。
ATC Store
MASAYA ASHIKAWA