“内側から” 濡らさない
THE NORTH FACEが独自に開発した防水透湿素材。防水性に加えて、群を抜く透湿性の高さにより発汗によるウエア内の蒸れを防ぎ、快適に保ちます。
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独自開発の
防水透湿フィルムナノレベルのポリウレタン繊維をミクロ単位でシート状に吹き重ねたのがFUTURELIGHT™のナノフィルム。何層にも重なるミクロ単位の網の目が水分を遮断し、空気そのものを通過させます。
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通気の
メカニズムミクロ単位の穴によって通気性が確保されており、ウエアを着用したときから通気します。素材自体の換気機能が高いため、運動によるウエア内の蒸れを効果的に排出します。
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素材の
しなやかさ表生地と裏生地を自由に選ぶことができ、またナノフィルム自体に高い伸縮性があるため、素材自体が非常にしなやかでやわらか。ゴワゴワとした着心地とは無縁です。
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知っておきたい
弱点FUTURELIGHT™は通気する素材のため、強風下では通気感を感じるかもしれません。また、豪雨などの荒天時はGORE-TEXなど耐水圧の高い素材のほうが安心です。
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環境への配慮
表生地・裏生地にリサイクル素材を採用。フィルムの貼り合わせ工程での工夫や、生産ラインも含めて消費エネルギーを軽減。限りなく環境への影響に配慮しています。
“外側から” 濡らさない
「高い防水性と防風性」
「荒天時における高い信頼性」
「耐久性のある防水透湿機能」
「安心感ある着心地」
高い防水性と防風性、耐久性に定評ある防水透湿素材。その高いプロテクション性能によって嵐や豪雨、強風から身を守り、安全な行動を約束します。
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機能を支える
GORE-TEXメンブレンクモの巣状の構造を持つフッ素樹脂の薄い膜「ePTFE」からなるGORE-TEXメンブレン。水滴の1/20,000で、水蒸気分子の700倍といわれる孔の働きで、水を通さず水蒸気を逃がします。
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透湿の
メカニズム温かく湿ったところから、冷たく乾いたところへ流れるという水蒸気の性質を利用し、ウエア内の水蒸気圧上昇に伴って、水蒸気がしみ出ます。だから「通気」ではなく「透湿」。
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信頼の
プロテクション性素材のみならず、ウエアとしての防水性に高い基準を設け、厳格な試験を実施。また、GORE-TEXメンブレンは通気性がないため、防風性は限りなく100%に近いレベルです。
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知っておきたい
弱点GORE-TEXメンブレンの透湿にはウエア内外で、温度と水蒸気圧の差が必要なため、高温多湿な状況では汗が抜けきらず、ファスナーやベンチレーションでの換気が必要です。
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環境への配慮
環境負荷が最も高いのは生産工程という環境アセスメントの結果から、GORE-TEXは耐久性を重視します。長く使える製品こそが環境負荷を最小限に抑えるという考え方です。
FL Super Haze Anorak
FUTURELIGHT™の特長である高い通気性としなやかさを生かした軽量レインジャケット
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Climb Light Jacket
荒天時での信頼性の高いGORE-TEX Fabricsを採用した軽量レインジャケット
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コンディションごとの
使い分け例
昼間は温暖ながら朝夕は冷え込む春や秋。1日中高温多湿な梅雨時期に、天候の安定する夏山シーズンまで、シーズンによって変化するコンディションごとに、2種類の防水透湿素材の使い分け例をご紹介します。
梅雨時期の
低山や樹林帯
高温多湿な梅雨時期の登山、とくに風のない樹林帯では、蒸れと暑さに大いに悩まされます。ウエア内外の温度差もなく、発汗に透湿が追いつかないため、ベンチレーションを全開にしても蒸れは避けられない。そんなときこそ、高い換気効果を発揮するFUTURELIGHT™の出番です。とかく憂鬱な雨の日ですが、しっとりとした苔やシダが美しい森の緑をまるごと楽しんでしまいましょう。
春と秋、
端境期の山
フリース1枚ではまだ肌寒い春や秋の朝は、アウターウエアを着て歩き出したいもの。けれども時間の経過とともに体は温まり、途中でアウターを脱ぎたくなります。そんなとき、高い通気性を持つFUTURELIGHT™なら、着たままで快適に歩き続けることもできます。ただし、稜線で強風に叩かれたり雨が降ってきたなら、バックパックから薄手のGORE-TEXアウターウエアを取り出して、上から重ね着しましょう。春や秋の冷たい雨は油断できない存在ですから。
降ったり止んだり
雨予報の山
雨予報ながら降ったり止んだりと、はっきりしない天気には、FUTURELIGHT™の高い通気性がモノを言います。レインウエア上下を着込んで歩くときは、できれば脱ぎ着を繰り返したくないもの。そのたびに立ち止まって、バックパックを下ろすだけでもけっこうな手間です。天候や気温が変化しても、できるだけ着たまま歩き続けたい。これこそがFUTURELIGHT™誕生のきっかけでもあります。荒天時のバックアップとして薄手軽量のGORE-TEXのジャケットをバックパックに入れておけば、さらに万全です。
天候の安定した
夏山
梅雨が明けて夏山シーズンが始まれば、山の天候はおおむね安定期に入ります。気温も上がり、標高の高い山でもアウターなしで行動できることも多くなります。けれども山の天気は変わりやすく、荒天への備えとしてレインウエアは必携です。それには軽量でコンパクトに折りたため、薄手ながら防水性と防風性に優れたGORE-TEXアウターウエアをバックパックに備えましょう。頂上や稜線上でのウインドシェルとしても活躍してくれます。
ときには豪雨
終日雨の中での行動
高山での縦走で、中日や最終日などに確実に1日中雨が降るとわかっていた場合は、やはりGORE-TEX Fabricsの高い防水性が頼りになります。急登が長く続くルートや、歩くペースが速い場合は、ウエア内の蒸れを感じるかもしれません。それでも、強風の稜線下や、休憩時には高い防風性も相まって降雨や風をしっかり遮断し、危険な体の濡れと冷えを防いでくれます。あるいは、そんな日は行動しないという判断が正解かもしれませんが。
「群を抜く透湿性の高さ」
「オーバーヒートを軽減」
「ソフトでしなやかな着心地」
「発汗量の多い行動に最適」