永戸鉄也と水谷太郎によるSTILLSCAPEは、2人の視点の共有から生まれた共作展。物体から風景へ、風景から物体へ、ミクロからマクロへ、果ては過去から未来へ。その作品群は、2人が独自にそれらの構造を解釈し、写真とコラージュといったさまざまな手法をもとにイメージを拡張する。
THE NORTH FACE STANDARD京都の3Fギャラリースペースにて、4月23日(土)〜5月22日(日)に京都市内各所で行われるアートフェス「KG+」の特別展として、本作品展を開催します。
(Artists Profile)
Tetsuya Nagato/永戸鉄也
1970年東京都生まれ。アートディレクター。高校卒業後に渡米。帰国後、96年よりアートディレクターとしてUAやRADWIMPS、サザン・オールスターズをはじめとする国内トップアーティストのCDジャケットデザインやPVのディレクション、広告やドキュメンタリー映像制作等に携わる。ファッションブランドではUNDERCOVERやKIJIMA TAKAYUKIのアートディレクションを手掛ける。アーティストとしての活動では、コラージュ、写真、映像作品を制作、個展やグループ展で発表。2003年、第6回文化庁メディア芸術祭デジタルアート優秀賞受賞。同年、トーキョーワンダーウォール公募2003・ワンダーウォール賞受賞。2016年5月からフルリニューアルする音楽カルチャー誌「ローリングストーン日本版」のアートディレクターを務める。
Taro Mizutani/水谷太郎
1975年東京都生まれ。写真家/ファッションフォトグラファー。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業後、自身の写真家活動を開始。現在では『BRUTUS』『GINZA』『FIGARO』などのファッション/カルチャー誌をはじめ、UNDERCOVERやSupreme、HYKEなどファッションブランドの広告、アーティストのポートレイトなどを中心に活躍。2013年3月、4人のファッションフォトグラファーによる合同写真展「流行写真」を主宰・参加。同年11月、写真家・上田義彦が主宰する「Gallery 916」にて、ランドスケープの新たな表現に挑んだ自身初の個展「New Journal」を行った。作品集に『Here Comes The Blues』(2012)、『STILLSCAPE』(2015)
THE NORTH FACESTILLSCAPE Tetsuya Nagato/Taro Mizutani