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未来のゴルフを創るヒト。
地球環境を思いやりながら、今よりもっとゴルフが身近に愉しめるように。様々な視点で、未来にバトンを繋ごうとする人たちの思いを綴っていきます。
- 初心者ゴルファーサポート企画
《初心者ゴルファーサポート企画》を支える人達⑤ 荻原亮史さん
PAR PLAY コンテンツページでは、ブランドとしての挑戦や新しい取り組みなどを、様々なアプローチから発信しています。連載でお届けしているGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの《初心者ゴルファーサポート企画》は今回が最終回。企画のローンチ当初から参画するゴルフプロデューサーの荻原亮史さんに、スタッフとして携わる楽しさや荻原流ゴルフ活用術について話を伺いました。
「タフなプレーはとりあえずスルー。楽しくラウンドできるようにサポートします」
荻原さんにとって、「ゴルフ」は人生に欠かせないキーワードの一つ。20代はゴルフ練習場に勤務し、30代は出版社でゴルフ雑誌の営業マンとして忙しい日々を送ります。その後40代で独立してからも、コンペ主催やゴルフ番組のプロデュース、イベント運営など、ゴルフに関わる様々なビジネスに携わり、幅広いネットワークを武器にバリバリ活躍中です。そんな荻原さんは、練習場やメディアでの経験を活かして、人と人を繋いだり、その場にフィットする人材をアサインして企画をまとめる、いわば業界の「HUB(ハブ)」のような存在。それゆえ、ゴルフを通して「人が繋がり」「輪が広がる」場面を誰よりも見てきた人物でもあります。
「今でこそゴルフで繋がったご縁のおかげで様々なビジネス、貴重な経験もさせてもらって、『みんな、ゴルフ絶対やったほうがいいよ!』って思うけど、ゴルフを始めたばかりの頃はマナーやルールはわからないし、うまく打てないし、僕も楽しくなかったんです(笑)。だからサポートスタッフで入る時は、とにかく『楽しかった〜!』と言ってもらえるように頑張ります」とにこやかに語ります。
心がけていることは、普段自分がラウンドする時と同じく「プレーファースト」なのだそう。
「初心者の方は、必ず自分よりも上手な人達とラウンドすることになるので、ショットが飛ばない分コースを走って遅れを取り戻すとか、素振りも少なくしてスムーズにプレーすると『あ、この人わかってるな』って思ってもらえますよ、とか、結構実践的なことを話すようにしています。バンカーに入っちゃったり、打ちづらい場所にボールがある時も『1回だけトライしてみましょう』とチャレンジして、あとは打ちやすい場所にドロップして打ったり。難しいことはひとまず置いておいて、ラフやフェアウェイ、グリーンでも、それぞれいいショットが打てて成功体験が一つでも二つでもできるといいなと。あとナイスショットの時は超褒める!これも大事!(笑)」。
「ゴルフは人を繋ぐ、人生を楽しくするツール。ぜひフル活用してほしい!」
また、ルールやマナーなど、安全面でのレクチャーは網羅しつつも、ラウンド中は「とにかく色んな話をします。なんで参加したの?とか、ゴルフの悩みある?とか。話しているうちに打ち解けてアドバイスもしやすくなるし、何よりみんなで盛り上がる方が楽しいからね」と荻原さん。そんな風に、いつの間にか「教わる側」「教える側」の垣根をなくして、愉快なワンチームを作ってしまうのも元営業マンならではのサポート術なのでしょう。
こうした荻原さんのスタンスの根底にあるのは、「ゴルフは究極のコミュニケーションツール」という思い。「会社員の方であれば、部署や立場が違う職場の方ともゴルフを介して仲良くなれたり、社内では絶対しないような話題で盛り上がることも、ゴルフ場でならあり得る。ゴルフってうまく使うと、色んなギフトを与えてくれるし、未知の扉を開くツールになってくれるんです。人生をより楽しんでいく、繋がりを作っていくためのツールの一つとして、ゴルフは絶対やった方がいいよ!って、ラウンド中はそんな話をすることもあります」。
人と人を繋げ、人の輪を作るゴルフのチカラを何度も目にしてきた荻原さんにそう言われると、やらない方がもったいない!と思えてきます。参加者の皆さんも荻原さんとのラウンドでいい刺激を受け、ゴルフをよりポジティブに捉えるいいきっかけになっているのではないでしょうか。ゴルフという新たなツールを得て、仕事もプライベートも輪をかけて充実していくようなハッピーな初心者ゴルファーが、これからもどんどん増えてほしいと&GOLFも願っています。
&GOLFは、現在GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの《初心者ゴルファーサポート企画》とコラボし、サポートスタッフのゴルフウエアを協賛しています。型にはまらないボーダーレスなゴルフウエアを提案する&GOLFでは、この企画の趣旨に共感し、PAR PLAY コンテンツページにて企画内容やサポートメンバーのご紹介を5回連載でお届けしました。