GORE-TEXをはじめとしたはっ水加工商品は、汗や皮脂といった油分や、大気中のホコリなどで汚れると、機能が低下する可能性があります。
定期的なメンテナンスを必要としますが、お手入れによって高い機能を維持・発揮します。
正しくメンテナンスをし、製品をより永く、快適に使い続けましょう。
※お手入れの際には、製品に付いている取扱表示や製造メーカーの指示を必ず確認し、そちらの内容に従ってください。
OK 正常な耐久はっ水加工(DWR)
耐久はっ水加工(DWR)は、生地の表面に非常に薄い層を形成し、表面自由エネルギーを下げることで水が浸み込まず、球状になって転がり落ちます。
NG
DWRが
機能しなくなると
耐久はっ水加工(DWR)が機能していなければ、生地の表面で水が球状になりません。メンブレンによって防水性は維持されるものの、水が表面の層に浸透すると、ガーメントは冷たく湿った感触になります。
DWRは永続的ではなく、水が球状にならなくなったら、それはDWRが正常に機能していない証拠です。GORE-TEX プロダクトの防水性は変わりませんが、通常ほど快適に着用できなくなる可能性があります。
耐久はっ水加工(DWR)は、撥油性が低く、定期的なメンテナンスを必要としますが、正しいメンテナンスによって機能の持続につながります。GORE-TEXプロダクトは耐久性が高く、定期的なお洗濯によるダメージの心配はありません。むしろ最大限に機能を活用するにはメンテナンスが必要です。
GORE-TEX社は、化学物質の使用量を抑え、高いパフォーマンスを発揮する独自のPFASフリー*DWRを開発しました。PFASフリー*DWRとは、環境や人体への影響が懸念される有機フッ素化合物(パー及びポリフルオロアルキル物質)を使用せずに製造した耐久はっ水加工です。THE NORTH FACEでは、2025年度中に全てのGORE-TEX製品をPFASフリー※DWRに移行予定です。
※有機フッ素化合物(パー及びポリフルオロアルキル物質)を使用せずに製造していますが、微量含まれる可能性があります。