こんにちは。
THE NORTH FACE STANDARD の米山です。
厳しい暑さと日差しが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
”南伊豆ロングトレイル” のフィールドレポート第3弾です。
ご覧いただいている皆様、ありがとうございます。
まだの方は是非こちらから読んでみてください。
1日目のコース↓
松崎港 → 室岩洞 → 石部温泉周辺 → 三浦歩道 → 雲見 → 高通山 → 波勝崎 → 伊浜
コース全長は約16.8km
今回は一日目の最難関『高通山』を越えて、次の町「伊浜」にある1日目の宿『めぐみ荘』までの行程となります。
では、早速参りましょう。
『高通山』
山頂からの景色
標高519mの高通山。低山ですが、山頂からは西伊豆の海岸線や、南アルプス、富士山が見渡せる非常に眺望の良い山です。時期によっては山桜やつつじなどの花が一斉に開花し、美しい景観もみられるようです。
常緑樹が生い茂っており、序盤は陽があまり入らない道が続きます。
滑りやすく危険な箇所もありますが、コースは基本的に整備されており、安全に登る事が出来ます。
一般コースタイムは登頂まで1時間程度。ゆっくりとしたペースでは下山まで2時間ほどの山ですが、急登が続きます。重量級の荷物はかなり応えます…
道中、無数に散らばっている岩石。
海底火山の影響が表れる伊豆ならではの迫力があります。
山頂に近づくにつれ、日差しが徐々に入り海側の景色が見えてきます。
スタートから段々と景色が変わるので、ピークに近づくにつれ気分が高揚するコースです。
山頂に到着。
疲れが飛んでいくような景色です。
一日目の行程も終盤に差し掛かり、少し夕焼けも。
下山後『波勝崎』を経て、『伊浜』へ下りながら進みます。
農道を歩きつつ、海を見ながらひたすら下っていきます。
『めぐみ荘』へ到着。
今回テント泊用の装備を担いで歩いていますが、テントでの宿泊は2日目に行いました。
1日目は伊豆にある町や文化、地産品をより知る事が出来ればと思い、こちらの『めぐみ荘』に泊まらせていただきました。
その日に獲れたばかりの海鮮料理。美味しくて最高でした。ボリュームがとにかくすごいです!
「アウトドア」といえば、テントやロッジなどに泊まるといったイメージが強いと思うのですが、道中の宿に泊まりつつ進んでいくことが出来るのは、南伊豆ロングトレイルならではの醍醐味だと感じました。
その土地の方々と接する事で、都会では知る事のない経験を通して新しい価値観も生まれたと感じます。
もちろん、ふかふかの布団と露天風呂の効果で体力が回復できるというメリットもありますが。笑
初日から足を引っ張ってしまったクルー最年長の身としては、色んな意味で『めぐみ荘』の選択は最高でした…是非参考にしてみてくださいね。
続く。
読んでいただきありがとうございました。
また次回。是非ご覧ください。
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