こんにちは。
THE NORTH FACE STANDARD の米山です。
”南伊豆ロングトレイル” のフィールドレポート第6弾です。
ご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます。
まだの方は是非こちらから過去のブログも読んでみてくださいね。
3日目のコース↓
入間(キャンプ場) → 千畳敷 → 中木 → ユウスゲ公園 → 石廊崎(ゴール)
今回から最終日の3日目に入っていきますが、
2日目に立ち寄る事が出来なかったルートへも迂回しつつ、最終地点の『石廊崎』を目指します。
では、早速参りましょう。
ゆっくりとしたキャンプ場の朝から。
晴れ間が覗くのを待ちながら、準備と朝食を。
キャンプ場の目の前にあるバス停。
早朝の時間は大勢の学生が通学手段として乗っているのですが、ここから出発地点の松崎町までバスで戻る事も出来るので、いざという時の手段として使用ができます。町を結ぶバス停は各所にあるので、事前にエスケープできる場所は調べておくと安心です。(時間の間隔はかなり広いので要注意です…)
さて、天気が予報よりも回復せず残念ですが、このままではスケジュールもおしてしまうので出発。
まずは2日目に行けなかった『千畳敷』へと向かいます。
『千畳敷』
すごい迫力です。
これまでの風景とはまた違った、ダイナミックな地形がより間近に体感できる場所ですね。
『千畳敷』はその言葉通り、広い岩畳を思わせる大岩盤のことで、畳千畳分という意味合いも込められた名前だそう。
この辺りの地層は伊豆半島が島として形成されていく過程で、噴火を繰り返し、そこに火山より噴出した火山灰や軽石が堆積してできた凝灰岩や軽石層からこの様な形状になっているようです。
また、初日に訪れた『室岩洞』と同じく、伊豆石の石切場として使われていた事で、独特の景観になっていました。
開放的な場所なので、ついリラックス気分が先行しそうになりますが、気持ちを切り替え次の町を目指します。
徐々に天候も回復の兆しが。
『千畳敷』から次の町『中木』までは約4.5km。
3日目という事もあり、重量のある荷物を背負い続け、流石に体の疲労も蓄積されています。
初日との顔の違いは歴然です。笑
何とかたどり着いた『中木』は港町。
ダイビングスポットとしても日本有数の場所で、のんびりとした空気が漂います。
実はこの『中木』、最終地点の『石廊崎』までに立ち寄る最後の町。
長いようで短く濃密な旅もいよいよ終盤です。
続く。
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と、ロングトレイルの道のりはあと少しですが、最後に今回の旅で使用したおすすめのギアの紹介を。
今回はスタッフ山口の着用品をご紹介させていただきます。
まずは、アウターから。
“TNF Be Free Long Anorak”
防虫効果のある素材、With Reliefを使用したBe Freeシリーズで、クラシックなアウトドアウェアにみられるカグール(Cagoule)をベースにした膝上丈のアノラックデザインです。
キャンプなどのアウトドア、タウンユースでも活用できる一着で、登山道や町を行き来するようなシーンでも、デザインを気にせず着続けていただけるのが特徴的。
肌あたりが良く、長時間着続けられる素材で非常に汎用性が高いアウターですね。
続いてはシューズ。
“Vectiv Exploris FUTURE LIGHT”
安定性、推進力、グリップ力に優れたソールユニットである「VECTIV™」を搭載したトレッキングシューズです。
アッパーには防水透湿素材のFUTURELIGHT™を使用して、トレッキング、ハイキング、ライフスタイルまで幅広く対応できる一足となっています。
軽量モデルでありながら、推進力があり、長時間履いていても疲れを感じにくいので、様々なシーンでおすすめです。
カラーリングも良いですね。
最後は2日目のキャンプ場で使用したテント。
"Mountain Shot"
3シーズン対応の山岳用テントとして開発されたMOUNTAIN SHOT。
ダブルウォールタイプのシンプルなドーム型テントで、雪山登山以外での様々なシーンで使うことが出来ます。
軽量でスペックもバランスの取れたモデルですが、中でも特徴的なのはテント内の居住快適性。天井に設置できるサブポールで、頭上の空間を向上させ、テント壁が垂直に立つような効果があり、見た目よりも内部が広く感じます。
設営も簡単で、雨の中でもスムーズに組み立てられます。
是非参考にしてみてくださいね。
ではまた次回、是非ご覧ください!
読んでいただきありがとうございました。