みなさんこんにちは!
THE NORTH FACE 浜松佐鳴台店スタッフの中村です!
今回は、9月下旬に挑戦した「立山-剱岳縦走」についてお話しします。
3000m級の山々では、すでに葉が赤く色づき始めており、秋の訪れを感じました。
室堂ターミナルまでのアクセス
立山を登るための出発地点、室堂を目指す方法として、扇沢駅(長野方面)と立山駅(富山方面)の2パターンがあります。
今回私は、立山駅からケーブルカー(約7分)と高原バス(約50分)を乗り継ぎ、室堂へ向かいました。(同店スタッフが扇沢方面からの立山登山のブログを書いているので是非そちらもご覧ください!)
【1日目】
まず乗り込んだのは、立山ケーブルカー。
立山駅と美女平までの1.3km、標高差およそ500mを7分で一気にのぼります。自分の足で登ろうと思うと、1時間半はかかるので、ケーブルカーのありがたみを改めて実感しました。
ケーブルカーを降りると、すぐにバスに乗り換えます。
しばらくすると、左側に落差350mの日本一の「称名滝」が見えてきます。(黒部アルペンルートHPより)
この滝は、2019年8月8日にTHE NORTH FACEアスリートの中嶋徹氏がフリーソロに挑戦した場所でもあります。
彼の挑戦の様子はYouTubeやGoldwinの記事でぜひご覧ください。
立山駅から約1時間30分で室堂ターミナルに到着。
ターミナルの2階には、フィールドに最も近いTHE NORTH FACE ホテル立山店もあります。
記念撮影を済ませた後、8:30に登山を開始しました。
これまでの登山は暗い林道からスタートすることが多かったのですが、今回は360度の絶景に囲まれてテンションが上がります。
登山道は整備されていますが、急な坂道が長く続きます。
歩き始めて50分ほどで「一の越山荘」に到着。
ここから雄山までの道のりは登山道が狭く急登になるため、「譲り合い」の精神を大切にしながら進みます。
登山開始から2時間ほどで、1つ目の頂上「雄山」に到着しました。登頂の直前でガスってしまい残念…。
雄山頂上で記念撮影やお参りをする間に晴れ間が…!気を取り直して、次の大汝山へ出発です。
雄山から大きな岩場を乗り越え、40分ほどで「大汝山」に到着。
最後、富士ノ折立を目指します。
大汝山から30分ほどで「富士ノ折立」に到着し、立山三山を制覇しました!
個人的には立山三山は比較的整備されているため、登りやすく楽しい印象でした。
立山三山制覇!でひと段落つきたいところですが、明日の剱岳登頂に向けて、剱沢キャンプ場を目指します。
真砂岳、別山はとにかく稜線を歩くので風が強く、体温がグッと落ちます。
既にシーズンオフではありますが、みなさんもこの季節に行かれる際は、防寒着をお忘れなく。
ここで私の登山必須アイテムのご紹介です!
稜線歩きや停滞時は寒さが大敵ですが、ペースアップして歩いていると、とにかく熱くなってくるため衣類の着脱が大変になります。
しかしこの商品は、通気性とストレッチ性に優れるスリット入りの化繊わたを中わたに採用することで、保温と通気をバランスよく行ってくれるため、着脱の回数が減らすことができます!
天候や運動量が変化しやすい登山やスノースポーツなどでも大活躍です!
また、本体を収納できるポケッタブル仕様なので、コンパクトに持ち歩くこともできます。
寒さとザックの重みにやられ、ペースは落ちてしまいましたが、なんとか剱沢キャンプ場に到着。
明日はキャンプ場の目の前に聳え立つ剱岳登頂に向けて、早めに夜ご飯を済ませて就寝しました。
「剱岳への挑戦」は後編へつづく…