こんにちは、THE NORTH FACE 松本店の安達です。
先日、休日を利用して涸沢の紅葉を見に行ってきましたので、その際の山行についてご紹介いたします。
紅葉に想いを馳せて、いざ出発!
当日のお天気は、雲一つない晴天。
天候にも恵まれて、とても気持ちのいい気候の中、 8時40分に上高地のバスターミナルを出発。
明神橋を抜け、紅葉に想いを募らせながら早歩きで約1時間ほどで徳沢園まで来ることができました。
早歩きで少し疲れたので、ここで小休止を取ります。
平日でも賑わう上高地
休憩後、次は横尾大橋を目指して林道を歩いていきます。
横尾大橋へは徳沢園から約1時間ほどで到着しました。
槍ヶ岳や涸沢に向かう方々や帰る方々で、平日にもかかわらず多くの人で賑わっており、改めて人気の高さを感じました。
本格的な登山道へ
横尾大橋を通過してからは本格的な登山が始まります。ここより先へ向かう際は、登山靴やウエアなど、十分な装備をしていくことをおすすめします。
沢沿いを歩き、ゴロゴロした岩場を進んでいきます。
横尾大橋から1時間ほどで本谷橋に到着することができました。
標高の低い場所では、まだ紅葉が進んでおらず色づき始めといった印象でした。日差しも強くなってきて暑くなってきたため、この辺りでウエアを一枚脱ぎました。
本谷橋からは道も狭くなり、急登が続きます。
人気スポットだけあって、当日は渋滞ができていました。
息を荒くしながらも、絶景のために歩みを進めます。
そして、上高地バスターミナルを出発して約6時間で目的地の涸沢に到着しました。
大自然の中での贅沢な時間
本日の寝床を設営し、受付を済ませて、ぼーっとするという贅沢な時間を過ごしました。
秋の涸沢といえば、この景色です!
陽が沈むと気温はマイナスに。
持ってきたダウンジャケットと中わたのパンツで寒さをしのぎながら、夜の涸沢の風物詩を眺めます。
当日はテントが百張り以上あり、ライトアップされた幻想的な風景を写真に収めることができました。
翌日の早朝も雲一つない晴天。
夜に続いて、朝の涸沢の風物詩「モルゲンロート」を待ちながら山々を見上げました。
※モルゲンロートとは?
太陽が昇り始める明け方に起こる「朝焼け」のこと。
その朝焼けの光が山に反射することで、山が赤く見えることがあり、雄大な自然を感じることができる自然現象の一つです。
朝からとても素晴らしい景色を堪能することができました。
この景色を見ただけで、昨日の疲れを忘れさせてくれます。
どれくらい前の時代の人々がこの景色を見て感動していたのだろうと、柄にもないことを思いながら撤収作業を始めました。
※朝方の冷え込みでテントに霜が降りていました。
上高地への帰りは、ぜひTHE NORTH FACE 松本店へ!
上高地の玄関口「松本」にある当店は、ライフスタイル商品から登山やキャンプでお使いいただける商品まで幅広くご用意しております。
アウトドアスキルの高いスタッフも多く在籍しておりますので、ウェア選びにお悩みの際はぜひお立ち寄りいただければと思います。
この秋、涸沢の美しい紅葉を楽しむための参考になれば幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。