昨今レジ袋の有料化などが進み環境問題を考える機会が身近になってきたと感じます。
自分には何ができるだろう?社会の取り組みがきっかけで新しく自分でも取り組もうと考えている人も増えているとおもいます。
SDGs『Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』という言葉を耳に入れる機会も増えてきました。ゴールドウインの企業として環境に対する取り組みとしてもショッピングバッグの削減などを行っています。
エコバッグやマイボトルなど環境のことを考え気軽に始められることも沢山ありますよね。
今回はその中でも手軽に始められてまだあまり知られていないアイテムを紹介します。
『GUPPYFRIEND Washing Bag』
名前の通りウォッシングバッグ、洗濯ネットです。
この洗濯ネットの何が環境にいいのか。それはこのアイテムのネット部分にあります。素材はナイロン100%です。パッと見た感じだとネットというよりかはただのジップバッグという感じがします…しかしよく見るととても細かいメッシュ生地でできています。
この細かなメッシュが重要で、洗濯をした際に衣類から出てくるゴミをしっかりキャッチしてくれるんです。
…ゴミなら普通の洗濯ネットと洗濯機のフィルターでも取れるのでは?
確かに糸くずや髪の毛、ホコリなどはキャッチしてくれるかもしれません、しかしこのウォッシングバッグは、今環境を汚染しているというマイクロファイバーをキャッチしてくれるのです。
化学繊維を洗濯するたびに抜け落ちるマイクロファイバーはとても細かな繊維で細さが髪の毛の100分の1ほどしかありません。その細かさのため、洗濯機から排水され下水処理場でも処理しきれずに多くのマイクロファイバーが海洋に流れ出ています。
しなやかで吸水性もよい便利な素材ですが繊維が細かいため洗濯のたびに大量のマイクロファイバーが抜け落ち海洋を汚染しています。マイクロファイバーは吸水性もよく汚れや菌も吸収してしまい、海の生き物がそれらを食べてしまいます。
そして、それらの海の生き物を私たちは知らずに毎日の食卓で食べているかもしれません。人は週に5gのプラスチックを食べ物と一緒に摂取しているという研究結果も出ているそうです。
私たち一人一人がこのウォッシングバッグを使用しても劇的に環境が変わることはないかもしれません。ですが使用しただけで環境汚染を防げるとわかると使わない手はないと思います。
バッグ自体はかなり大きめサイズなのでフリースなどのアウターもすっぽり入ります。細かなメッシュを使用しているので洗濯時の衣類に与えるダメージも大きく軽減してくれるのでお気に入りの衣類の寿命も伸びて良いこと尽くめですね。
私もこのグッピーフレンドウォッシングバッグに出会ってから化学繊維を使用したアイテムを選択する際は常にこのバッグを使うようにしています。
毎回選択するたびにバッグの隅に溜まったマイクロファイバーのゴミを見るたびにこれが海に流れ出ていたのかと思うとゾッとしてしまいます。
エコバッグやマイボトルを愛用していて、次は何を始めようかな?と環境について考えている方がいたらこのグッピーフレンドウォッシングバッグの使用を考えてみてはいかがでしょうか?
Product Name:Washing Bag
Product No.:GW-GFWB
Size:50×70cm
Price:3,700+tax