皆様、こんにちは。
前回の福山店のブログで「自然に還る環境配慮型のアイテム」をご紹介させていただきました。
環境への関心が高まっており、様々な取り組みがあるなか、着ることでも出来る取り組みがあると知っていただけたのではないでしょうか?
今回も今シーズンより登場した「環境配慮型のアイテム」をご紹介します。
水を使用せず、二酸化炭素を利用して染色が可能な「超臨界染色」という技術で作られたカットソー。
製造工程の中で最も水を必要とするのが「染色」。
世界の染色産業では、1年間に約5.8兆リットルの水を使用すると言われています。
現在の日本の染色は、水に染料を溶かし、その中に繊維を入れると染料が繊維の中に入り込むという方法が主に用いられています。
この水の部分を二酸化炭素に置き換えたのが超臨界染色です。
そうすることで、1着あたり約25リットルの水を削減し、染色に用いた二酸化炭素は排出せずに、再利用されるため環境への負担を軽減しています。
バックにプリントされている "A DROP MAKES A FLOW”とは、
「小さな1滴(1歩)が大きな流れとなる」
ということを意味しています。
小さな一歩から始めることが、着実に環境保全に繋がっていくという想いが込められています。
私たちが生きていくうえで欠かせない水の使用を軽減することで出来る環境配慮。
このような製造方法が自然環境を守ってくれています。
ぜひこれからも製品を通して様々な環境への取り組みを知っていただければと思います。