紅葉が美しい季節が過ぎ、夜の街が輝く冬がやってきました。皆様、年の瀬はいかがお過ごしでしょうか?
この秋、当店のスタッフ2名が埼玉県の秩父・奥武蔵で開催されたトレイルレース「FunTrails Round 秩父&奥武蔵」(以下FTR)に挑戦しました。
スタッフ高橋は50km、スタッフ矢吹は100kmに出走し、それぞれ無事に完走しました。
今回は、インタビュー形式でレースの感想やアイテムレビューをお届けします。
今後のレースプランの参考にしていただければ幸いです。
ー FTRはどんな特徴のレースですか?
FTRは50km、100km、100マイルの3つのレースがあり、私は50kmに挑戦しました。
コースは小さな山をいくつも上り下りする比較的走りやすいものでしたが、急登やガレ場、ぬかるんだ足場など、テクニカルな部分もあり、苦戦したランナーも多かったと思います。
ー このレースをチョイスしたきっかけは?
50kmのレースは2回目で、初めては今年9月に出場した白馬国際クラシック50kmでした。
このレースが非常に印象的で、2度目の挑戦には悩みましたが、前の店舗の店長のお誘いもあり、経験を積むために出場を決意しました。
ー これを使って良かった!と思うアイテムがあればご紹介お願いします!
今回、私は「ALTAMESA 300」を着用したのですが、上り下りを繰り返す山やロードで、そのクッション性に非常に助けられました。
VECTIVシリーズとの違いはプレートが搭載されていない点ですが、ソールのロッカー構造により、重心移動がスムーズに行えました。
横幅も広いので、幅広の足の方にもおすすめ。ぜひ試していただきたい1足です!
ー レースを通しての感想や今後出走される方へのアドバイス、ご自身の目標等ございましたらお聞かせください!
FTR50kでは10時間ゴールを目指していましたが、序盤で右ふくらはぎが攣り、その後も両腿が攣るなど、痛みに耐えながらのレースとなりました。
振り返ると、11月の涼しさから水分補給が減っていたことが影響したと思います。
結果は10時間54分でゴール。
悔しさが残るレースとなりましたが、次回はコンディションや天候にしっかり準備をして臨みたいです。
ー FTRはどんな特徴のレースですか?
100kmのコースは、トレイルの割合が約80%で、累積標高は6831m。里山や低山が連なり、上り下りを繰り返すギザギザのコースです。
ー このレースをチョイスしたきっかけは?
レース会場の最寄りが西武秩父駅でアクセスが良く、低山でのギザギザコースに興味があったためエントリーしました。
ー これを使って良かった!と思うアイテムあればご紹介お願いします!
トップスに着用した「Dry Dot Light Crew」です。
このウエアは汗を素早く吸い上げ、ドライ感をキープしてくれる高機能ウエアです。
レースは11月でしたが、日中は非常に暑く、少し登るだけで汗をかきました。しかし、ウェアがすぐに乾いてくれたため、汗冷えすることなく快適に走ることができました。
ー レースを通しての感想ございましたらお聞かせください!
100kmのコースは想像以上にアップダウンが厳しく、体力以上にメンタルが削られました。
「先が見えない、終わりが来ないのでは?」と気持ちが弱くなりましたが、他のランナーやボランティアの応援に助けられ、無事にゴールできました。
エイドではスタッフの笑顔に何度も勇気づけられ、本当に感謝しています。
ー 今後レースに出られる方へのアドバイスをお願いいたします!
私からのアドバイスは以下の3点です。
① 試走をおすすめします
都心からアクセスが良いため、レース前に試走してコースを把握しておくと、本番で落ち着いて走ることができます。
② ドロップバッグの準備
寒さや暑さに備えた小物やウェア、食料、胃腸トラブル時の薬などを準備しておくことが重要です。ロングレースでは何が起こるかわからないため、念入りに準備しましょう。
③ 自分を信じて進む
特に夜の区間(60〜80km)はメンタル的に厳しく、リタイアが頭をよぎることもありました。
しかし、自分が頑張ってきたことを思い出し、足を前に出し続けることで、楽しい気持ちでゴールを目指すことができました。
このブログを読んでいる皆様も、レースでメンタルが厳しい時は自分を信じて進んでください。
そうすれば、いつの間にか辛い時間が楽しい気持ちに変わると思います。
ぜひ参考になさってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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Text:Staff Akai