ロングトレイル - 何日もかけて長い距離を歩くそのトレッキングスタイルは、1960年代のカウンターカルチャー(自然への回帰)によって成長を遂げたTHE NORTH FACEの原点です。
日本のロングトレイルの中でも、関西屈指と云われるのが「高島トレイル」
今回は、THE NORTH FACE 堀江のスタッフが高島トレイルを実際に歩き、四季折々の姿とオススメ商品をご紹介します。
滋賀県北部から福井県の県境沿いに京都府の付近まで続く「高島トレイル」は、かつて近江商人が荷物の運搬など、暮らしのなかで使っていた道と云われています。
山の上からは、びわ湖と日本海を同時に眺めることができ、過度に人の手を加えない自然豊かなトレイル四季折々の風景で登山者を楽しませてくれます。
高島トレイルのスタート地点、乗鞍岳へはJRマキノ駅からバスに乗車し国境バス停で下車。
冬はスキー場にもなる開けた草原を超えると、一変し鬱蒼としげった樹林帯へ入ります。
自然がそのまま残る樹林帯を抜け、稜線に出ればすぐに山頂へ。
誰もいない特等席から琵琶湖を一望し、昼食の準備にとりかかります。
スウェーデン発の調理具であるメスティンは、炊飯はもちろん炒める、煮る、蒸すと多様な料理に対応できるとても便利なアイテム。
今回はトマトソースでパスタを煮込み、アラビアータを作りました。
THE NORTH FACEから新登場のカトラリーライン、ランドアームスシリーズは軽量で山ごはんやキャンプにうってつけの商品です。
高島トレイルを進むと三国山を経て、最もメジャーな山である赤坂山へ到着します。
麓にはキャンプ場や温泉があり、初心者でも安心して登山を楽しめる山です。
関西百名山、花の百名山にも選定されており、可愛らしい植物や美しい琵琶湖の姿を眺めることができます。
赤坂山で景色を楽しんだ後は、麓にあるマキノ高原へ下山。
キャンプ場のためベンチやトイレもあり、温泉も併設されているため、楽しかった登山の疲れを癒すことができます。
ここでもメスティンは大活躍。
簡単にお米を炊くことができるため、山でもアツアツのごはんを食べることができます。
鯖缶と刻んだ水菜をのせて、ポン酢をかけるとさっぱり鯖丼のできあがり。暑い時期にぴったりの簡単レシピです。
環境保護のため、山では汁物を捨てることはできません。
鯖缶の残り汁は味噌汁に入れると美味しく、ゴミを少なくすることができます。
夏の高島トレイルは植物と青い空が映る琵琶湖が絶景。
初心者でも挑戦しやすく、アクセスの良さも魅力です。
登山デビューや山ごはんにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
次回はスタイリングとともに秋の高島トレイルをご紹介いたします。