先日開催したイベント「BEYOND THAT」の様子をご紹介します。
今回開催した「BEYOND THAT」は、ビーチクリーンをしながら海洋漂着ゴミについて、漂着したペットボトルが服に生まれ変わるまでの流れを学ぶイベントです。
ワークショップでは、漂着プラスチックをアップサイクルして、オリジナルのアクセサリーを作りました。
まずは、石垣島OPEN DOORへ集合し、ビーチクリーンを行いました!
11月なのに夏のような陽気で、非常にいい天気の中でのイベントとなりました。
ビーチ到着後、拾うゴミの担当を決めてそれぞれ散らばりビーチクリーンスタート!!
沢山のゴミが集まり、宝の山のようです!
楽しくワイワイしたビーチクリーンになりました♪
これからも継続して海を守り続けていきたいですね。
皆さん良い笑顔!!!
2時間目は石垣島OPEN DOORの大堀夫婦の環境学習を行いました。
実は、先程ビーチクリーン中に面白い物を1人1つ拾ってくるゲームをしており、目を引く品々が沢山ありました!
綺麗な状態の置物まで、、、
君はどこから来たのかな、、、
それでは、大堀氏による環境学習スタート!
こちらは、黒潮の流れるルートを教えて頂きました!
黒潮には沢山の漂着ごみが流れているそうです。
その速さ1メートル1秒。
人の早歩きぐらいのスピードでした。
ゴミが海の中にあると、好奇心旺盛な生物達は食べたり遊んで絡まってしまい、命を落とすケースが年々増加しているそうです。
生物のぬいぐるみで、もし紐が絡まってしまったとき抜け出せない実態を説明して頂きました。
こちらのプラスチックは何故こんな形になったか分かりますか?
正解は、ヤドカリが食べてしまったからです。
ヤドカリの生命にも関わるプラスチックゴミ。
海にゴミを置いていかないように心がけましょう!
3時間目は豊島株式会社の中村氏よる石垣市と提携しペットボトルをアップサイクルする話がありました。
これまで、ただ埋められて処分されていたペットボトルは新しい資源となり生まれ変わる工程がわかりやすく説明があり、皆さん驚かれていました。
ペットボトルが細かく砕かれて、これが繊維に産まれ変わります。
4時間目は縄文企画の田中氏による、ペットボトルのキャップを使ってアクセサリーを作るワークショップでした。
ゴミから新しい価値に生まれ変わる瞬間です。
いろんな色のプラゴミが混ざっているので同じ物がない世界にただ一つのモノができました。
大人も子供もどんな色になるのかドキドキしながらの作業でした。
今回オリジナルのプラバンを作りプラゴミからクリスマスツリーを作ったちびっ子もいました!
もちろん、
HELLY HANSENのロゴも作ってみました(笑)
最後に皆さんが作ったモノと記念写真。
「はい!シーサー!!!」
皆さんの素敵な笑顔もできました。
日常に溢れているゴミはその先どうなるのか?世の中に役に立つモノにできないのか?
ゴミから新しい価値に生まれ変わる体験をし、
未来のことを考える時間になりました。
小さい島の小さなイベント。
しかし、その想いは大きな一歩となりました。
今回のビーチクリーンで回収しましたペットボトルのキャップは来年のイベントで何かに生まれ変わります。
僕らのゴミのバトン、、、、
来年は何を作ろうかな〜!