Marching log とは…
私たちTHE NORTH FACE 3march スタッフがフィールドを通じて体験したこと・感じたことの記録です。
こちらをご覧頂いた皆様が自分もやってみたいと思って頂けるような投稿をお届けします。
こんにちは。The North Face 3mardh スタッフの持田です。
Marching log の第1回目となる今回は、私の地元 山梨県にある金峰山に行ってきました。
金峰山の標高は2,599m。標高が高いため空気の澄んでいる冬は山頂から八ヶ岳・富士山などの山々が360° はっきり見渡せます。
今回は最短ルートの大地峠が冬期通行止めのため、瑞牆山荘から富士見平小屋を経由して登るルートで行ってきました。
今回の行程はこんな感じです。
朝7時30分にふもとの駐車場に到着。
瑞牆山荘の真向かいに無料駐車場があり、バスやタクシーでのアクセスも可能です。
ふもとからすでに積雪があり、序盤からチェーンスパイクを装着して登ります。
ザクザク30分くらい登っていくと富士見平小屋に到着。ここが瑞牆山と金峰山の分岐点になっています。
今回は金峰山ルートなのでそのまま奥に進みます。
しばらく登っていくと大きい大福みたいな岩が目の前に見えてきます。
大日岩です。ここから先は暗い樹林帯に入り積雪量が一気に増えていきます
このあたりの雪はふわふわしていて楽しい道ですが、道を逸れると太ももまでズボッとはまってしまうので慎重に。
この薄暗い急登をひたすら登った先には360°パノラマビューの絶景が待ち受けてます。
稜線に出た時の気温は-6℃。ソフトボトルの水が凍りました。
今回は天気が良く富士山がはっきり見えました!
雲の上の富士山は他ではなかなか見られない絶景です。
景色のいい稜線を40分ほど歩いていくと、いよいよ金峰山山頂に到着です。
年末だったこともあり、山頂は多くの登山者で賑わっていました。
風がとても冷たく強かったため急いで下山。
今回は3シーズン用のシューズにチェーンスパイクと軽装備でしたが、これからは雪山用シューズ・12本爪アイゼン・ピッケルなど万全の装備が必要になります。
最後に今回のレイヤリングをご紹介します。
今回ベースレイヤーはアイスブレーカーにしました。
260g/mのカットソーとインナーダウンで主に行動し、寒い時は上からシェルを羽織るスタイルです。
今回使用したシェルは3シーズン用のクライムライトジャケットです。
保温性・調湿性に優れているので登りで汗をかいている間も、山頂でゆっくり写真を撮っている間もずーっと快適に着ていられます。
また稜線に出るまでの急登は、インナーダウンの代わりにフリースジャケットを着て汗を発散させました。
寒がりの方はパンツの下にレギンスの着用をお勧めします。
また雪・防寒対策のためにもゲイターやレインパンツはしっかりザックに入れておきましょう。
最後にサングラスは絶景を楽しむのに必須のツールですのでお忘れなく!!