紫陽花の色鮮やかさに感心したり、電線に留まって楽しそうに鳴く燕の姿を微笑ましく眺めていると、一年の半分が過ぎたのだと気が付きます。
アウトドアが好きになり、自然を相手に遊ぶようになってから、過ぎていく季節への感じ方が少し変わってきたように思います。
さて、6月といえば梅雨。
雨予報のなか今回訪れたのは、第二話でもご紹介した静岡県富士宮市にある朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。
広大な風景と天気のいい日には富士山も拝める絶景ポイントです。
区画がないフリーサイトになっており、大型テントも張りやすくグループキャンプにもおすすめなキャンプ場です。
水道の蛇口を捻れば富士の天然水が飲めるという、都内生活者にとってなんとも夢のような水道が備わっています。
今回はグループキャンプということで、使用したテントはノーチラス4×4。
最大8人が寝られる大型テントです。
いつ雨がぽつりときてもおかしくない中、雲間から富士山を拝んだところで昼食。
メニューは静岡県名物の一つ、焼きそば。
地元のスーパーで買った青海苔入り削りぶしが効いています。
最もご紹介したかったお食事の写真を撮り損ねるというこの上ない痛恨のミスを承知の上でご紹介。
御殿場市内にある、山崎精肉店さんの馬刺しです。
馬刺しはもちろんの事、鶏の唐揚げも絶品。
御殿場付近でキャンプの際は是非ご賞味いただきたい。
馬刺しに舌鼓を打つ一同をよそに気が付けば外は雨。
テントに籠りゲームを楽しみ夜に向かうにつれ、いつの間にかゲームは終わり、尽きない会話と止まらない笑い声、少しずつ眠気が迫ってきたところで、テントに当たる雨音を聞きながら就寝。
朝目覚めると夜通し降り続いた雨量を実感しつつ朝食を支度を始めます。
食後、重い腰を上げ激しい雨の中テントを撤収し終えたあとは一同自然と拍手が起こり、『最高の天気で良かったね』と、冗談をとばし、この日のキャンプは幕を閉じました。
思い出の半分は雨が印象に残りましたが、雨が降っていないと体験できないこともあったと思える梅雨のキャンプ。
とは言え、次回のキャンプは晴れてほしいという本音は胸の奥に留めておきます。
それではまた次回。
こちらのテントも含め、THE NORTH FACE CAMP 恵比寿ガーデンプレイス店では、アウトドアギアのレンタルを承っております。
買う前にまず一度使ってみたい!使い心地が気になる!という方は是非お問い合わせ下さい。