暑さもようやく一段落し、絶好の山歩き日和となりました!
そこで今回のブログでは、紅葉トレッキングを安全に楽しむための”ウエアー選び”と”レイヤリング”について簡潔にご紹介していきたいと思います!
登山計画から想定できる対策の例
・残雪がある → 気温が低い → 『寒さ対策』
・尾根上の地形 → 風が当たる → 『風対策』
・岩登りがある → 肌が出ているケガをするかも → 『長袖&長ズボンで擦れ対策』
・日差しを遮る場所が無い → 日差しが直接当たらないようにする → 『帽子&襟で日差し対策』
・標高が高い → 気温が下界より低い → 『寒さ対策』
・歩行時間が長い → 天気が変化する → 『雨対策』
このように、気温や標高、ルート、行程等によって選ぶべき服装は異なります。
登山・トレッキングには危険がつきまといます。
とくに、怪我や急病は大きなトラブルに!
そこで、おさえておきたい「三つのポイント」と、そのポイントにあった「アイテム」をご紹介します。
身体は常にドライに
近年、低体温症による山岳遭難が発生しています。
その原因は「低温」「濡れ」「強風」によるもの。
その為、体に一番近い位置に着る「ベースレイヤー選び」が非常に重要です。
コットンなど乾きにくい素材は汗で濡れると冷えにつながってしまうので、化学繊維のものを選びましょう!
必須の持ち物レインウェア
山の天気は変わりやすく、雨に濡れると体温が一気に下がり、事故の原因に。
「休憩時の体温保持」や「雨や風から身を守る」為にも、必須の持ち物の一つ。
また、衣服内が蒸れてしまうと汗冷えにつながる可能性もあるので、レインウエアを選ぶときは、”濡れない”だけではなく、”蒸れない”ものを選ぶのもポイントです。
靴底が硬いものを
靴底の屈曲性によって歩きやすさや足の裏への負担が変わります。
長時間の歩行や舗装されていない登山道を歩く時は、靴底が厚く硬いものの方がサポートが受けやすくなるので、自分の体重+荷物の重さを加味して、自分に合った登山靴を選んでください。
インソールや靴下など、さらに足をサポートしてくれるアイテムもありますので、併せてチェックしてみてください。
【石鎚山】1,982m
9月平均気温25℃前後
<ポイント>
• 気温は、標高が100m高くなるごとに0.6℃低下する
• 風速1mごとに体感温度は1℃低下する
1,982mを2000mと計算する
2000÷100×0.6=13
スタート地点が25℃と想定し、風速が2mだった場合なども加味すると、頂上の気温は『6〜10℃』となります。
こちらのことを踏まえ、石鎚登山おすすめのレイヤリングコーディネートをご紹介していきます。
▽スタイリング詳細は写真をTAP!
インナーには高い汗処理機能を持つクルーネックの長袖を着用。
休憩時に少し肌寒さを感じたら軽量で優れた保温性を持つマイクロフリースを+。
パンツは通年履けるストレッチのあるトレッキングパンツ。
急な悪天候にも備え、防水性と適度な通気性を両立している防水シェルジャケットも常備◎
秋は日照時間が短く、太陽は一気に日没を迎えます。
日没までに下山できそうになければ、山頂まで行かず途中で引き返すという選択も必要です。
持ち物の準備や体調管理をしっかりとして、無理をしない楽しい紅葉トレッキングを体験してください!
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