Marching logとは…
私たちTHE NORTH FACE 3(march) スタッフがフィールドアクティビティを通じて体験したこと・感じたことの記録です。
こちらをご覧頂いた皆様が自分もやってみたいと思って頂けるような投稿をお届けします。
こんにちは。
THE NORTH FACE 3(march) スタッフの持田です。
寒暖差が激しい今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年は雪が少なくなかなかスノーハイクに行くタイミングがとれず難しいですね。
marching log 第18回目は日光白根山に雪山登山に行ってきたので、その様子をご紹介致します。
日光白根山は前回紅葉登山のブログでもご紹介させて頂きました。
冬は麓がスキー場になっており、一般登山者もスキー場のロープウェイに乗って登山口まで簡単に行けます。
ルートは前回行ったルートとほとんど同じで、七色平方面には行かず林道をピストンするルートにしました。
まずはロープウェイに乗って登山口へ向かいます。
スキーやスノーボードをされる方がほとんどで、そっちも楽しそうだなとつい目移りしてしまいます。
15分ほどで山頂駅に到着。
山にはたくさん雪がかかっていてわくわくします。
早速登山口に向かうと二荒山神社が見えました。
赤い鳥居に雪が積もって秋とはまた違った迫力があります。
ここから登山口はもうすぐです。
少し歩いて行くと山頂への看板が見えました。
この時は膝下くらいまで雪が積もっていて、看板も埋もれています。
七色平に続く道はトレースがなく、冬季は主に大日如来を経由するルートが人気なようです。
急にほとんど垂直な急登が出てきました。
10分くらい息を切らしながら登るとすっかり汗だくになってしまいました。
冬は荷物も多く足はアイゼンで重くなるので想像以上に体力が削られます。
しばらく歩いて行くと平地に着きます。
雪が乗ったモンスターのような木々の中を歩いて行きます。
この日は快晴で雪に反射する光がとても綺麗でした。
さらに1時間ほど歩いて行くとようやく木が少なくなり、森林限界が近づいてきました。
わくわくしながら最後の斜面を急いで登ります。
ようやく山頂直下に辿り着きました。
見渡す限り青い空と生クリームのような雪が広がります。
ここまでくれば山頂まであともうすこしです。
山頂に向かうまでの道は風を遮るものがなく、吹きさらしの状態です。
綺麗な景色に見惚れながら山頂に到着。
ロープウェイ最終時刻まであまり時間がないのですぐに下山します。
雪山は特に時間配分が大切です。
山頂付近のいたる所に雪のペンギンがいました。
可愛くて急いでいるのについほっこり和んでしまいます。
下山途中振り返ると遠くの山々が見えます。
谷川岳でしょうか。
あっちはどんな景色が見えるんだろう、すでに次の登山が楽しみです。
下山開始から1時間後、ロープウェイに到着しました。
思ったより時間があったのでスキー場に併設されている温泉に。
やっぱり登山後の温泉は外せないです。
ゆっくり温泉に入ってご飯を食べてこの日は帰ります。
雪山シーズンは普段では味わえない景色や達成感があるのでぜひまだ行ったことのない方はチャレンジしてみて下さい。
今回は2月といえどかなり気温が高く行動しやすい1日でした。
しかし山頂付近は風があると一気に冷え込むので万全な防寒対策は必須です。
では最後に雪山でのおすすめコーディネートをご紹介致します。
今後の残雪期のシーズンも必要になるものもあるので是非ご覧ください。
まずはギアから。
今回はアイゼンとピッケルで行きましたが、スノーシューの方も見受け、アイゼンとスノーシュー半々くらいの割合でした。
ザックはマックパックのカウリ。
しっかり防水のうえ、普段通勤でもヘビーユースしている私のお気に入りです。
次にウェアをご紹介いたします。
冬用のアウター、防水パンツに加えフリースとインナーダウンは両方持って行くことがおすすめです。
行動時は登りが続きで熱くなるためフリースのみで行動し、山頂での休憩時はその上にダウンとジャケットを羽織って快適に過ごせました。
特に寒がりの方は冬は毛足の長いフリースがおすすめです。
最後にベースレイヤーや小物類をご紹介します。
icebreakerの200gアンダーは冬山はもちろん、普段も暖かく着れます。
icebreakerのメリノウール体温に反応してくれるので、暖房の効いた室内でも暑すぎず快適に着れます。
ボトムスはオルタイムホットがおすすめです。
しっかり暖かいうえに軽くて肌触りが良いので着ていることも忘れるくらいフィットします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
THE NORTH FACE 3(march) には他にもいろんな種類の商品を取り揃えています。
ぜひ皆さんも自分に合ったレイヤリングを選んで快適な登山を楽しんでください!