こんにちは。
THE NORTH FACE FLIGHT TOKYOスタッフの齋藤です。
先日行われたMTFUJI100のKAI70に出走してきましたので、レース報告を兼ねてブログを書きました。
早いもので【 Mt.FUJI 100|FUJI 100mi / KAI 70k 】から約3週間が経ち、良くも悪くもレースの過酷さが薄れてきていることだと思います。私の振り返りと共に、mt.fujiの辛く楽しい出来事を思い返し、もう一度余韻に浸っていただければと思います。
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1.私にとってのKAI 70k
・KAI 70kとは
・出場きっかけは1年前のMt.Fuji 100
2.レースに向けての準備
・ポイント獲得レース
・どんな練習を行ってきたのか
3.レースを終えて
・予想より3時間早いゴール
・想定外の過酷さ
・携帯品とオススメアイテム
おわりに
・関係者の皆様ありがとうございました。
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① 私にとってのKAI 70k
【KAI 70kとは?】
旧甲斐国である山梨県をぐるっと70km。そんなKAI 70kの内容について簡単に記載します。
【出場きっかけは1年前のMt.Fuji 100】
昨年の4月、Mt.Fuji 100完走という目標に向けてトレイルランニングをはじめました。
そのステップとしてKAI 70k(2024)への挑戦もそのときに決め、エントリーのタイミングまでにポイントを集めなくてはと思い、急いで志賀高原40kと京都グランドトラバース59kに申し込んだ記憶があります。
なので、走り始めて丁度1年を迎えるこのレースは、なんだか新鮮で特別な想いもありました。
② レースに向けての準備
【ポイントを集めた大会】
KAI 70k に出場するには、2レースで3ポイント以上集めることが条件。
そこまで厳しい条件ではないものの、トレランを始めたての私にとって、半年後のエントリーは時間的にかなりキツかったのを覚えています。とはいえ、3ポイントをただ集めるのではなく、KAI 70kを走り切るために必要なレースを選ぼうと思いました。
重視したのは、無理せず堅実に距離を踏むことです。参加したレースは下記記載の通りで、振り返ってみても40k、60k、80kとKAI 70kに向けて着実に走力を付けることが出来たと思っています。
7月/志賀高原40k/2ポイント
9月/京都グランドトラバース60k/3ポイント
3月/神戸Flash Trail Challenge 80k/4ポイント
※上記レース以外でもポイント練
12月/湘南国際マラソン 42.195k
2月/大紀町シーサイドトレイル 23k
3月/六甲縦走トレイルラン 39k
エントリー後のレースではありましたが、神戸フラッシュトレイルチャレンジ80kの完走はかなり自信になりました。夕方スタートの為、レース時間のほとんどが夜間。初の夜間レースで装備品の確認、出力の確認など、KAI 70kに備えた実践的な練習が出来きたと思います。
【どんな練習を行ってきたのか】
私は月間走行距離300kmを最低ラインに走っていました。
基本的には仕事の日に10キロ、休日で山に行ける日はガツンと20〜40キロ。
休日練習の後は疲労を抜くために休養日にしていました。
だいたいですが、月間400〜450kmくらいに収束することが多かったです。
天気が良くない日や少し体調の良くない日、立て込んでいて食事後などもありましたが、最終目標はFUJI 100mi の完走ですし、都度都度の状況に合わせて走ることも練習と思い走っていました。
4月は1度試走に行きましたが(30k)、それ以外では練習量をぐっと落とし、ストレッチやランニング後のボディケアに時間を当てていました。
それが良かったのか4月で疲労が抜け、当日の体調も良かったです。
③ レースを終えて
【予想以上のゴールタイム】
⚫︎ビブ : 5043/SAITO DAICHI
⚫︎ゴールタイム : 9時間16分42秒
⚫︎順位 : 24位/710人
神戸FTC80kに出場したときのゴールタイムが13時間だったので、KAI 70kでは12時間での完走を目標にしていました。
が、体調面などもよかったのもあってか、思ったよりもだいぶ早い【9時間16分/24位】でフィニッシュすることができました。
【想定外の過酷さ】
二重曲峠までは温存!後半パンチがあるコースですし、アドバイスを聞いても皆さん口を揃えてそういうので温存していたつもりでしたが、明神山から石割山までの地味なアップダウンが想定外のキツさでした。
丁度試走をしていない区間で、斜度のキツイ登りや歩幅の合わない段差、走りにくい痩せ尾根に、相当脚を使わされ二重曲についたときには、「杓子はともかく霜山までもつのか、、。」といった感じでした。
案の定、杓子の下りからおかしくなり。脇腹への差し込みと攣った両脚の痛みとの熾烈な闘いが始まりました。
走るのも食べるのも痛いなぁ、とまりたいなぁ、
でもまだ動かせるかもなぁ、一旦景色観ようかぁ。よし、もうちょっと進もう。
そんな葛藤をしながらもプッシュし続けることが出来、最後の林道は歩くようなペースでしたが無事ゴール。
今はあの葛藤と痛みが、遠い昔の様に思えて、なんだか不思議な感じがしています。
トラブルもありましたが、まだ走れる、まだ走れるという感覚が少し楽しかったです。ランナー、運営スタッフ含め、レース中に知り合いに会えたことが嬉しく、パワーになりました。誰かれ構わず応援してくれるこの大会は、走っていても、応援していても、とても心地よかったです。
【携帯品とオススメアイテム】
必携品と携帯品はこんな感じです‼︎
固形物は嵩張り重くなりますが、ジェルが苦手なので持っていって良かっです。もう少し多くても良かったかもと思っています。
レインウェアはスタート前にしか着ませんでしたが、いつでも着用出来るようにバック後方にしまっていました。冷え込む場面で助かったのはアームスリーブと手袋です。
おわりに
【関係者の皆様ありがとうございました。】
憧れのMt.FUJI 100。規模や盛り上がり驚かされたのは勿論のこと、選手を含めて関係者1人1人の熱い気持ちに感動しました。大会運営に尽力するスタッフを含め、サポートしていただいた関係者、ボランティアの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのおかげで選手一人一人が全力で走ることができ、記憶に残るレースとなったことと思います。
来年も最高のMt.FUJI 100となるよう願っています!
大会を控えている方、ランニング・トレイルランに興味がある方、始めたいという方、ぜひ一度 FLIGHT TOKYO へ ご相談にいらしてください!
経験値豊富なスタッフもおりますので、全力でランナーの皆さまのサポートをさせて頂きます!
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[主催・講師] ランニングトレーナー 並木 雄一郎 氏
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