「なんだろう。着ていてとても丁度良い。」
私がicebreakerを初めて着た時の印象はこれでした。
高校から実業団を引退するまで陸上競技をしてきて、ウェアに対するこだわりなんて見た目と軽さくらい。
カッコ良く、かつ軽くて走る邪魔にならなければ良いと思っていました。
陸上競技から離れて数年経った時、ひょんなことからトレイルランニングをすることに。
そもそも田舎で育ってきた割には登山なんてすることもなく、ましてや山で走るなんてことはしてこなかったので、トレイルランニングなんて言葉さえ知らずに参加しました。
もちろん、陸上競技をしていた頃と同じような服装で。
平坦よりも汗をかく、なんだか寒気がする、頂上について気持ちが良いのに風が寒い。
みんなと走って楽しいと感じているのとは裏腹に、なんだかいつもと違う身体。
それが山に慣れていないのか、そもそもあまり走っていなかったからなのか、気候のせいなのか、服装のせいなのか、その時は分からずじまい。
分からずじまいのまま楽しくトレイルランニングを続けてはいたものの、だんだん知識が増えたり、レースに参加したりすると「これは服装のせいではないのか・・・???」と、思うように。
そんな時メリノウールを使ったicebreakerと出会って私のトレイルランニングライフは一変。
高い山でも寒い山でもレースでもトレーニングでも、いつでもどこでもちょうど良い。
着ていて体温調節に困ったことはほぼなく、気持ち良い肌触りは1枚で着れる。
軽さもあって動きの邪魔もしない。
色んな種類があってシーンに応じて選ぶことができる。
もう今ではicebreakerなしでは山に行けない身体になりました。
走る服装に無頓着だった私はicebreakerの良さを知り、それが武器にもなり、よりレースも山も楽しく走ることが出来ています。
今も、これからもicebreakerは山で走る時、遊ぶ時の必需品です。
-Profile
矢田夕子(ヤダ ユウコ)
1984年生まれ。北海道出身。2002年松下通信工業株式会社入社(現パナソニック株式会社)女子陸上競技部所属。
怪我ばかりで走れなかった実業団での経験を生かそうと思い、2007年引退後すぐに神奈川衛生学園に進み、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師に。
2019年サロマ湖ウルトラマラソン(一般)準優勝。
2022年信州聖山天空トレイルマラソン 優勝。
2023年 FunTrailsRound秩父and奥武蔵100k 8位。
東京・聖蹟桜ヶ丘にあるランナーのためのパーソナルプログラムジム「TREAT」を運営。