晴天の休みを利用し、ニセコエリア最高峰の羊蹄山トレッキングへ出かけてきました。
羊蹄山の標高は1898mで、4つのコースから登頂することが出来ます。
今回は上級者向けで、一番登山者が少ないと言われる「喜茂別コース」から登ってきました。
喜茂別コースは、急登が続くコースですがスタートから2号目程までは比較的緩やかな登山道。
笹藪が非常に多いので、掻き分けて進んでいきます。
このコースの特徴として、目印は4号目と7号目にしかありません。
どのくらい進んだか判断するのが、非常に難しいです。
恐らく2号目過ぎありから、所々ロープが設置されている急登が出てきます。
4号目付近までは強い日差しを背に受け、滝のように汗が流れていましたが、徐々に涼しさを感じるようになってきます。しかし、登山道自体はより急な登りに変わって行きます。
特に7号目過ぎからは足のダメージが蓄積し、思うように進めなくなってきます。
おおよその9号目地点で視界が一気に開け、景色を楽しめる地点となります。
登り始めからこの地点までは、ひたすら笹藪と急登で景色が殆ど変わらないので、ようやく登った実感が湧いてきます。
花を眺めながら足を休め、少し目を凝らすと見える頂上の立て札を励みにしながら、もうひと踏ん張り。
登頂開始から約4時間半で頂上へ。
お鉢は何度見ても圧巻の迫力でした。
少し雲がかかっていましたが、眼下には喜茂別の街並みが見えました。
山頂でゆっくりと足を休め、約3時間で下山。
険しい道程でしたが、達成感溢れる経験になるので、是非挑戦してみて下さい。
最後に使用したアイテムを2点ご紹介します。
バックパックの「ノーム18」は、容量が19Lで軽さが特徴。
水3L、ミッドレイヤー、レインウェア、カメラ等の収納が可能で、ポールは横付け出来ます。
主に低山での使用に丁度良く、使い勝手が良いですが、荷物の少ない方は羊蹄山トレッキングでも◎
グローブの「シンプルトレッカーズグローブ」はストレッチがあり、掌側は合成皮革、甲側はメッシュ素材です。
手をつく場面やロープを握る場面でも、安心して使える耐久性とフィット感が非常に良かったです。
また、メッシュ素材により手の蒸れが少なく、夏には特に使いやすいグローブです。
是非、トレッキングアイテムの参考にしてみてください。