“あこがれのテント泊”
テントや寝袋、食料など衣食住をザックにすべて詰め込み、自分の力で山を登る達成感。
夜はテントで自分だけの空間、自分だけのお気に入りの時間を楽しむ。
テントの外に出ると、普段とは違った景色、星空を堪能でき、自然との距離も近い。
日帰り登山や山小屋泊では味わえない、テント泊ならでは魅力があります。
いつかは挑戦してみたい方も多いはず。
しかし、重たい荷物を持っての行動や、天候の影響など、リスクがあるのも事実です。
準備や知識不足は、安全面に大きな影響を及ぼすことも忘れてはなりません!
特に、はじめてのテント泊では『何を持って行ったらいいんだろう??』と、必要な持ち物について不安を持っておられる方や悩まれている方が多いのではないでしょうか。
⚪︎いつかはテント泊をしてみたいなぁ。。。
⚪︎次こそはテント泊に挑戦しよう!
⚪︎テント泊の予定を立てたけど不安。。。
そんな方たちがチャレンジの第一歩を踏み出せるように!
本日のブログでは、テント泊登山に必要な装備品についてご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
まずはテント泊登山に欠かせないギア選びの簡単なポイントを紹介します!
日帰り登山の装備にプラスで必要となります。
□テント
⚫︎ザックの中に入れて行動しなければならないため軽量・コンパクトで簡単に設営できる
⚫︎風を受けにくい構造で、風が強い環境でも耐えられる耐久性
⚫︎雨からも身を守れる防水素材
テント泊登山では、これらの特徴を持つ “山岳用テント” がマストです!
ザ・ノース・フェイスの『MOUNTAIN SHOT』は、インナーテントとフライシートが別々の「ダブルウォール」になっており、結露がしにくく、前室も広く使用できます。
身長が高い方や、空間をより広く使いたい方は、2人用の『MOUNTAIN SHOT 2』がおすすめです。
□寝袋
初めての寝袋は、春・夏・秋の3シーズン用で、軽量でコンパクトに収納できるダウン素材のものがおすすめです。
ザ・ノース・フェイスの寝袋には、「最低温度規格」の表記があり、これは保温性の下限を示しています。夏のアルプスに挑戦される場合、-1℃〜3℃対応のものが目安となり『SILVER FLAME 3』や『GOLD FLAME -1』がおすすめです。
ただし体感温度には個人差があり、風の強さや天候状況、着用しているウェア、体調によっても変わるので、あくまでも参考としてとらえてください。
□スリーピングマット
寝袋の下に敷くようのマット。
クローズドセルマット(発泡素材)・エアマット(空気で膨らます)・セルフインフレーティングマット(自動膨張式)の3種類あります。
クローズドセル
⚫︎空気を入れる必要がなく、パッと敷ける。
⚫︎大きくてかさばる。ザックに外付けになるので、
行く山やルートによってはおすすめしません。
エアマット
⚫︎コンパクトでザックの中に収納できる。
⚫︎空気で膨らましているので、準備の手間とパンクの恐れがある。
セルフインフレーティング
⚫︎スポンジ状のクッション材と、空気で膨らむ上記2種類の中間のマット。
⚫︎パンクの心配はあるが、クッション材も入ってるので、クッション性と断熱性がゼロになることはない。
トレッキングの基本であるレイヤリングは、テント泊の時も変わりません!
◎速乾性のあるベースレイヤー
◎停滞時など寒くなった時に着用できる防寒着
◎風や雨から身を守るレインウェア
また、行動距離も増えて荷物も重たくなりますので、登山靴はソールが硬く、足首を覆えるミドルカット以上のものがおすすめです。
その他、ザックの中身の寝袋や着替えなどが雨で濡れてしまわないようにザックカバーや、ドライサックを活用して、ザックの中の防水対策も必須です!
行動食は、日数にあわせて糖分や塩分などバランスよく持っていきましょう。
□大型ザック
□登山靴
□長袖•半袖シャツ
□ズボン
□防寒着
□レインウェア
□ザックカバー
□ドライサック
□ヘルメット
□ヘッドランプ
□手袋
□着替え
□タオル・手ぬぐい
□トレッキングポール
□地図・コンパス
□健康保険証
□ビニール袋
□水分
□行動食
□ファーストエイド・常備薬
テント泊では、日数に合わせた食料も必要です!
はじめてのテント泊ではアルファ米や、フリーズドライ、インスタントスープなど、保存が効き、軽くて、お湯を沸かすと簡単にできるものがおすすめです。
食事で出たゴミはしっかりとゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。
□食料
□ガス・バーナー
□クッカー
□カトラリー類
□クッキングペーパー
□シュラフカバー
□ピロー
□LEDランタン
□洗顔シート
□歯ブラシ・歯磨きシート
□サンダル
□携帯トイレ
□カラビナ
など。。。
サンダルがあるとテントから出る際に、簡単に履けて便利です。
また、お風呂が入れない環境であれば、洗顔シートや、シャワーシートがあればすっきり、快適です!
テント泊を何度か繰り返していくと、自分に合った装備リストがどんどんアップデートされていくはずです。
スタッフサックに着替えを詰めたものが枕の代わりになったり、カラビナやランタンがあると、テント内も明るく、テントの中でも不便なく快適に過ごせますね〜!!!!
今回は装備についての紹介をしましたが、
装備以外にも事前準備が必須となります!
テント泊成功の秘訣は、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。
⚪︎自分のレベルにあった山•ルート選び
⚪︎目的の山の情報収集
(危険箇所•水場•エスケープルート等)
⚪︎天候の予測
⚪︎体力つくり
⚪︎登山届けの提出
など。
しっかりと準備を行い、
安全で快適にテント泊を楽しみましょう!
装備品や、山選びなどお困りのことがあれば
気軽にいつでも店舗にお越しくださいね!
今回のブログでは、はじめてのテント泊に必要な装備品のご紹介をさせていただきました。
少しでも不安や悩みは解消できましたでしょうか。
テント泊への気持ちも高まってきたのではないでしょうか!?
ザ・ノースフェイスでは、これからトレッキングを始めたい方や、知識や技術のステップアップをされたい方へ向けた、「THE NORTH FACE TREKKING」というトレッキングイベントを定期的に開催しております。
初めてのトレッキングから、ロングトレイルやテント泊入門など、1年をとおしてさまざまなイベントを企画しております。
イベント情報はグランフロント大阪店のインスタグラムで告知しておりますので気になっていただけましたら、ご確認ください。
是非スタッフと一緒にトレッキングを楽しみましょう!
またその他、ご不明点や気になることがございましたら、いつでも店舗にお問合せください。