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      2024.09.20

      Race Report|灼熱のハーフマラソン 〜マラソンフェスティバル in 国営昭和記念公園〜

      Race Report|灼熱のハーフマラソン 〜マラソンフェスティバル in 国営昭和記念公園〜
      • こんにちは!
        THE NORTH FACE / HELLY HANSEN テラスモール湘南店のヤノクラです

        今回は去る6月15日の土曜日に、立川にある国営記念昭和公園にて開催されておりましたハーフマラソンに店舗スタッフ総勢5名で参加した際のリポートを書かせて頂きたいと思います。

        まず最初に申し上げておきたいのが、“我々の走力”について、であります。

        THE NORTH FACEのスタッフであるというイメージから、走力レベルも高く見積もられがちなのですが、我々の走力レベルは完全なファンランのレベルです。
        ファンランのランという単語を使うことすら躊躇しているので、ファンジョグとしたいと思います。

        『FUN JOGGING』=ファンジョグ

        文字通り、『楽しみながら、のんびり走る』をモットーに、のんびり各々のペースで自分たちなりに頑張っております。
        まだまだ発展途上でして、むしろ伸び代しかないと前向きに自負しております。

      • ハーフマラソン挑戦のきっかけ

      • 今回、灼熱のハーフマラソンに挑戦したのは、テラスモール湘南店から稲葉、滝瀬、田口、ヤノクラの4名と、日比谷にあるPLAY店から尾崎の計5名です。

        もともと、年の終わりの禊を兼ねて毎年12月に開催されている湘南国際マラソンに出場していたヤノクラが、「皆でフルマラソンを走ろう!」と声をかけた時に、まんまと釣れたのが、PLAY店の尾崎さんを除く上記の3名なのです。

        そして、その足掛かり的に実は3月の大山登山マラソンにも稲葉(※参照)、田口を除く3名で出場しておりました。

        この大会に向けて一番しっかり調整を行なっていた稲葉が、まさかのインフルエンザB感染により当日欠場となるアクシデントがあり、動揺を隠せない部分もありましたが、残された我々3名は『どんなに苦しくても稲葉さんの分まで頑張ろう!』という気持ちを胸になんとかゴールまで辿りつくことができました。

        しかしこの大会、噂には聞いておりましたが本当に辛い!ラスト1kmは体感では10km位ありました。地獄です。体力も脚力も走力も足りてない自分が悪いのですが、とにかく辛すぎて辛すぎて途中から笑いが止まらなくなっておりました。本当に辛い時、人って笑うんですね。


        もちろんゴール後は膝が笑っておりました

      • 地獄を乗り越えた強者たちが拝める景色がこちらでございます。
        ゴール後のご褒美
        エイドの七草粥が骨身に沁みました。


        さて、話を6月のハーフマラソンに戻します。

      • スタート前の記念撮影。元気ですね。見るからに元気です。余裕すら感じます。

        実はこのポーズ、3人以上揃うと必ず撮影しています。恐れ多くも、ハーフドームを模しております。THE NORTH FACEを象徴するロゴマーク、ハーフドーム。
        こちらを再現する事で気分を盛り上げております。

        さて、この日の立川は最高気温31℃とかなり高めの気温。そして日陰の少ない周回コース。更にハーフマラソンのスタート時刻はお日様もてっぺんに上る12時という、トリプルパンチ。
        ましてや6月で、まだまだ体が暑熱順化できていない頃合いというトドメの一撃を受けてスタート前からすでに汗だく、脱水気味の私たち。
        それでも、スタートラインに立つと不思議と気分は引き締まり、『よし頑張るぞ!(ゴール後のビールを楽しめる余力が残る程度に)』という気持ちで号砲を待ちます。

        パーン、と乾いた音と共に走り出しました。
        運良く目の前に2時間ペーサーの方がいたのでひとまずペーサーの方についていこう!と作戦を立てたものの…

        走り出して1kmほどで即座に始まる脇腹への強めの差し込み。
        終了です。
        この頃、そんなにペースを上げていなくても走り出すとすぐに痛む脇腹に悩んでおりました。無理して走り続けると、日常生活でも痛みが残るので、無理せず痛みが落ち着くペースを探るしかありません。
        まさかの即時離脱。ここからの20km地獄確定のお知らせが頭の中を鳴り響きます。

        爽やかに走るランナーの中、1km地点ですでに15km地点かのように顔を歪めて走る私。こんなはずじゃ…
        FUN JOGの精神でなんとか楽しもうと思うも、脇腹の痛みはしつこくまとわりついてきて離れてくれません。結局この日ゴールまで落ち着く事なく私の脇腹を絶え間なく攻撃してきておりました。

        そんな状況でしたのでとにかく早くゴールしたい。今スタートしたばかりだけどもうゴールしたい。
        そんな事ばかり考えて走っておりました。
        1周5kmの周回コースということで、
        途中景色が似ている箇所が何箇所かありました。早く終わらないかな、ばかり考えている私は何度も距離を勘違い。

      • 2周目に入ったばかりなのに、あれ?もうすぐ3周かな?結構早くゴールできるかも!(大歓喜)→あ、違う!ここは似てるけどまだ半周にも到達してない所だ…(大失望)という勘違いを何度も繰り返してはその度に余計に体力を消耗しておりました。

        周回コースの良いところは、タイミング次第で共に走っている仲間と何度か会える所です。もう歩きたいなーと思ってる私を颯爽と後ろからパスしていく稲葉さん。上半身が安定していてキレイなフォームで走っていく後ろ姿を見ると、頑張って背中が見える位置にはいよう!と奮い立ちます。


        とにかく気温が高く暑かったこの日は、熱中症の症状が出てしまう方も多く出走した方の内、制限時間内のゴールが叶わなかった方が200名近くいるような過酷なレースでした。
        なんとかゴールはしたものの、ドラクエでいうとHPはもはや赤。ほぼ死んでいる状態です。ゴール後にもらったスポーツドリンクはまさしく命の水でした。
        500mlを一気に喉に流しこむと、レース中盤から止まっていた汗が一気に噴き出してきます。給水はしっかり行なっていましたが、足りていなかったようです。

        全員が命からがらゴールし、ゴール後の写真が冒頭の画像になります。

      • こちらがゴール後のハーフドームです。
        疲労感はありますが、やり切った!という達成感に包まれています。


        この後はお待ちかねのお疲れ一杯。
        ただ、疲労度が勝りすぎてビール<<<ジュースというまさかの方程式が発動。
        意地でビールを飲みましたが、コーラの方が沁みたかも…。

      • 12月のフルマラソンに向けて、半年前の6月に半分の距離走っておけば良い感じでしょ!!という安直なノリで出走したこのハーフマラソン。

        ほぼ全員がしっかり目に打ちのめされました。課題多めです。
        モットーと走力はFUN JOGの私たちではありますが、12月の湘南国際マラソンに向けて、この時の経験を胸に各々のんびりと準備を進めております。

        今後もこのような感じでFUN JOGGERとしてランニング関連のブログを更新していきたいと思います。

        ここまでお読み頂いてありがとうございました!

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