みなさんこんにちは!THE NORCE FACE 浜松佐鳴台店 木下です。
幼馴染の友人らとともに、 「プリンスルート」と呼ばれるルートから、1泊2日で富士登山に挑戦して参りました。
今年から、全てのルートで事前申請が必要となった富士山。
山梨県側の吉田ルートに関しては2000円の通行料が義務化され、さらに一日上限を4000人として通行規制が行われました。
今回、私たちが登るのはプリンスルート。あまり聞き馴染みのないルートですが、実は魅力たっぷりのルートなんです。
そもそも、プリンスルートってなに?
プリンスルートは、南麓の富士宮口から入山し、宝永火口を横断、御殿場ルートの六合目に合流して、そこから御殿場ルートで頂上を目指すルートとなります。
このルートの特徴は、なんといっても圧倒的な展望です。
麓からでも、遠くからでもよく目立つ宝永山を横切りながら進んでいくため、宝永火口の迫力に圧倒されます。
コースタイムで富士宮ルートよりも1時間程度長いだけなので、思ったほどしんどくもなく、それに加えて宝永火口をトレッキングできるので内容も濃く非常にオススメのコースです!
コースの説明をさせていただいたところで本編に参りたいと思います。
富士登山のシーズンは、5合目までマイカー規制が敷かれているため登山口まではシャトルバスで向かいます。
午前11時 バスが五合目に着いたらさっそく、準備運動をしながら1時間ほどは標高に体を慣らす「高度順応」をしていきます。
しっかりと高度順応したところで、いよいよ登山スタートです!
6合目までは、約10分ほど。まずは、ゴツゴツとした登山道に慣れながらゆっくりと進んでいきます。
6合目(雲海荘)に到着しました。すでに標高は2490mということもあり、息が上がります。水分補給をし、軽く呼吸を整えたところで、再出発です。
ここで、分岐です。ほとんどの人は富士宮口登山道を進んでいきますが、私たちは宝永山方面へと向かっていきます。
ほとんど貸切状態のプリンスルート。澄んだ天気で眺めも良く、テンションが上がり思わずハイペースに、、、。呼吸を整えてさらに進ん行きましょう。
宝永火口に到着しました。想像以上に近く宝永山の大きさに圧倒されます。(火口の全体像が見渡せないほど大きかったです)
足元はザレザレの砂礫帯なので、足が砂に飲まれて思うように歩みが進みません。
急な斜面が続きますが、一歩一歩を丁寧に踏み出すことに集中していると、案外あっという間に登れてしまいました!
ここから北へと20分ほど歩みを進めると、御殿場ルート六合目に合流します。急登が続き、ペースが落ちますが休憩を挟みつつ進んでいきます。
ここまでで登山開始か約2時間。現時点では体調も良く、なかなか良いペースで進んできました!
と、いきたいところでしたが、事前にルートガイドをしっかり見ていなかったが仇となり、ここで大きなミスをしていたことに気づきます。
なんと、御殿場ルート名物である下山道の「大砂走り」を逆走して登ってしまっていたのです。これはこれは体力面、精神面ともに削られ、本当にキツかったです。歩くたびに足首まで沈みこみ、一歩進んだと思えば、半歩ズルズルと下がってしまうのです。
登山道への合流地点までなんとか進んでいきます。
なんとか「大砂走り」を登りきり、七合目に到着しました!まだまだ先は長いと思うので、ここで休憩をとり、エネルギーチャージをしていきます。
標高も高くなるにつれ、本格的に薄くなってきました。ペースを落とし丁寧に登っていきます。
七合目から約1時間 御殿場ルートの山小屋「わらじ館」 「砂走り館」を通過していきます。今回、私たちが泊まるのは、プリンスルート最後の山小屋「赤岩八号館」。さらに先へと進んでいきます。
「砂走り館」から約50分 「赤岩八号館」にようやく到着しました。お疲れ様でした!
到着後、すぐに特製の手作りカレーをいただきました!
美味しすぎる!!!疲れた体に染み渡ります。おかわり自由なのも嬉しいポイントです◎(大盛り3杯食べました!笑)
翌日はご来光を望むため、食事を済ませ早めに就寝します。おやすみなさい。
深夜2時 頂上に向け、再出発です!ヘッドライトを装着し、気温も一気に下がってきたため体温を奪われないようにフリース、レインウェアを着用し進んでいきます。
標高3,300mに位置する赤岩八号館は、他のルートに比べて混雑が少なく、およそ2時間ほどで山頂へ辿り着くことができます。
とはいえ、暗闇の中進んでいく登山は経験が少ないので慎重に歩みを進めます。
山小屋から30分 八合目に到着しました。
登山客は、かなり少なく一度も止まることなく進んでこれました。
気温も冷え込み、風も強くなってきたため、ここで保温着とレインパンツを着用することに。
今回の保温着は、ダウンと化繊わたがハイブリットされた軽量のダウンジャケットを着用しました。
体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して保温効果を発揮し、心地の良い保温が持続します!
呼吸を整え、さらに進んでいくと九合目に到着しました。
九合目から、頂上までは残りわずかです。もう一踏ん張り!!!
午前4時 富士山御殿場口山頂に登頂しました!
しかし、今回の登山はまだ終わりではありません。ご来光を望むため、富士山の最高峰である剣ヶ峰を目指していきます。
4:30 急登の石段を登ることおよそ30分。剣ヶ峰に到着しました!
日の出はは5時頃。少し早く到着しましたが、日の出を待っていきます。運良く、ご来光を見るには絶好の場所を確保することができました!
体を冷やさないように待機します。
4:57 ついに太陽が地平線から顔を出してくれました!
日本一の山から望むご来光はまさに「絶景」この一言に尽きます。
心から登ってよかったと感じる瞬間でした。
寒々しかった山頂でしたが、陽の光がとても暖かく感じます。
あたりはすっかり明るくなり、ここでご来光タイムが終了。ということで、下山を開始していきます。
ゴツゴツした地面で、足元に気をつけながら下山をしていきます。
落石もしやすい地面なので、注意しながら進んでいきます。
下りはなんといってもあっという間で、1時間もかからずに赤岩八号館に到着しました。
預けていた荷物を受け取り、一気に戻っていきます。
大砂走りに到着しました。今度こそ実際に、大砂走りを下っていきます!
急な下り坂で、おもしろいくらいにスピードが出て、なかなか止まることができません!(大砂走りが楽しすぎて分岐点を若干通り過ぎてしまいました笑)
これぞプリンスルート名物。みなさんも是非挑戦してみてください!
大砂走りを抜け、六合目に到着しました。
六合目から五合目まであと少しです。最後まで安定しない地面が続きますので、気を抜かず下山していきます。
12:00 出発地点の富士宮口五合目に到着しました!
メンバー全員、無事に下山できました。
これにてプリンスートでの富士登山、終了です。
今回実は、私にとっては2回目の富士登山でした。
当時、小学生だった私は高山病に苦しまされなかなか良い思い出が残っていなかった富士山ですが、今回の登山から素晴らしい経験、景色を楽しませてくれました!
当時もザ・ノース・フェイスのザックを背負って富士山を登っていましたが、大人になった今、憧れのこのブランドに携わることができていることを誇りに思います!
以上、富士登山 プリンスルートのレポートでした。
今年はもう閉山してしまった富士山ですが、このブログを見て富士登山に挑戦してみたいと思われた方がいらっしゃいましたら幸いです。
来シーズンも週末などは混雑が予想されるので、トップシーズンに登山を計画されている方は、お早めに「富士登山オフィシャルサイト」から事前登録を済ませておくことをおすすめします!
最後までご覧いただきありがとうございました!