こんにちは!THE NORTH FACE 浜松佐鳴台店の木下です。
長かった夏も終わり、涼しさが感じられる季節になりました。いよいよ紅葉シーズンの到来です。
今年の夏、ずっと憧れだった「立山黒部アルペンルート」「立山・雄山登山」に、友人とともに挑戦して参りました!
結論から言うと、今回の雄山はとても簡単に登ることができたのですが、日帰りで3000m級の山に登れるという点や、圧倒的な絶景を楽しめる魅力が詰まった立山というエリアをぜひ知っていただきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
夏のある日。浜松市からは遠方で、なかなか足を運ぶことができなかったのですが、念願の立山に挑戦する機会が訪れました。
午前6時、浜松市から約4時間かけて長野県の扇沢駅に到着。
登山出発地点の室堂まではマイカー規制が実施されているため、バスやケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで「室堂」を目指します。
始発の電気バスに乗車し、日本を代表するダムの一つ「黒部ダム」に到着。
広がる大自然と迫力のあるダムに圧倒されつつ、徒歩で次の黒部湖駅を目指します。
黒部湖駅からは、ケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスを乗り換え、出発から約1時間半で室堂に到着しました。
天気は快晴。絶景を前にテンションが上がります。
まずは人気スポット「みくりが池」に寄ってから登山をスタート。
正面に見えるのが日本百名山の「立山」。
ピークは3つあり、左から「富士ノ折立」「大汝山」「雄山」と続きます。大汝山が最高地点ですが、今回は雄山を登ります。
午前9時、いよいよ登山スタートです!
室堂は観光客が多く、私服で来ている方がほとんどでした。しかし、10分ほど進むとゴツゴツとした地面が増え、登山装備が必須となります。
休憩スポットの「一ノ越」までは約1時間。まだ緩やかな斜面ですが、標高は2500mを超え、息が上がります。
標高2500mからは高山病のリスクが上がるため、ペースを上げすぎず、小まめな水分補給を心がけて進みます。
午前10時、約1時間弱で「一ノ越」に到着。ここで椅子に腰をかけ、休憩を取ります。
毎度お馴染みの大好物、塩羊羹を頬張ります。
この塩羊羹はエネルギー源である糖質と塩分を一口で摂取できるため、登山時にはとてもおすすめです。
休憩を済ませたところで再スタート。頂上までは残りわずかですが、ここからは急登が続きます。
一の越から雄山までの登山道では落石も多く発生しているとのことだったため、注意しながら進んでいきます。
後ろを振り返ると絶景が広がり、普段の登山とは一味違った、まるで絵画のような景色を堪能しながら進んでいきます。
※中央やや左にある赤い屋根のエリアが室堂。中央やや右にあるひし形にみえる湖が先ほど見に行った「みくりが池」です。
最後の関門は、ゴツゴツした岩に挟まれた急な斜面。転倒や落石に注意を払いながら通過します。
午前11時、登山スタートから約2時間で立山・雄山の頂に到着しました!
頂上ではラーメンをいただきました。登頂の達成感もあってか、とても美味しかったです。
この日は、午後から天候が崩れる予報が出ていたため、早々に下山を開始しました。
次回は立山三山縦走に挑戦してみたいです!
下山道は、登ってきた道を戻ります。
ゴツゴツした地面に加えて急斜面。安全に怪我なく下山できるように慎重に下っていきます。
何度か滑りそうな場面もありましたが、クレストンのグリップ力に助けられました。ありがとう、クレストン。
険しいエリアを抜けてからはとても歩きやすい登山道になるので、下山はあっという間に感じます。約1時間ほどで室堂に帰ってくることができました。
これで無事に今回の登山は終了です。私にとって初めての富山県&立山黒部アルペンルートでした。
この圧倒的な大自然を味わえる立山は、観光でも登山でもおすすめの山です!
皆さんもぜひ、足を運んでみてください!
おすすめアイテム
最後に、今回使用したアイテムからおすすめをご紹介します。
ノームは、体にフィット感と高い利便性を兼ね備えた登山ザックです。
背面長と取り外し可能なウエストハーネスの長さは簡単に調節でき、様々なアウトドアシーンで活躍します!
同シリーズで18L、28Lも展開していますので、ぜひ参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!