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      2024.11.09

      OSJ KOUMI100 “初100マイル”への挑戦 - 前編 -

      OSJ KOUMI100 “初100マイル”への挑戦 - 前編 -
      • このブログでは、私自身初の100マイルレース「OSJ KOUMI100」の様子をお届けします
        前編となる今回は「レースレポート」を、後編では「装備やアイテム」についてご紹介しますので、ぜひご覧ください。



        目次
        ・レース概要/コース紹介
        ・OSJ KOUMI 100への出場を決めた理由
        ・目標は完走、あわよくば30時間以内
        ・1、2周目/丁寧なペース配分と補給。
        ・ 3周目/過去最長距離に突入。
        ・4周目/ここ(100km)からが勝負所。
        ・5周目/小海の朝焼けに励まされて。
        ・165kmの旅の終わり。

      • OSJ KOUMI 100への出場を決めた理由

        OSJ KOUMI 100への出場を決めた理由は、美しい八ヶ岳の景色の中を楽しく走りたいと思ったこと。そしてMt.FUJI 100への出場を見据え、初めての100マイルレース完走を確実にしたかったからです。
        OSJ KOUMI 100では、4周目からペーサーをつけることができるため、強い気持ちで挑むことができると考えたからです。




        OSJ KOUMI 100 レース概要/コース紹介

        OSJ KOUMI 100は、1周33kmのコースを5周する総距離165km(100マイル)のレースです。
        制限時間は36時間。長野県小海町松原湖スケート場を出発し、八ヶ岳の一座「ニュウ」に登って、再び松原湖へと戻る周回コースとなっています。
        33kmの道のりは、林道、峠道、山道がそれぞれ1/3ずつで構成されています。

      • OSJ KOUMI 100 の特徴

        ・駐車場またはテント場にサポートエリアを設けられる
        ・4〜5周目は、一緒に走ってくれるペーサーをつけることができる
        ・コース上で他の選手とのすれ違いがある
        ・ポールの使用が認められている
        ・100マイルの部門以外にリレー部門がある

      • この特徴以外では、信州八ヶ岳の美しい景色もレースの名物として愛されています。

        秋の澄んだ空気は小海の寒さを物語っていましたが、綺麗な夜空と神秘的な朝焼けを見せてくれました。
        朝日を見た瞬間、「あぁ、走っていて良かったなぁ」と感動しました。

        走りながら撮った写真も掲載しますので、小海の町を走った気分になっていただければ嬉しいです。

      • 目標は絶対に完走。あわよくば30時間以内

        目標として設定したタイムテーブルは以下の通りです。

        ・1周目:5時間
        ・2周目:5時間半
        ・3周目:6時間
        ・4周目:6時間半
        ・5周目:6時間半

        過去のタイムを見ながら、29時間30分でのゴールタイムを設定しました。

      • 1周目と2周目 / 丁寧なペース配分と補給

        心拍数は150以下に保ち、エネルギー消費が過度にならないよう、130〜140で留めることを意識して走りました。

        100マイラーの先輩方からのアドバイスを参考に、温かいものを食べ、固形物を摂取し、補給を怠らないよう心がけました。

        固形物は常におにぎりを持ち歩き、エイドでもらえる味噌汁と一緒に補給しました。

        寒さでお腹を下してしまいましたが、懸念していた胃腸トラブルはなく、エネルギー切れもありませんでした。

      • 3周目 / 過去最長距離に突入

        3周目の中盤から夜パートに入り、10キロ地点の本沢エイドでライトを取り付けました。

        日差しの届かない峠道や沢沿いは一気に冷え込み、持っていた手袋やアームスリーブ、エマージェンシーフーディを身につけ、3度目のニュウへ挑みました。

      • 4周目 / ここ(100km)からが勝負所

        100マイルレースは「100キロ以降がキツい」と先輩に言われましたが、まさにその通りでした。。

        疲労感は不安を煽るため、レース後半はさらに強いメンタルが必要です。

        今回のレースでは、ペーサーの山口さんと会話をしながら進むことができたので、辛い記憶はほとんどありませんでした。

      • 5周目 / 小海の朝焼けに励まされて

        朝露に反射する小海の畑を眺めながら5周目をスタートしました。

        気温は1桁台。カラダへのダメージは相当でしたが、仮眠のおかげで頭もスッキリしていました。

        とても神秘的で綺麗な朝焼けと太陽の暖かさに安堵しながら、「よし、最後頑張るぞ」と気合を入れて走りました。

      • ゴール / 165kmの旅の終わり

        ペーサーの山口さんのおかげで、29時間42分でゴールへ戻ってくることができました。

        レースの思い出を語りながら、最後のロード区間を走る時間はまさに至福のひとときでした。

        ゴール手前では、この2日間エイドでサポートしてくれた父が自転車に乗って駆けつけてくれました。

      • 感謝の気持ち

        100マイルはメンタル的な要素が大きいと実感しました。

        次なる目標であるUTMBやMt.FUJI100があったからこそ、強い気持ちを持つことができました。

        また、現地でサポート・応援してくれた方々の存在が大きかったです。
        ※ブログに掲載している写真も父が撮ってくれたものを使用しています。

        共に走った仲間にも感謝の気持ちでいっぱいです。

      • 次なる挑戦に向けて

        100マイルを振り返ると、準備期間も含めて最高の時間でした。

        次はMt.FUJI 100に挑戦したいと思います。

        大会までの準備期間もトレランの醍醐味だと思っているので、楽しみながら次のレースに向けて準備していきます。

        最後まで読んでいただきありがとうございました。

        次回は、後編のOSJ KOUMI 100 装備・アイテム編でお会いしましょう。ありがとうございました!

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