こんにちは!
THE NORTH FACE 松本店の田中です。
2024年11月に南アルプスの荒川中岳に2泊3日で行ってきました。
今回はその様子を書いていきたいと思います。
鳥倉登山口をスタート
まずは鳥倉林道を歩きます。このあたりでは雪は全くなく、枯れ葉の上を進んでいきます。
三伏峠に到着
歩き始めて約3時間、三伏峠に到着。
三伏峠小屋は既に小屋締めをしており、周りには人は誰もいません。
烏帽子岳に到着
三伏峠から1時間程で烏帽子岳に到着。
空には薄く雲がかかり始めましたが、奥に塩見岳もきれいに見えます。
稜線歩きがスタート
烏帽子岳を越えると、本日の目的地である小河内岳避難小屋に向けて稜線歩きが始まります。
周りの景色を眺めながら歩くことが、山歩きの中で最も気持ちいい時間です。
小河内岳に到着
本日の目的地である小河内岳に到着。
この日は午後から天気が崩れはじめ、周りの景色を見る事ができなかったため、早めに就寝し、明日に備えます。
富士山と日の出
2日目の朝、まだ少し雲はありますが爽やかな朝の中、富士山の横から太陽が登ってきます。
2日目スタート
まずは高山裏避難小屋を目指して出発。ここからは初めての道なので、ワクワクしながら進みます。
途中には、斜めに生えた木があったり、樹林帯に入ったり、ザレ場が出てきたりと変化に富んだ道を進みます。
高山裏避難小屋に到着
ここで水を補給し、本日の目的地となる中岳避難小屋へと向かいます。
結果的に今日はここへと帰ってくることになるのですが、それはまた後ほど。
荒川中岳の麓へ。
このあたりからは雪も増えてきます。風も吹きはじめ、斜面も急になるため、気を引き締めて進みます。
稜線の上に到着
稜線に上がると赤石岳が姿を現します。
いつかこの稜線も歩いてみたいものです。
荒川中岳へ到着
今回の最終目的地となる荒川中岳へと到着。
周りの景色も一望することができます。
中岳避難小屋
本日の宿泊予定地である中岳避難小屋へと到着。しかし明日以降、天気が崩れる予報となったため、先ほど通過した高山裏避難小屋まで急遽もどることにします。
名残惜しいですが、周りの景色を目に焼き付けて下山します。
最終日スタート
昨晩は雪が降り、昨日までとは打って変わって、周りは雪景色となります。
気温も−8℃とかなり冷え込んでいます。
爆風の稜線
青空は見えますが、風がとても強く時折立っていられない程の強風が吹き、慎重に進みます。
最後のチェックポイント
ゴールまで最後のチェックポイントとなる三伏峠へと到着。ここでも2日前とは異なり完全な雪景色となっています。
ここから2時間程下り、無事に登山口へと到着することができました。
まとめ
今回は2泊3日で南アルプスを歩き、素晴らしい景色を見ることができました。時に厳しい天候となる時もありましたが、それも大切な経験です。自然の中では何が起きるか分からないので、しっかりと準備をして臨機応変に対応していくことの大切さを改めて実感することができました。
ウェア紹介
今回の登山で使用したウェアを紹介します。
最後までご覧いただきありがとうございました。