3月になりました。
山は少しずつ雪溶けを始めているでしょうか。
もうすぐトレランシーズンが長い冬を越えて帰ってきます。
4月には Mt.FUJI 100が開催されますね。
大会の概要はこちらからチェックしてみてください。
私は学生時代スポーツをしていたのですが、"ユニフォーム"という言葉の響きやそのモノが好きでした。
"戦闘服" というと大げさですが、袖を通すと 「よしっ、やるぞ!」 と、スイッチが入る感じがして。カッコいい自分に変身できる気がして。
今回は、当店のMt.FUJI 100 出走者におすすめのアイテムを聞いていきます。
同じく出走される方はもちろん、これからトレランを始める方もぜひ、"ユニフォーム" 選びの参考にしてみてください。
100 mileの完走経験のあるStaff 林がおすすめするインサレーションウェアは、Ventrix Trail Jacket です。
携行性の高さと保温性を兼ね備えたジャケット。
体の動きに応じて中綿の切れ込みが開閉し、温めながら換気する画期的なアイテムとなっています。
林「何といってもコンパクトに持ち運べる点が特徴です。加えて約165gと軽くてストレスフリーですし、今季のこのパキッとしたブルーは、レースのモチベーションを高めてくれます。」
常に情熱的な彼にとって、インサレーションの着用機会は少なめではありますが、万が一に備え、携帯もしくはドロップバッグへ入れておくことを検討しているそうです。
Mt FUJI100では途中、エイドでドロップバッグを受け取り、荷物の補充や入れ替えが可能です。
林「着替えや食事など、事前にエイドですることを決めておくことは、良いリスタートを切る肝になります。バッグの中の収納位置まで把握しておくと、焦ることなく心も体も次へ備えることができると思います。」
余談ですが、私は彼とは対称に寒がりなので、夜間走の際はインサレーションを肌身離さず着用します。
タイトめなシルエットですが、腕先から脇下までストレッチが効いており、着心地の良い印象です。
衣服のムレを逃しながら保温するハイスペックアイテムで重宝しています。
数あるシェルの中でStaff 門畑がチョイスするのは、Strike Trail Jacketです。
THE NORTH FACEのランカテゴリーでは定番の防水ジャケットで、3層構造ながらブランド独自開発防水素材 HYVENTを搭載し、軽さ(約125g)としなやかさを兼備しています。
門畑「適度なハリと滑らかな着心地が特徴です。シェル特有のパリパリ感が少ない上に、雨風をしっかりシャットアウトしてくれる、とてもバランスの取れたアイテムで気に入っています。」
よほどの土砂降りでない限りシェルを着ない彼女。
緊急時に備え、普段はパックの中にあることがほとんどだそうです。
KAI 70kでは、パックにTR6を着用予定のミニマリストランナー。
手のひらサイズに収納ができるので、容量を取らない点が魅力的です。
購入してから数年経ち、最近のレースでも使用していますが、特に大きな損傷もなく機能性も問題なしとのこと。
マウンテントレイルin野沢温泉、ITJ完走と、近年の彼女の活躍を陰から支える"ユニフォーム"であることは間違いなさそうです。
KAI 70kに向けたStaff 高橋のおすすめパックはTR10です。
THE NORTH FACEのトレランパックとして、今なお進化し続けるTRシリーズ。
今シーズンからは背中との接触部は保水しにくいモノメッシュ素材に、メインファブリックには加水分解や引き裂きを考慮したコーティングナイロンを使用しています。
高橋「パックというよりベストという表現が合っているのでは?と思うほど"着る"感覚が特徴です。フィット感が高くブレにくいため、様々なレースでTRシリーズを愛用しています。」
夜間を跨ぐミドルレースということもあり、インサレーションウェアの所持がマスト。TR6から10にサイズアップし、容量を確保してレースに挑むそうです。
高橋「補給等で頻度高く出し入れするアイテムは、なるべくフロントポケットに収納し完結させます。エイドに入っても極力ザックを下して中身を入れ替える時間をなくし、休息や補給に費やしたいです。」
昨季は白馬クラシック、FTR秩父&奥武蔵50kとショート〜ミドル間レースを着実にクリア。
マイルールを確立しながらTRを使いこなす様子に、アイテムへの愛着とレースへの闘志が垣間見えます。
トレイルランニングにおいて、身につけるウエアの一つひとつは、モチベーションを高めてくれる存在であり、機能的であることで命の安全を守ってくれる大切な存在です。
ぜひ、THE NORTH FACE Sphereでお気に入りの "ユニフォーム" を探してみてください。
Photo&Edit:Staff Akai
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