こんにちは!THE NORTH FACE Sphere の濱本です。
先月2月に3度目の開催となった「せとだレモンマラソン」のハーフマラソン(21.0975km)に参加してきました。
私自身2023年湘南国際マラソンのフルマラソン出走以来、久々のレースへの参加でしたが、オレンジやレモンの柑橘畑や、しまなみの美しい海を横目にとても気持ちよく走り切ることができました。
今回は、せとだレモンマラソンについて撮影した写真と共に、レースの詳細や会場までの交通手段、そしてレースの見所をご紹介したいと思います。
広島県瀬戸田市にある海に囲まれた島で行われる本大会は、瀬戸田の特産品であるレモンの収穫時期が最も多くなる2月に開催されるマラソン大会です。美しい自然を守るため、マイボール・マイカップを持って走ることがルールとして設けられ、コースは以下の3つがあります!
⚫︎ハーフマラソン(21.0975km)
⚫︎シーサイドラン(9.1km)
⚫︎キッズラン(低学年:1.8km,高学年:3.2km)
柑橘が最も多く取れる高根島を一周した後、後半は海沿いを走ってゴールするというなんとも魅力的なコースに惹かれて、私はハーフマラソンへの出走を決めました!
本大会は受付が前日から開始され、当日は朝10時までに受付しなければならなかったので前泊して向かうことに決めました。
私が宿を探したのは12月頃でしたが既に島の宿は埋まっており、広島空港から1番近い港である三原港の近くで宿を取って当日の朝にフェリーで島へ向かうことにしました!
大まかな交通手段は以下の通りです。
⚫︎東京→広島空港(飛行機)
⚫︎広島空港→三原駅(直行バス)宿に前泊
⚫︎三原港→生口島(フェリー)朝9時に到着!
※広島空港から三原駅までの直行バスは1日4本ほどしか出ておらず、それ以外は少し遠回りして行く手段しかありません、飛行機を取る際は時間帯にご注意ください!
さらに尾道からも生口島までのフェリーが出ているので皆さんの宿の場所や交通手段に合わせて行き方を探してみてください◎
マラソン前日には前夜祭と題して島でのイベントも開催されているので是非とも島での宿泊をお勧めします✴︎
朝9時に到着した島の気温は約5度前後。それでも曇りの予報は外れて、青空が垣間見える良い天気に!晴れ女の力が発揮されたようです。
ゼッケンや計測タグは当日会場にて受付をすることで受け取ることができます。一緒に参加賞のせとだレモンカップも受け取りました。早速レースで使います。
受付を終えたら更衣室で着替え、荷物を預けたらいよいよ開会式へ!
朝10時には開会式がスタートし、参加する多くの方々とみんなで準備体操をしました。
私は念のため持ってきたソフトボトルと、マイカップを携帯することにしました。
結果としてはマイカップだけで充分補給ができましたが、心配な方はソフトボトルにお水を入れて持っていくと安心だと思います◎
島でようやく同じ店舗のスタッフと合流!今回自店から鵜野・髙橋・濱本の3人が出走を決めました◎
当日の昼間の最高気温は7度前後、そして風が強いという予報だったのでタイツや長袖インナー、さらにウィンドジャケットを着用したスタイリングに決めてスタート地点に出発しました。
スタート前には防寒対策のために着る古着をリサイクルとして回収してくれるBRINGスタッフも発見!
着なくなった洋服を防寒着としてスタート直前まで着用できる便利でエコなサービスです◎
スタートはしおまち商店街から始まり、島の皆さんが満面の笑顔でがんばれ〜!という声援に囲まれながらスタートを切ります。
商店街を抜けると、檸檬色の大きな橋を目の前にします。もう既に先頭ランナーが橋を走り抜けるのが見えました。
まずこの檸檬色の橋を渡ってお隣の高根島をぐるっと一周するコース。アップダウンの激しい道が始めにやってきます。
橋に踏み入れると両サイドに海が広がる綺麗な景色が見渡すことができます。
ここを通って、そしてまた帰ってくるまでにどんな景色が待っているんだろうとワクワクしながら橋を渡りました。
橋を渡り終えて高根島へ渡ると緩やかに登り坂を登ります。お家の前で応援してくださる現地の皆さんの声援と共に、ぐんぐん登り坂を進んでいきます。
想像よりも長い登り坂を登った先には大きなトンネルがあり、そこをくぐると待っていたのは、、、
木々の隙間から見えるとても綺麗な海辺を目の当たりにして、思わず足が止まりそうになります。
こんな景色を眺めながら走ることができるって、本当に贅沢なコースです…。
そしてその先からは一気に下り坂!
右に海辺、左に柑橘畑が広がる道を走って行きます。
このマラソンで1番楽しみにしていたのは島で取れるたくさんの品種の柑橘類とみかんジュースまで給水できるというジューシーなエイドステーション。
マイカップに入れてもらうみかんジュースは、あまりのおいしさに2杯もおかわりしてしまいました!水を飲むのが嫌になるほど美味しい…
4品種ほどの柑橘が一口サイズにカットしてあり、想像以上に美味しくて、手が止まりません!!(食べ過ぎ注意です)
高根島をぐるっと一周し終える約10キロ地点では、レモンいなりや煮豚まで発見!
後半最後のエイドステーションにはなんと唐揚げもありましたが、私が行った時点では最後の一口を頂くことができました。しっかり食べたい方は是非スピードを上げて走りましょう。
後半はしまなみの海辺を眺めながら最後の9キロを駆け走ります。
お昼を過ぎた頃の陽にあたる透き通った海面の美しさ。静かな波の音。
こうして自然を感じながら走っていると、疲れを忘れて、ただ自分が心地よく走っている感覚が馴染んできます。
日々のランニングすら2km〜5km程で終えていた私もゆうにその距離を超えて走り続けていました。
それもスタートから一緒にペースを合わせて走り続けてくれた髙橋が居てくれたことも大きかったです…!
最後まで楽しい気持ちで無事にゴール!シーサイドでは折り返してきたランナーと励ましながらあたたかい雰囲気で走り切ることができました。
ファンランナーとして、まだレースに出たことがいないという方にもとてもおすすめしたい大会でした!
完走後は商店街や受付会場がマルシェになっており、大会後の空腹を満たしてくれるブースが沢山出店されていたり、カフェなどもあるので大会後の余韻をゆっくり楽しむことができます。
私は、レース中に食べた中で1番美味しいと感じたレモンのような見た目の甘い柑橘"はるか"と"ネーブル"をしおまち商店街にある八百屋さんで買って帰りました。
不思議と大会が終わると予報だった曇り模様が戻ってきて雨がポツポツと降ってきました。大会に集まる皆さんの活気ある気持ちがきっと晴れた大会にしてくれたのかもしれません。
次は是非2泊3日で瀬戸田レモンマラソンを堪能したいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございます。
当店では各地のマラソンレース・トレランレースに経験豊富なスタッフが在中しております。
ビギナーランナーから上級ランナーの皆さんへ、お困りのことがあれば私達がサポートします。
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