最も高い目標？ゼロです。

ゼロは、ただの数字ではありません。 それは、地球に「負の遺産を残さない」という未来への目標です。

Allbirdsは、ついにゼロを達成しました。 そう、一般的なスニーカー（約14 kg CO2e）と比べても、その違いは歴然。 しかも、後から植林などで相殺するカーボンオフセットには頼らずに、自力でゼロを達成しました。

難しく聞こえるかもしれませんが、温室効果ガスを排出しないことこそ、最もシンプルで効果的な方法なのです。 カーボンフットプリントの計算方法、気になりますか？

秘密のレシピを知りたいですか？

2023年6月27日、私たちはM0.0NSHOT Zeroの画期的なプロトタイプを、グローバル・ファッション・サミットで世界に向けて発表しました。 このサミットは、ファッション業界のサステナビリティを議論する最高峰の国際フォーラムです。

この場で、私たちはゼロを達成する方法も公開しました。 それが、「RECIPE B0.0K」、 ネット・ゼロカーボン・シューズを生み出すためのレシピ本のようなもの。 誰でも自由に使えるオープンソースのツールキットです。

私たちの目標は、ビジネスの力で気候変動を逆転させること。 そのために必要なのは、競争ではなく共創です。 模倣大歓迎！みんなで力を合わせて、一歩ずつ、前に進んでいきませんか？

魔法のウール

ネット・ゼロカーボン・シューズを作るには、素材選びから工夫が必要でした。 そこで私たちは、昔から使われている素材を、新しい方法で調達することを考えました。 その答えが、特別な農法でカーボンネガティブ（温室効果ガスの排出量より、吸収量が多いこと）を実現したウールです。

舞台は、ニュージーランドのLake Hawea Stationという牧場です。 ここでは、高品質なメリノウールを育てながら、地面が炭素を吸収する、夢のような農業を行っています。

炭素を吸収する方法は様々です。 在来植物を植えたり、森を守ったり、新しい牧草を育てたり。 自然を豊かにしながら、空気中の炭素を減らす工夫を続けています。

ミニマルが一番

Allbirdsは、シンプルさの中に美しさを見出します。 M0.0NSHOT Zeroはその哲学を、最も的確に表現した一足です。

環境負荷を最低限に抑えるには、カーボンネガティブな（二酸化炭素の排出量より吸収量が多い）素材を最大限に活かす必要がありました。 そこで鍵となったのが、再生型農業により調達されたウールです。

私たちは、このウールをシューズ全体に使用することで、靴のライフサイクルにおいて、特に多くの二酸化炭素を排出する部分に着目して、カーボンゼロを実現しました。

甘～いミッドソール

SuperLightミッドソールフォームは、約70%が天然素材で作られています。 その多くはカーボンネガティブ、つまり、作れば作るほど二酸化炭素を吸収してくれるサトウキビ由来の素材です。

従来のミッドソールフォームは、たいてい石油から作られていました。 Allbirdsでは、石油系合成樹脂の使用を最小限に抑え、地球にやさしい天然素材を採用。 しかも、驚くほど軽く、しっかりと足を支えてくれます。

天然素材の力を借りて、足にも地球にもやさしいミッドソールを実現しました。

Less Is More

M0.0NSHOT Zeroは、ただの新しいシューズではありません。未来に残る、大きな一歩です。

生産数はわずか500足。 Allbirdsの一部店舗で販売され、それぞれに固有の製造番号が刻まれています。 これは、歴史的な挑戦の証です。

これは世界初の試みかもしれません。でも、ここからが始まりです。 この1歩は、Allbirdsのためだけでなく、シューズ業界全体にとって重要なものとなると信じています。

どこで買えるの？

M0.0NSHOT Zeroは、世界5都市の店舗のみで発売します。

ニューヨーク（NYC）― Allbirds SoHo
ロンドン（London）― Allbirds Covent Garden / Selfridges
ドバイ（Dubai） ― Allbirds Dubai Mall
ソウル（Seoul） ― Allbirds パルナスモール店
東京（Tokyo）：2025年4月5日 ― Allbirds 丸の内