URBAN EXPLORATION

ネットワーク環境が充実したことでオフィスでなくても仕事が捗る昨今、電子機器のポータビリティが進み、
持ち歩くガジェットの数が年々増えてきているに違いない。
そんなライフスタイルの変化から生まれたのが、このGadget Hangarシリーズだ。
航空機を風雨や砂塵から守る格納庫という意味を持つ“Hangar”をネーミングに用いたのは、ウォレットやパスケースはもちろんのこと、
シリーズ最大容量のGadget Hangar Coatを筆頭にタブレット端末まで収納できるところから。
大型の収納だけではなく、イヤホンコードやペンなど細かいツールも整理して収納することができる。
ちょっとした移動であればバッグ要らずとなるこのシリーズは、ノマドな生活を送る現代人に向けたもの。

アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性というふたつの軸で構成されるURBAN EXPLORATION。
そして、このRollpack Journeysシリーズこそが、ビジネスシーンを含む旅に適したミニマルでシンプルな機能ウェアを追求する
「Departure」のシーンを表すキーワードとなっている。
THE NORTH FACE独自のスーパーライトクロスを使用し、製品染めを施したことによりヴィンテージのような風合いを演出。
“Rollpack”の名の通り、ウェアに備え付けられたロールパック用のポケットに丸め畳むことでコンパクトに収納すれば旅先でもかさばらず、
また、普段のバッグに忍ばせておけば、急な天候の変化にも対応できることだろう。

アウトドアフィールドで培われた機能合理性をもとにウェア作りを追求した結果、辿り着いたのは人間工学に基づくパターン設計。
今季のコレクションのテーマとなっているそんな“Science of Movement”のマインドは、
都市生活者に向けたこのURBAN EXPLORATIONにも確実に落とし込まれている。
機能性と審美性を追求、タイトなシルエットにも関わらず、窮屈さを感じないような独自のカッティングやアームホールは、
人体工学に基づく立体裁断から成る。
そんな繊細な服作りは、日本におけるTHE NORTH FACEのクリエイションを一手に担うゴールドウインテクニカルセンターが長年培ってきた、
仕様・設計開発や縫製技術と作り手の想いの賜物である。

ミニマルなデザインに、いかにして越冬できる機能を搭載するか。都市型のクリエイションを行うURBAN EXPLORATIONは、
他のコレクションにはない機能と審美性の両立を高次元で追求する。
ヘビーアウターとしてラインナップするSkyscraper CoatとWS Down Shell Coatでは、
防風性に長けた表地に保温力もありながら蒸散性にも富んだ光電子®中わたで冬特有の快適性を。
そして2015年秋冬モデルからのアップデートであるMaster Hooded Coatや、新たに薄手の防水透湿素材を用いたLightning Coatを提案する。
薄さにもこだわったレイヤー素材で防水・防風性能を志向。アーバンライフに置いても着用できる必要最低限の機能、
そんなこだわりは留まることを知らない。

軽量なトラベルモデルを求めるユーザーの声に応える形で誕生したGlamシリーズは、
テクニカルパックなどでも使われる薄手の70デニール素材に、
表面にシリコン、裏面にポリウレタンのコーティングを施したファブリックを採用。
独特のハードタッチ感を与えた素材により、荷物が少ない時でも型崩れしづらく、スムーズな出し入れを見事に実現する。
Glam DuffelやGlam Daypack、Glam Toteに付属するスタッフサックはジッパーで開閉でき、アクセサリーなどの収納ケースとしても利用可能。
シンプルかつクリーンなデザインのこのシリーズは、デイリーユースはもちろんのこと、
旅行時のサブバッグやオーガナイザーアクセサリーとして幅広いシーンで活躍してくれるはず。